ShallowSea一覧

GameGaz Daily 2021.10.12

●任天堂が、Nintendo Switch(有機ELモデル)に関するサポート情報を追加し、Q&A(よくあるご質問)でNintendo Switch本体(有機ELモデル)は旧型のドックにも差し込むことができ、従来のNintendo Switch本体 [HAC-001]も、両方のNintendo Switchドックを使うことができることを公表していました。ということは有線LANも使えることになりますが、残念ながら新型用のドックは単品販売されていません。
Switch OLED with old Dock
[追記]
くろねこさんから、新型用のドックは任天堂パーツ販売で販売されているとの情報をいただきました。補修部品扱いだと思いますが、パーツとしては購入可能でした。マイニンテンドーストアでの販売はされていません。以前ファミ通の取材で新型のドックの単品販売は予定していないことになっているので、販売店の店頭でも販売はされていないと思います。

●GitHubで、DRok17氏がPS VitaのLiveAreaから簡単にHomebrewを起動するためのショートカットをインストールすることができる1upus氏のQuickLaunch Installerを改良したQuickLaunch Installer v1.4をリリースしていました。アプリ内カスタマイズのためのメニュー編集機能追加などが変更点です。

●GBATempで、faithvoid氏がFPSゲーム『Quake III Arena』のフリーウェア版である「ioquake3」とそのクローンである『OpenArena』の両方のコードを利用してNintendo Switchに移植したOpenArenaNX v0.75をリリースしていました。fgsfdsfgs氏のioquake3-nxとの違いは、ioquake3-nxが起動に有料の『Quake III』が必要なことに対して完全無料バージョンであることだそうです。
OpenArenaNX

●GitHubで、carcaschoi氏がNintendo SwitchのカスタムファームウェアAtmosphereを中心に必要なものをすべてSDカード内に用意することで機能的に内包するような形にしたカスタムファームウェアオールインワン詰め合わせセットShallowSea v2.4.6をリリースしていました。ldn_mitm v1.10.0への更新と60fpsパッチの追加が変更点です。

●GitHubで、RocketRobz氏がニンテンドー3DSでFlashcartなしにndsファイル(バックアップファイル)をSDカードから起動することができるユーティリティnds-bootstrap v0.49.1をリリースしていました。SDK2とSDK5のゲームに使うドナーROMを不要にしたこと(Flashcart経由の場合は必要)などが変更点です。

●GitHubで、RocketRobz氏がDS/DSi/3DS/2DS向けのオープンソースメニューTWiLightMenu++ v22.2.0をリリースしていました。exploitとなるDSiウェアやシステムアプリなしでDSiWarehax環境においてTWiLight Menu++を起動できるようにするLimited Mode(限定モード)をTWLMenu++の設定に追加したことなどが変更点です。

●ツイッターで、RyujinxチームがNintendo SwitchエミュレータRyujinxで10月8日(金)に発売されたばかりのNintendo Switch向けタイトル『メトロイド ドレッド』が発売初日から十分なスペックのPCなら4K/120fpsでプレイ可能だったと報告していました。TVモードで高解像度にすると出力がピクセルドット化するので、その場合はMODを使うか携帯モードにすると解消するそうです。yuzuもRyujinxも『メトロイド ドレッド』則プレイ可能だったことはエミュレーションの正確さを物語っています。

●Switchエミュレータyuzu開発チームがNintendo Switchエミュレータ2021年9月のyuzu開発状況進捗レポートを公開していました。TAS(Tool Assisted Speedrun)という入力を記録してリプレイ再生できる機能をサポートしたことなどが盛り込まれたそうです。


GameGaz Daily 2021.10.3

●GitHubで、XITRIX氏がMoonlight(NVIDIA GameStreamというNVIDIAが公式に用意したNVIDIA SHIELD向けストリーミング機能を汎用デバイスで使用できるようにしたオープンソースアプリケーション)をNintendo Switch向けに移植したMoonlight-Switch v0.9をリリースしていました。Favoritesタブの追加やオーディオレイテンシーの削減などが変更点です。

●GitHubで、fincs氏がNintendo SwitchでユーザーモードHomebrewを開発するための開発者向けライブラリlibnx v4.2.0をリリースしていました。13.0.0以降で導入されたSVCの追加やhidsys/hiddbgのサポートなどが変更点です。

●GitHubで、dezem氏がSDカードやPC(PCに接続したUSBストレージ含む)からNSP、NSZ、XCI、XCZをインストールすることができるユーティリティAtmoXL-Titel-Installer 1.5.4をリリースしていました。韓国語のサポートなどが変更点です。

●GitHubで、Hartie95氏がNintendo SwitchでオーバーレイメニューTeslaを使って異なるペイロードでSwitchを起動させることができるユーティリティfastCFWswitch v1.3.0をリリースしていました。より安全な方法でリブートするようにしたことが変更点です。

●GitHubで、fincs氏がNintendo SwitchのNvidia Tegra X1プロセッサー向け3DグラフィックAPIdeko3d v0.4.0をリリースしていました。DkProvokingVertexの追加などが変更点です。

●GitHubで、wavemotion-dave氏が日本ではバンダイが発売したアメリカのマテル社の家庭用ゲーム機インテレビジョンのNintendo DS/DSi向けエミュレータNINTV-DS v2.0bをリリースしていました。コマンドラインからのローディングの改良や初期ローディングの改善による高速化などが変更点です。

