SaltyNX一覧

GameGaz Daily 2020.7.20

●GitHubで、CTCaer氏がNintendo Switch向け多機能ブートローダーとなるbootloader/package1のリプレイスペイロードhekate – CTCaer mod v5.3.2 & Nyx v0.9.3をリリースしていました。実はこれに先立ちhekate – CTCaer mod v5.3.1 & Nyx v0.9.3が公開されていましたが、スリープに不具合が見つかったりなどしたためそれを修正し改めてv5.3.2に差し替えられた形になっています。Atmosphère 0.13.0以降で変更になったexosphereの影響で8.1.0/9.0.xでの起動時にパニックを起こす不具合の修正やL4T Linux/Androidでのクラッシュダンプ機能の追加(現在は無効化中などが、Nyx v0.9.3ではPackage1ダンプの不具合修正、タッチパネル障害時にJoy-Conが登録できない不具合の修正などが変更点です。

●GitHubで、Chrscool8氏がNintendo Switchの/switchフォルダ以下にある.nroファイルの詳細な情報を表示したり、HB App Storeから直接ダウンロードしたものかSDカードに手動でコピーしたものかなどのラベル付けなども行ってくれるファイル管理ユーティリティHomebrew-Details v0.73をリリースしていました。デバッグモード切替機能や自動スキャン機能設定の追加などが変更点です。

●GitHubで、masagrator氏がNintendo SwitchでファイルやコードをモディファイすることができるバックグランドプロセスSaltyNX 0.3.2aをリリースしていました。titleidフォルダからのプラグイン読み込みの不具合修正などが変更点です。スマブラでプラグインがクラッシュする不具合が直っている模様です。

●GitHubで、SunTheCourier氏がDiscordのRich Presence機能(プレイ中のゲームの情報を表示する機能)で表示するゲーム情報をNintendo Switchでプレイ中のゲームに切り替えることができるSwitchのステムモジュール/アプリケーションSwitchPresence-Rewritten v1.8.1をリリースしていました。Windows向けクライアントアプリケーションが
PresenceClientとして切り離されました。クライアントアプリケーションはPresenceClient v1としてリリースされています。

●GitHubで、SKGleba氏がPS Vitaの内蔵メモリの一部を解放しメモリーカードとしてマウントすることができるユーティリティIMCUnlock v4.0をリリースしていました。インストーラーやフラッシャーおよびその手法などを一新したことや、全eMMCタイプに対応したこと、ensoをサポートしたことなどが変更点です。

●GitHubで、MERLev氏がVitaの個々のボタンやタッチパネル(背面タッチパネルにも対応)に特定のボタンを割り当てるリマッピングをはじめ、アナログスティックやジャイロの動作のリマッピング(ジャイロの動作をボタン割り当て可能)、ボタン・アナログスティック・タッチパネル動作のエミュレート(タッチ操作のボタン割り当て可能)、外部コントローラーのサポートなどの機能を実装したカーネルプラグインremaPSV2 v2.0.1をリリースしていました。PS Storeでのエラーや起動時にブラックスクリーンとなってしまう不具合の修正、SELECT+△同時押しで現在のゲーム設定を保存する機能を追加したことが変更点です。

●PSX-Placeで、RiPPERD氏がPS4のゲーム内の不要な言語ファイルや動画ファイルを取り除くことで容量を削減したり改造したりすることができるWindows向けユーティリティPS4 RiPKiT Tool v1.7をリリースしていました。要求ファームウェアを下げるバックポートに対応したことなどが変更点です。

●PSX-Placeで、Jabu氏がPS2のISOファイルをPS4へ直接インストールできるfPKG形式に変換することができるWindows向けユーティリティPS2-FPKG 0.4をリリースしたことを伝えていました。カスタマイズしたメモリーカードのサポートやGUIにタブを追加したことなどが変更点です。
PS2-FPKG_v04

●ツイッターで、aldostools氏がバックグラウンドでPS3のタスクを実行できるVSH PRXloader向けのプラグインとしてPS3のファイルやフォルダをウェブ(AndroidやiPhone、PCなど)経由で閲覧したり、リモートやXMBからISOをマウントしたりすることができるユーティリティwebMANの非公式アップデート版webMAN MOD 1.47.28を更新したことを発表していました。ファイルビューアの追加やプロテクトされたセーブデータのアンロック(署名ではなくPARAM.SFOのみ)に対応したことなどが変更点です。

