NYX一覧

GameGaz Daily 2020.4.15

●Cybermoddingで、Aldo Vargas氏がPS3 4.86をベースにしてCobra機能を実装したカスタムファームウェアFERROX COBRA 4.86 v1.00をリリースしたことを伝えていました。

●CBPS Forumsで、xerpi氏がTheFloW氏と共 VitaのネーティブアーキテクチャARMとPSP(エミュレータ)のアーキテクチャMIPSが通信するために利用するプロトコルSceCompatの解析作業をしていることを報告していました。

●GitHubで、CTCaer氏がNintendo Switch向け多機能ブートローダーとなるbootloader/package1のリプレイスペイロードhekate – CTCaer mod v5.1.4をリリースしていました。hekateのGUIであるNyx v0.8.7もあわせてリリースされています。10.0.0のサポート(emuMMCも10.0.0サポート)やバッテリー容量が少ないと起動時に空のバッテリーアイコンを表示機能の追加等が変更点です。Nyx v0.8.7ではタッチパネルハードウェアテストが追加されています。
空のバッテリーアイコンが表示された場合、充電しないと15秒後に電源が切れるので、充電すればある程度の充電量で起動するようになっています。VOL- と VOL+ の同時押しでこの機能をバイパスできますが、本当にバッテリー切れの場合は早急に充電した方が良いでしょう。

●GitHubで、suchmememanyskill氏がNintendo SwitchのSDカードへのemuMMC用パーティション作成も可能なペイロードベースのファイルマネージャーTegraExplorer 1.5.1-hotfixをリリースしていました。BISダンプの不具合修正と合わせて10.0.0サポート追加が変更点です。

●GitHubで、 jimzrt氏がNintendo Switchから暗号鍵を抜き出すペイロードLockpick_RCMをベースとして個人情報があるprodinfoを復号化し情報を削除改変して再暗号化することができる、個人情報を削除するIncognitoと同様の機能を持つAtmosphere/SX OS向けペイロードIncognito_RCM v0.6.2をリリースしていました。10.0.0のサポートが変更点です。

●GitHubで、 fincs氏がNintendo SwitchでNRO形式のHomebrewをロードして実行することができるHomenrewローダーnx-hbloader v2.3.1をリリースしていました。libnx v3.1.0でのビルドなどが変更点です。

●GBATempで、RocketRobz氏がNintendo DS向けSEGA Genesis/メガドライブエミュレータPicoDriveDSをベースに、Nintendo DSiやDSの拡張メモリをサポートするなどした改良版PicoDriveTWL v2.0.2をリリースしていました。
PicoDrive TWL

●GitHubで、vvanelslande氏がCitraをベースにしたWindows/Linux(Ubuntu)向けニンテンドー3DSエミュレータvvctre 25.16.0をリリースしていました。Citra本体のマージなどが変更点です。

●GitHubで、ONEluaチームのDevDavisNunez氏がPS Vitaのプラグインをux0またはur0(SD2VITAを使用している場合)にワンクリックでインストール/アンインストールすることができるユーティリティAutoPlugin II v1.04をリリースしていました。プラグインはur0:tai/config.txtだけにインストールされるようにしたことや、再起動不要のユーザーモードのプラグイン用にconfig.txtをリロードできるようにしたこと、プラグインリストをL(アルファベット順)/R(セクション順:KERNEL/mainなど)でソート方法を変えるようにしたことなどが変更点です。

●GitHubで、Joel16氏がニンテンドー3DS向けのGUIファイルマネージャー3DShellをNintendo Switchに移植したNX-Shell v3.00 (BETA)をリリースしていました。今回はフィードバックを受けるためにビルドして配布するベータ版で、一部機能は実装されていませんが、今後そのまま廃止される可能性もあるそうです。

●GitHubで、SKGleba氏がPS Vita lv0セキュアカーネルのsyscall 6にパッチをすることでファームウェアのバージョンチェックなどを取り除き最新版のゲームを古いファームウェアでプレイすることなどを可能にするカーネルプラグイン0syscall6 v1.3をリリースしていました。ほぼ見た目の変更だそうで、レジュームのシステムイベントの処理最適化やHFWユーザー向けのバージョン情報追加が変更点です。


GameGaz Daily 2020.4.2

このご時世エイプリルフールネタは自粛っぽい流れだったので、昨日はマジで自粛してみましたよ。

と言うことで、今日は昨日公開しなかった分も含んでいますので量が多いです。

●ツイッターで、esc0rtd3w氏が4.86 HFWでPS3HENをテスト中で、まもなくPS3の4.86に対応したPS3HENをリリースすると発表していました。

