PS3Hen一覧

GameGaz Daily 2020.4.10

●GitHubで、MenosGrante氏がAndroidデバイスを使ってNintendo SwitchでFusée Geléeペイロードを起動することができるペイロードランチャーRekado 4.0をリリースしていました。事前にインストールされているペイロードの更新機能を追加(そのためバージョン表記が増えた)したことや、需要がなかったらしいペイロードの非表示機能の削除などが変更点です。

●GitHubで、AtlasNXチームのNicholeMattera氏がNintendo SwitchのCFWを最新版のKosmosを使って自動アップデートすることができるユーティリティKosmos Updater v3.1.0をリリースしていました。更新チェックにKosmos Build ServerではなくGithub APIを直接使うようにしたことが変更点です。

●GitHubで、RetroGamer74氏がNintendo Switch向けのカスタムファームウェアを選択して起動するブートマネジャーRetroReloaded Pro 1.10をリリースしていました。オー-バーレイでの不具合修正が変更点です。

●GitHubで、NicholeMattera氏がFPSゲーム『Doom』のDOS版オリジナル(Vanilla:バニラと呼ばれている)をそのままSwitchに移植したChocolate(チョコレート) DOOM(Chocolate Doom NX)に追加する形で他のDOOMのゲームを選択できるようにしたChocolate Doom向けのWADマネージャーChocolate Doom Launcher v1.1.1をリリースしていました。更新チェックにKosmos Build ServerではなくGithub APIを直接使うようにしたことが変更点です。

●GitHubで、theheroGAC氏がPS3の温度に応じてファンの速度を管理してくれるユーティリティControl Fan Utilityの非公式アップデート版Control Fan Utility v4.86 Unofficialをリリースしていました。CFW 4.86 CEXのサポートが変更点です。

●PSX-Placeで、PS3Xploit Teamのesc0rtd3w氏がPS3でHomebrew起動を可能にするPS3HENで公式には非サポートという条件でNoPSNやカーネル/VSHパッチを追加した独自のビルド版PS3HEN Alternate Buildsをリリースしていました。

●GitHubで、Cpasjuste氏がVita/Switch向けのエミュレータpEMU v4.3(pFBN / pSNES 4.3)をリリースしていました。不具合修正などが変更点です。

●CBPS Forumsで、cuevavirus氏がPS Vita TVでHDMI出力をPS Vitaのネイティブ解像度である960×544にして出力することができるカーネルプラグインSharpscaleの更新版をリリースしていました。一部PS1ゲームで1080iだと黒味になる不具合修正などが変更点です。バージョン表記付けて欲しいですね。


GameGaz Daily 2020.4.3

●PSX-Placeで、PS3Xploit Teamのesc0rtd3w氏がPS3でCFW化ができなかったnonCFWモデル(後期SlimモデルおよびSuperSlimモデル)でもHomebrew起動を可能にするHomebrew Enabler PS3HEN v3.0.1をリリースしていました。4.86リリース後に開発中であり近くリリースすると告知されていたものです。4.86 HFWがサポートされました。4.84/ 4.85/ 4.86 HFWのみがサポートされています。(オリジナルとも言える4.82はPS3HEN v3.0.0でサポート対象外になっています。)

●ツイッターで、Nathanr3269氏(=Evilnat氏)がCFWをインストールしたPS3でバージョン偽装を利用することによりPSN/SENへ接続できる設定を有効化/無効化することができるユーティリティSEN Enabler v6.2.6をリリースしていました。CFW 4.86 CEXおよびRebug 4.86.1 LITEのハッシュサポート追加が変更点です。

●Redditで、Electry氏がDiscordのRich Presence機能(プレイ中のゲームの情報を表示する機能)で表示するゲーム情報をPS Vitaでプレイ中のゲームに切り替えることができるVitaのカーネルプラグインおよびWindows向けクライアントユーティリティVitaPresence v1.0.0をリリースしていました。プラグイン(VitaPresence.skprx)をVitaにインストール(config.txtは*KERNELに記述)し、VitaはWindows PCと同一ローカルネットワークに置いておく必要があります。
実はSwitchにSwitchPresence-Rewritten(最新バージョンはv1.7)というシステムモジュールおよびアプリケーション(Switch側)とクライアントアプリケーションがあり、Electry氏曰く「SwitchPresence-Rewrittenにインスパイアされた」としています。
VitaPresence

