NYX一覧

GameGaz Daily 2020.5.6

●GitHubで、CTCaer氏がNintendo Switch向け多機能ブートローダーとなるbootloader/package1のリプレイスペイロードhekate – CTCaer mod v5.2.1 & Nyx v0.9.1をリリースしていました。hekateはemupath keyの不具合修正(これでconfigによるemuMMC切り替えがちゃんとできるようになった)やファイルベースemuMMCがRAWとほぼ同等の速度になったことなどが、Nyxはカラーアイコンのサポートなどが変更点です。全体的には前バージョンのhekate v5.2.0 & Nyx v0.9.0のバグ修正版です。

●GitHubで、WerWolv氏がNintendo SwitchでNRO形式のHomebrewをロードして実行するHomenrewローダーnx-hbloaderをベースにSwitchのオーバーレイファイル(OVL)をロードできるようにシステムモジュール化したnx-ovlloader v1.0.6をリリースしていました。9.0.0未満では非対応のため起動しないようチェックする機構が前バージョンでなくなっていたために再度追加したことが変更点です。

●GitHubで、Team AtlasNXのtumGER氏がNintendo Switch向けのペイロードhekateやAtmosphereを実行するために必要なファイルをまとめたオールインワンパッケージツールKosmos v16.1をリリースしていました。最小構成版のMinimal-Kosmos-vX.X.X.zipを配布するようにしたことやHekate、Nyx、nx-ovlloaderのアップデートなどが変更点です。

●GitHubで、Reisyukaku氏がNintendo SwitchのカスタムファームウェアReiNX v3.0をリリースしていました。9.x – 10.xのサポートが変更点です。久しぶりのアップデートでようやく10.xサポートです。

●GitHubで、badda71氏がAmiga 500エミュレータUAE4ALLをNintendo 3DSに移植したuae3DS v0.3.1をリリースしていました。エミュレーションの動作が早すぎる不具合の修正などが変更点です。

●Libretroチームが、マルチプラットフォームのマルチシステムエミュレータRetroArch 1.8.6をリリースしていました。PSL1GHTツールチェーン(PS3の開発環境)への移植などが変更点です。

●GitHubで、vvanelslande氏がCitraをベースにしたWindows/Linux(Ubuntu)向けニンテンドー3DSエミュレータvvctre 30.3.0をリリースしていました。vvctre 30.1.1とvvctre 30.2.0は割愛します。フル画面起動のパラメータ追加や不具合修正などが変更点です。

●PSXHAXで、Backporter氏がPS4のダイナミックテーマ作成のために*.tga *.png *.jpgフォーマットのファイルをDirectDraw Surface (.dds)フォーマットに変換することができるWindows向けユーティリティDirectDraw Surface (DDS) Converter(TGA-PNG-JPG-TO DDS) 1.0をリリースしていました。
ダイナミックテーマ作成方法についてはyyoossk氏がブログで「PS4 ダイナミックカスタムテーマ作成方法 」記事を公開していますので興味のある方はご参照下さい。

●CBPS Forumsで、cuevavirus氏がPS Vita TVでHDMI出力をPS Vitaのネイティブ解像度である960×544にして出力することができるカーネルプラグインSharpscale 2020-05-05 v1.3.0をリリースしていました。ラージフレームバッファサイズを有効にできる設定を追加したことが変更点です。

●GitHubで、RocketRobz氏がニンテンドー3DSでFlashcartなしにndsファイル(バックアップファイル)をSDカードから起動することができるユーティリティnds-bootstrap v0.35.0をリリースしていました。ゲームの互換性向上などが変更点です。

●GitHubで、RocketRobz氏がDS/DSi/3DS/2DS向けのオープンソースメニューTWiLightMenu++ v15.0.0をリリースしていました。Wood U以外のテーマに12時間制の時計を実装したことなどが変更点です。


hekate v5.2.0 & Nyx v0.9.0 by CTCaer Kosmos v16.0もリリース

GitHubで、CTCaer氏がNintendo Switch向け多機能ブートローダーとなるbootloader/package1のリプレイスペイロードhekate – CTCaer mod v5.2.0 & Nyx v0.9.0をリリースしていました。リリース2周年を記念したビックアップデートになっています。

Hekate_ipl_mod

今回は細かく書くと書き切れないほどの改良が施されています。概要は以下です。
・10.0.2サポート
・SDMMCドライバー改善・高速化
・ディスプレイインターフェースドライバー更新
・ノーマル状態のFSドライバーチェックによるCFW起動でのブラックアウト回避
・ファイルベースemuMMCがRAWパーティション同様高速化
Nyx v0.9.0ではSDカードパーティションマネージャー追加で
・2 emuMMC + Linux + Androidの最大4つまで起動
・タッチ操作不可に備えてのJoy-Conサポート