●GitHubで、badda71氏がコモドールの8ビットコンピュータエミュレータVersatile Commodore Emulator(VICE)をPS Vitaに移植したVICEVita v1.1をリリースしていました。

●GitHubで、vvanelslande氏がCitraをベースにしたWindows/Linux(Ubuntu)向けニンテンドー3DSエミュレータvvctre 34.20.0vvctre 34.20.1vvctre 34.20.2をリリースしていました。マルチプレーのためのプラグインの実装などが変更点です。


GameGaz Daily 2020.4.23

●GitHubで、masagrator氏がNintendo SwitchでファイルやコードをモディファイすることができるバックグランドプロセスSaltyNX 0.3.1aをリリースしていました。特殊なケースであるもののゲームがクラッシュする不具合の修正などが変更点です。

●GitHubで、borntohonk氏がNintendo SwitchのAtmosphereでタイトルマネージャーTinfoilをネイティブサポートすることを目的としたモディファイ版カスタムファームウェアNEUTOS 0.11.1-R3をリリースしていました。使用が難しいとされるConfigurationをなくしてしまったことが変更点です。

●GitHubで、RocketRobz氏がニンテンドー3DSでFlashcartなしにndsファイル(バックアップファイル)をSDカードから起動することができるユーティリティnds-bootstrap v0.34.0をリリースしていました。ソフトリセット実装などが変更点です。

●GitHubで、RocketRobz氏がDS/DSi/3DS/2DS向けのオープンソースメニューTWiLightMenu++ v14.2.0をリリースしていました。Homebrew Launcherテーマにバブルを追加したことなどが変更点です。

●Wii-infoで、USB Loader GX TeamがWaninkoko氏のWiiのUSB LoaderをベースにしたWiiのGUI版USBローダーUSB Loader GX v3.0 rev 1272をリリースしたことを伝えていました。Wiiゲームの480p修正オプション追加などが変更点です。

●GitHubで、The Citra Teamのweihuoya氏が3DSエミュレータCitraを非公式にAndroidに移植したCitra for Android 20200423をリリースしていました。

●Engadget 日本版で、任天堂がNintendo SwitchのコントローラーJoy-Con L/Rの一部カラーの生産を終了したことを伝えていました。生産終了は
Joy-Con L/R グレー
Joy-Con L/R ネオンイエロー
Joy-Con L/R レッド
という3色の左右セットだけです。グレー、ネオンイエロー、レッドとも単品は生産終了されておらす、マイニンテンドーストアで上記絵色を「Joy-Con (L)」「Joy-Con (R)」で選択することは可能です。
特段生産終了の公式発表はありません。公式サイトの表示が生産終了になっただけです。どうしてもこの3色のJoy-Conセットが必要、と言う方は在庫があるうちに購入した方がいいかもしれませんが、セット品よりは1480円高くなるものの「Joy-Con (L)」「Joy-Con (R)」を別々で揃えることはできますので慌てる必要はありません。
Joy-Con-Dis-Con

●GitHubで、vvanelslande氏がCitraをベースにしたWindows/Linux(Ubuntu)向けニンテンドー3DSエミュレータvvctre 25.17.4をリリースしていました。Citra本体のマージなどが変更点です。

●ツイッターで、マイクロソフトが4月24日から4月30日までの期間限定でXbox One XとXbox One S(All Digital Editionも)を値下げして販売する「GW直前 Xbox One本体セールキャンペーン」を実施すると発表していました。Xbox One Xは10,000円(税抜)、Xbox One Sは6,000円(税抜)の値下げになります。


GameGaz Daily 2020.4.21

●GitHubで、AtlasNXチームのNicholeMattera氏がNintendo Switch向けのペイロードhekateやAtmosphereを実行するために必要なファイルをまとめたオールインワンパッケージツールKosmos v15.6をリリースしていました。前バージョンで使っていたファイルの消去をするシステムモジュールKosmos Cleanerの追加やEmuiibo/ ldn_mitm/ nxdumptool/ ovlSysModules/ sys-clk/ sys-conのアップデートが変更点です。

●GBATempで、Fishguy6564氏がolliz0r氏のsys-botbase(Wi-FiでSwitchを制御するシステムモジュール)にUSBサポートを追加したUSB-Botbase v1.0をリリースしていました。これによりUSBで任意の自動スクリプトを実行できたりするそうです。