●GitHubで、borntohonk氏がNintendo SwitchのAtmosphereでタイトルマネージャーTinfoilをネイティブサポートすることを目的としたモディファイ版カスタムファームウェアNeutOS 1.1.1-99c74469e-neutosをリリースしていました。hekateを更新したようですが、変更履歴きちんと書いてないのでそれ以外あっても分かりません。

●GitHubで、carcaschoi氏がNintendo SwitchのカスタムファームウェアAtmosphereを中心に必要なものをすべてSDカード内に用意することで機能的に内包するような形にしたカスタムファームウェアオールインワン詰め合わせセットShallowSea v2.4.5をリリースしていました。hekate v5.6.3へのアップデートが変更点です。

●Engadget 日本版で、任天堂がゲームのプレイ状態を複数保持しておいて、中断したところからすぐ再開できるXbox Series Xのクイックレジューム機能に似た特許を出願したことを伝えていました。ただし高速SSDが前提のXbox Series Xのクイックレジューム機能と同等の機能をSwitchのeMMCで実現することは難しいため、次世代機向けないしは単に特許だけ取得しただけでSwitchに実装する機能ではない可能性が高そうです。

●GitHubで、RawBOT氏がテキストファイルをVitaのマニュアルとして使用するのに適したPNGファイル(001.png、002.png等)に変換することができるPythonスクリプトおよびWindows向けユーティリティText to Vita Manual Converter(txt-to-vita-manual) v1.2をリリースしていました。
txt-to-vita-manual-1
txt-to-vita-manual-2

●GitHubで、THZoria氏がNintendo SwitchのカスタムファームウェアAtmosphereを中心に、勝手なブートロゴなどを付けないようにしたカスタムファームウェアオールインワン詰め合わせセットPack Atmosphere Vanilla(AtmoPack-Vanilla) 2.0.8をリリースしていました。hekate 5.6.3 /Nyx 1.0.8更新に伴うリリースです。


GameGaz Daily 2021.10.1

●GitHubで、GaryOderNichts氏がNintendo Wii Uに他のゲーム機用のBluetoothコントローラーをWii U Proコントローラーと同じようにペアリングして接続することができるユーティリティBloopair v0.2.0をリリースしていました。内部ペアリングプロセス見直しで接続の安定性を向上させたことなどが変更点です。

●GitHubで、blawar氏がNintendo SwitchにNSP/ NSZ/ XCI / XCZファイルをインストールすることができるユーティリティTinleaf Installer 1.4.5をリリースしていました。ストレージの不具合修正が変更点です。

●GitHubで、mrdude2478氏がSDカード/USB/LAN/HDD(NTFS/Fat32/ExFat/EXT3/EXT4)経由でNintendo SwitchにNSP/NSZ/XCI/XCZをインストールすることができるユーティリティTinWoo 1.0.4をリリースしていました。不具合修正とスキン追加、空き容量表示対応が変更点です。

●GitHubで、carcaschoi氏がNintendo SwitchのカスタムファームウェアAtmosphereを中心に必要なものをすべてSDカード内に用意することで機能的に内包するような形にしたカスタムファームウェアオールインワン詰め合わせセットShallowSea v2.4.4をリリースしていました。ShallowSea-toolboxがアップデート後にSDカードへSaltySDフォルダを配置しない不具合の修正などが変更点です。

●GitHubで、kwsch氏がWindows向けのポケモンセーブデータエディタPKHeX 21.10.01をリリースしていました。第8世代の取得できない値のチェック機能を追加したことなどが変更点です。

●GitHubで、GrapheneCt氏が本来はPS Vitaの仮想ドライブ(cache0:など)をマウント可能にしたりシステムプロセス側でのみ使えるCPUコアをゲームモードアプリケーションで使用できるようにするカーネルプラグインCapUnlocker v1.3をリリースしていました。スレッド属性のアンロック機能の追加が変更点です。

●GitHubで、WerWolv氏がリバースエンジニアリング用途のWindows/Linux/macOS向けHexエディタImHex v1.10.1をリリースしていました。安全にファイルを削除するFile Shredderやファイルを小さな容量に分割するFile splitter、容量の小さな複数のファイルを一つのファイルにするFile combinerと言ったツールの追加などが変更点です。

●Twinfiniteで、マイクロソフトXbox部門最高責任者のPhil Spencer氏が東京ゲームショウのXbox Live Streamの中で「Xboxの(日本)国産ゲームのラインナップを増やすために日本のパブリッシャーのみなさんと毎日のようにやり取りしている」として日本市場を重視している姿勢を示したり、「日本のゲームを世界中に届ける一助になりたいと思っている」と語り、日本で開発されたタイトルの世界展開を目指していることを語ったと伝えていました。

●日本経済新聞で、PC、スマホの処理性能がゲーム専用機に近づき、ソフト開発会社からするとPS向けにつくったゲームをすぐにパソコンに対応させるなどソフトの転用が簡単になったことから専用機メーカーなどハード側によるソフトの「囲い込み」が難しくなり、結果ソフト会社の買収を加速させていると伝えていました。ユーザーからするとマルチプラットフォーム対応が最もありがたいので過度な囲い込みは控えていただきたいです。

●PlayStation.Blogで、リメイクやリマスターの制作を手がけている開発スタジオBluepoint GamesをPlayStation Studiosファミリーに迎え入れたと発表していました。ユーザーからするとマルチプラットフォーム対応が最もありがたいので過度な囲い込みは控えていただきたいです。