かなり機能が強化されている印象です。
Hekate520-1

Hekate520-2

Hekate520-3

Nyx_SD-partition-manager
→→→この記事の続きを読む


GameGaz Daily 2020.4.15

●Cybermoddingで、Aldo Vargas氏がPS3 4.86をベースにしてCobra機能を実装したカスタムファームウェアFERROX COBRA 4.86 v1.00をリリースしたことを伝えていました。

●CBPS Forumsで、xerpi氏がTheFloW氏と共 VitaのネーティブアーキテクチャARMとPSP(エミュレータ)のアーキテクチャMIPSが通信するために利用するプロトコルSceCompatの解析作業をしていることを報告していました。

●GitHubで、CTCaer氏がNintendo Switch向け多機能ブートローダーとなるbootloader/package1のリプレイスペイロードhekate – CTCaer mod v5.1.4をリリースしていました。hekateのGUIであるNyx v0.8.7もあわせてリリースされています。10.0.0のサポート(emuMMCも10.0.0サポート)やバッテリー容量が少ないと起動時に空のバッテリーアイコンを表示機能の追加等が変更点です。Nyx v0.8.7ではタッチパネルハードウェアテストが追加されています。
空のバッテリーアイコンが表示された場合、充電しないと15秒後に電源が切れるので、充電すればある程度の充電量で起動するようになっています。VOL- と VOL+ の同時押しでこの機能をバイパスできますが、本当にバッテリー切れの場合は早急に充電した方が良いでしょう。

●GitHubで、suchmememanyskill氏がNintendo SwitchのSDカードへのemuMMC用パーティション作成も可能なペイロードベースのファイルマネージャーTegraExplorer 1.5.1-hotfixをリリースしていました。BISダンプの不具合修正と合わせて10.0.0サポート追加が変更点です。

●GitHubで、 jimzrt氏がNintendo Switchから暗号鍵を抜き出すペイロードLockpick_RCMをベースとして個人情報があるprodinfoを復号化し情報を削除改変して再暗号化することができる、個人情報を削除するIncognitoと同様の機能を持つAtmosphere/SX OS向けペイロードIncognito_RCM v0.6.2をリリースしていました。10.0.0のサポートが変更点です。

●GitHubで、 fincs氏がNintendo SwitchでNRO形式のHomebrewをロードして実行することができるHomenrewローダーnx-hbloader v2.3.1をリリースしていました。libnx v3.1.0でのビルドなどが変更点です。

●GBATempで、RocketRobz氏がNintendo DS向けSEGA Genesis/メガドライブエミュレータPicoDriveDSをベースに、Nintendo DSiやDSの拡張メモリをサポートするなどした改良版PicoDriveTWL v2.0.2をリリースしていました。
PicoDrive TWL

●GitHubで、vvanelslande氏がCitraをベースにしたWindows/Linux(Ubuntu)向けニンテンドー3DSエミュレータvvctre 25.16.0をリリースしていました。Citra本体のマージなどが変更点です。

●GitHubで、ONEluaチームのDevDavisNunez氏がPS Vitaのプラグインをux0またはur0(SD2VITAを使用している場合)にワンクリックでインストール/アンインストールすることができるユーティリティAutoPlugin II v1.04をリリースしていました。プラグインはur0:tai/config.txtだけにインストールされるようにしたことや、再起動不要のユーザーモードのプラグイン用にconfig.txtをリロードできるようにしたこと、プラグインリストをL(アルファベット順)/R(セクション順:KERNEL/mainなど)でソート方法を変えるようにしたことなどが変更点です。

●GitHubで、Joel16氏がニンテンドー3DS向けのGUIファイルマネージャー3DShellをNintendo Switchに移植したNX-Shell v3.00 (BETA)をリリースしていました。今回はフィードバックを受けるためにビルドして配布するベータ版で、一部機能は実装されていませんが、今後そのまま廃止される可能性もあるそうです。

●GitHubで、SKGleba氏がPS Vita lv0セキュアカーネルのsyscall 6にパッチをすることでファームウェアのバージョンチェックなどを取り除き最新版のゲームを古いファームウェアでプレイすることなどを可能にするカーネルプラグイン0syscall6 v1.3をリリースしていました。ほぼ見た目の変更だそうで、レジュームのシステムイベントの処理最適化やHFWユーザー向けのバージョン情報追加が変更点です。