●GitHubで、Joel16氏がニンテンドー3DS向けのGUIファイルマネージャー3DShellをNintendo Switchに移植したNX-Shell v3.01 (BETA)をリリースしていました。ウィンドウの不具合修正が変更点です。アップデートする際には既存のimgui.iniファイルを削除する必要があります。

●GitHubで、Grarak氏がNintendo Switch向けの非公式DiscordクライアントNXCord v0.4.1をリリースしていました。httpを1.1にアップグレードしたことが変更点です。

●GitHubで、WerWolv氏がNintendo SwitchでNRO形式のHomebrewをロードして実行するHomenrewローダーnx-hbloaderをベースにSwitchのオーバーレイファイル(OVL)をロードできるようにシステムモジュール化したnx-ovlloader v1.0.5をリリースしていました。メモリオーバーフローにより一部オーバーレイで発生する不具合の修正が変更点です。

●GitHubで、WerWolv氏がNintendo Switchでゲームプレイ中のオーバーレイメニュー表示を実現するTesla向けに他のシステムモジュール(sys-ftpd、emuiibo、sys-con、sys-clkなど)をオンザフライで有効/無効にするためのシステムモジュールovl-sysmodules v1.2.1をリリースしていました。アップデート後にProgramIDを消してしまう不具合の修正が変更点です。

●GitHubで、masagrator氏がNintendo SwitchでファイルやコードをモディファイすることができるバックグランドプロセスSaltyNX 0.3.0aをリリースしていました。パッチサポートが変更点です。

●GitHubで、masagrator氏が通常は自動でチェック判定されるSwitchの携帯モードとTVモードを入れ替えることでグラフィック設定などモード設定に依存している各種制限を解除したりすることができるSaltyNXプラグインReverseNXに関連し携帯モードとTVモードのフラグ入れ替えなどを簡単に行うことができるユーティリティReverseNX-Tool 2.0.0をリリースしていました。インストールされたゲームのリスト表示から個々にモード選択できるようにしたことなどが変更点です。SaltyNXは0.3.0a以降に更新しSaltySD/pluginsからReverseNX.elfを削除する必要があります。

●GitHubで、RocketRobz氏がDS/DSi/3DS/2DS向けのオープンソースメニューTWiLightMenu++ v14.1.0をリリースしていました。Homebrew Launcherテーマ追加や不具合修正などが変更点です。

●GitHubで、Fledge68氏がニンテンドーWii UのvWii(Wiiモード)でゲームキューブ起動を可能にするバックアップローダーWiiFlow Lite v5.4.4をリリースしていました。カバーフローのレイアウト変更時にクラッシュする不具合の修正などが変更点です。

●GitHubで、devnoname120氏がVitaで直接HomebrewをダウンロードすることができるユーティリティVita Homebrew Browser(vhbb) v0.92をリリースしていました。起動時にクラッシュする不具合の修正が変更点です。

●GitHubで、GrapheneCt氏がVitaでアプリケーション起動時に行うメモリチェックを無効化することにより他のアプリケーションをLOWPHYMEMモード(物理メモリ小モードのことだ思われる)で起動させることができるプラグインLowMemMode v1.2をリリースしていました。メモリリークの不具合修正が変更点です。

●Techradarで、ソニーがゲームプレイ中のプレーヤーの感情を読み取るロボットの特許を取得していたことを伝えていました。若者はフレンドとのコミュニケーションを楽しみながらゲームプレイしていますが、そんな若者に必要なものかと聞かれると微妙な感じがするので、これは独居高齢者向け?
Sony patent

●ツイッターで、Team XLinkのTXcrunchbite氏がインターネット環境下でオンライン対戦などを可能にするユーティリティXLink Kai 7.4.36をリリースしていました。前バージョンである7.4.35での不具合修正などが変更点です。

●Bloombergで、任天堂が従来は発売から3年を経過したことから減少する予定だったNintendo Switchの2021年3月期の生産計画を前期と同じ2200万台にするとして取引業者に増産のための部品供給を依頼したことを伝えていました。4年目を迎えてもなお増産するという販売フルブースト状態で品薄が続くこと自体が異例です。世界的なコロナ自粛の影響だと考えられますが、コロナ自粛が終息したあとにPS5とXbox Series Xと勝負が待っているとしても、ライフサイクルの残り期間を考えると、結果として成功したゲーム機と後世に語り継がれる可能性がこれで濃厚になりました。