●CBPS Forumsで、cuevavirus氏がPS Vita TVでHDMI出力をPS Vitaのネイティブ解像度である960×544にして出力することができるカーネルプラグインSharpscaleをリリースしていました。ちょっと意味が伝わりにくいと思いますが、720pでは960×544に黒額縁付けて、1080iでは1920×1088にアップスケールし垂直解像度を8行トリミングして1920×1080にします。比率がきっちり16:9になるので1440pや4Kも可能になります。
configには
*KERNEL
ur0:tai/sharpscale.skprx

と記載します。

●Dean氏が、PS3/Linux/macOS/AndroidなどのデバイスをホームシアターにすることができるユーティリティMovianの非公式版movian v5.0.616をリリースしていました。

●IGN JapanでマイクロソフトのXbox部門最高責任者Phil Spencer氏が新型コロナウィルスの影響で発売が遅れる可能性が指摘されているXbox Series Xについて予定通りの発売を目指しており、現時点で「プランB」(代替案)はまだ考えていないと語ったことを伝えていました。ただし何が起こるかわからない不確かな状況であることも認め、開発チームの安全と健康を最優先と語っていることから計画変更の含みも持たせています。少量でも生産ができているなら予定通り年末商戦機に発売する可能性はあるかもしれませんが、そもそも世界的に経済が破綻していて年末商戦(ホリデーシーズン)自体吹っ飛んでいるかもしれません。

●ツイッターで、yellows8氏がNintendo Switchのシステムアップデートをns:suサービスでインストールするnssu-updater 1.0.0とカスタムプロトコルを利用してSwitchのコンテンツをネットワーク経由で転送することができるcontents-delivery-manager v1.0.0をリリースしていました。

●GitHubで、RocketRobz氏がニンテンドー3DSでFlashcartなしにndsファイル(バックアップファイル)をSDカードから起動することができるユーティリティnds-bootstrap v0.32.0をリリースしていました。12MB(DSi)/ 28MB(3DS)のROMをRAMにロードする設定の再追加などが変更点です。

●GitHubで、RocketRobz氏がDS/DSi/3DS/2DS向けのオープンソースメニューTWiLightMenu++ v13.0.0をリリースしていました。DSモードでDSi拡張カートリッジが起動できるようになったことや、WiLight Menu++起動時にSDカードにソフトリセットパラメータファイルが存在する場合最後に起動したDS(DSi)ゲームを起動するようにしたことなどが変更点です。

●GitHubで、The Citra Teamのweihuoya氏が3DSエミュレータCitraを非公式にAndroidに移植したCitra for Android 20200402をリリースしていました。

●GitHubで、Cpasjuste氏がアーケードエミュレータPFBA(Portable Final Burn Alpha)をVita/Switch向けに移植したpFBN 4.2をリリースしていました。config.cfgのROMのパスが正しく読み込めないといった不具合の修正などが変更点です。

●GitHubで、Reicastチームのskmp氏がマルチプラットフォーム向けのセガDreamcastエミュレータReicast r20.04をリリースしていました。ウィンドウサイズ保存時の縦サイズチェック追加などが変更点です。

●GitHubで、vvanelslande氏がCitraをベースにしたWindows/Linux(Ubuntu)向けニンテンドー3DSエミュレータvvctre 20.1.0vvctre 20.2.0vvctre 20.2.1をリリースしていました。初期設定画面でコントロールタブにファイルのロードとセーブのボタンを追加したこと(20.1.0)やData FolderをUser Folderと名称を変更したこと(20.2.0)、不具合修正(20.2.1)などが変更点です。


GameGaz Daily 2020.4.2

このご時世エイプリルフールネタは自粛っぽい流れだったので、昨日はマジで自粛してみましたよ。

と言うことで、今日は昨日公開しなかった分も含んでいますので量が多いです。

●ツイッターで、esc0rtd3w氏が4.86 HFWでPS3HENをテスト中で、まもなくPS3の4.86に対応したPS3HENをリリースすると発表していました。

●Team Rebugが、PS3 4.86ファームウェアをベースにしたDEX(デバッグファームウェア)の機能がないCobra機能付きCEX(市販のPS3)専用カスタムファームウェアRebug 4.86.1 LITEをリリースしていました。PS3のシステム情報表示やNORMAL/REBUGシステムモード切替、LV1パッチ選択、QA flagの有効化などを行うことができるユーティリティRebug Toolbox 2.03.04も合わせてリリースされています。
Rebug

●PSX-Placeで、Louay氏がPS3 4.86ベースのカスタムファームウェアAnonymous 4.86 Standard CFWを開発することを公表していました。とりあえずスタンダートなものから始めるそうです。過去にはECDSAチェック(署名チェック)を無効化した改造公式ファームウェアAnonymous DB HFW(Dualboot Hybrid Firmware)やCobraエディションもリリースしているので、いずれリリースされる可能性があります。

●wololo.netで、Xerpi氏がWindows/ macOS/ UNIX/ Android/ iOSプラットフォーム向けPS2エミュレータPlay!Vitaへ移植したデモ動画を公開したことを伝えていました。デモなのできちんと動いているように見えますが、Play!をVitaで動かせることを示した事実はあるものの、市販ゲームのバックアップはスペック的にまともに動かない可能性が高そうです。

●GitHubで、Freakler氏がVitaの各種情報をVita上で表示することができるユーティリティvita-Fingerprint v0.02をリリースしていました。3年半近くアップデートされていないVITAidentからの置き換えを目指しているそうです。現在はプレビュー版となっています。
vita-Fingerprint

●ツイッターで、x_force_505氏が4.85CFW/HENのPS3で最新バージョンが4.86になってしまった今でもアップデートを回避してオンライン接続することができるユーティリティPS3 Online Fixをリリースしていました。mulitMANやFTPで/dev_hdd0にPS3 Online Fixをダウンロードして解凍した中にあるps3-updatelist.txtを配置してPS3を再起動するだけです。

●GitHubで、Graphene氏がVitaのCPUのアフィニティマスクを変更することでパフォーマンスを向上させることができるカーネルプラグインAffinity Changer v2.0をリリースしていました。今回からプラグイン化されました。

●ツイッターで、CTCaer氏がNintendo SwitchのブートローダーhekateのGUI版であるNyxの次期バージョンNyx 0.9.0のプレビュー版を公開していました。


[追記]
エイプリルフールネタでした。ダマされました。大変失礼しました。(yyoosskさん情報ありがとね)

●GBATempで、Jonhyjp氏がNintendo Wii Uでゲームやネット接続なしでMocha CFWやHaxchiなどのCFWを起動できるようにするユーティリティIndexiineをリリースしていました。準備がちょっと面倒そうですが、最終的にはWii Uのブラウザアイコンを選択するだけでCFWやHomebrewが起動できるようです。Wii Uの5.5.2以降でないとexploitが発動しないため使えません。

●GBATempで、GaryOderNichts氏がWii UのIOSU exploitを使って起動しIndexiineをインストールすることができるユーティリティIndexiine installer v1をリリースしていました。
Indexiine installer

●GitHubで、Murasaki64氏が3DSのFBIにあるQRコードインストール機能で利用するためにローカルPCにあるSwitch向けファイルのQRコードを生成することができるWindows向けユーティリティPoyoInstaller v3.0.0をリリースしていました。NSP/XCI/NSZ/XCZに対応したことやメインメニューでのドラッグアンドドロップをサポートしたこと、管理者権限が不要となったことが変更点です。
PoyoInstaller
[追記]
PoyoInstaller v3.0.1がリリースされました。PoyoInstallerの終了ボタンはアプリ自体を終了せずバックグランドには残るようにした(実際の終了はALT+F4)ことが変更点です。

●GitHubで、MrHuu氏がアクションRPGゲームの名作DiabloのPC移植版DevilutionXをベースにしてNintendo 3DSへ移植したDevilutionX for 3DS​ v1.0.1をリリースしていました。バージョン表記を変えただけっぽいです。

●GitHubで、KirovAir氏がファミコンやスーパーファミコン、ゲームボーイ、メガドライブなどのレトロゲームを含むTwilightMenu++が対応しているゲーム機のパッケージアイコン画像(ボックスアート)を簡単にダウンロードすることができるWindows(exeファイル)/MacOS・Linux(ターミナルから実行)向けユーティリティTwilightBoxart 0.7をリリースしていました。最新のTwilightMenu++がサポートしている1:1正方形画像を使用(そのため旧バージョンとの互換性なし。TwilightMenu++のバージョンが古い場合はTwilightBoxart 0.6を使って下さい)したことなどが変更点です。

●ツイッターで、Citra Emulatorチームが3DSエミュレータ Citraの最新リリースでnew3DSタイトルをサポートすることを発表していました。
Citra new3DS support

●GitHubで、vvanelslande氏がCitraをベースにしたWindows/Linux(Ubuntu)向けニンテンドー3DSエミュレータvvctre 19.0.0vvctre 19.1.0vvctre 20.0.0をリリースしていました。初期設定ウィンドウの追加(19.0.0)やサウンドモード設定の追加(19.0.1)、Citraマージ(20.0.0)などが変更点です。
vvctre initial configuration window