●Team Rebugが、PS3 4.86ファームウェアをベースにしたDEX(デバッグファームウェア)の機能がないCobra機能付きCEX(市販のPS3)専用カスタムファームウェアRebug 4.86.1 LITEをリリースしていました。PS3のシステム情報表示やNORMAL/REBUGシステムモード切替、LV1パッチ選択、QA flagの有効化などを行うことができるユーティリティRebug Toolbox 2.03.04も合わせてリリースされています。
Rebug

●PSX-Placeで、Louay氏がPS3 4.86ベースのカスタムファームウェアAnonymous 4.86 Standard CFWを開発することを公表していました。とりあえずスタンダートなものから始めるそうです。過去にはECDSAチェック(署名チェック)を無効化した改造公式ファームウェアAnonymous DB HFW(Dualboot Hybrid Firmware)やCobraエディションもリリースしているので、いずれリリースされる可能性があります。

●wololo.netで、Xerpi氏がWindows/ macOS/ UNIX/ Android/ iOSプラットフォーム向けPS2エミュレータPlay!Vitaへ移植したデモ動画を公開したことを伝えていました。デモなのできちんと動いているように見えますが、Play!をVitaで動かせることを示した事実はあるものの、市販ゲームのバックアップはスペック的にまともに動かない可能性が高そうです。

●GitHubで、Freakler氏がVitaの各種情報をVita上で表示することができるユーティリティvita-Fingerprint v0.02をリリースしていました。3年半近くアップデートされていないVITAidentからの置き換えを目指しているそうです。現在はプレビュー版となっています。
vita-Fingerprint

●ツイッターで、x_force_505氏が4.85CFW/HENのPS3で最新バージョンが4.86になってしまった今でもアップデートを回避してオンライン接続することができるユーティリティPS3 Online Fixをリリースしていました。mulitMANやFTPで/dev_hdd0にPS3 Online Fixをダウンロードして解凍した中にあるps3-updatelist.txtを配置してPS3を再起動するだけです。

●GitHubで、Graphene氏がVitaのCPUのアフィニティマスクを変更することでパフォーマンスを向上させることができるカーネルプラグインAffinity Changer v2.0をリリースしていました。今回からプラグイン化されました。

●ツイッターで、CTCaer氏がNintendo SwitchのブートローダーhekateのGUI版であるNyxの次期バージョンNyx 0.9.0のプレビュー版を公開していました。


[追記]
エイプリルフールネタでした。ダマされました。大変失礼しました。(yyoosskさん情報ありがとね)

●GBATempで、Jonhyjp氏がNintendo Wii Uでゲームやネット接続なしでMocha CFWやHaxchiなどのCFWを起動できるようにするユーティリティIndexiineをリリースしていました。準備がちょっと面倒そうですが、最終的にはWii Uのブラウザアイコンを選択するだけでCFWやHomebrewが起動できるようです。Wii Uの5.5.2以降でないとexploitが発動しないため使えません。

●GBATempで、GaryOderNichts氏がWii UのIOSU exploitを使って起動しIndexiineをインストールすることができるユーティリティIndexiine installer v1をリリースしていました。
Indexiine installer

●GitHubで、Murasaki64氏が3DSのFBIにあるQRコードインストール機能で利用するためにローカルPCにあるSwitch向けファイルのQRコードを生成することができるWindows向けユーティリティPoyoInstaller v3.0.0をリリースしていました。NSP/XCI/NSZ/XCZに対応したことやメインメニューでのドラッグアンドドロップをサポートしたこと、管理者権限が不要となったことが変更点です。
PoyoInstaller
[追記]
PoyoInstaller v3.0.1がリリースされました。PoyoInstallerの終了ボタンはアプリ自体を終了せずバックグランドには残るようにした(実際の終了はALT+F4)ことが変更点です。

●GitHubで、MrHuu氏がアクションRPGゲームの名作DiabloのPC移植版DevilutionXをベースにしてNintendo 3DSへ移植したDevilutionX for 3DS​ v1.0.1をリリースしていました。バージョン表記を変えただけっぽいです。

●GitHubで、KirovAir氏がファミコンやスーパーファミコン、ゲームボーイ、メガドライブなどのレトロゲームを含むTwilightMenu++が対応しているゲーム機のパッケージアイコン画像(ボックスアート)を簡単にダウンロードすることができるWindows(exeファイル)/MacOS・Linux(ターミナルから実行)向けユーティリティTwilightBoxart 0.7をリリースしていました。最新のTwilightMenu++がサポートしている1:1正方形画像を使用(そのため旧バージョンとの互換性なし。TwilightMenu++のバージョンが古い場合はTwilightBoxart 0.6を使って下さい)したことなどが変更点です。

●ツイッターで、Citra Emulatorチームが3DSエミュレータ Citraの最新リリースでnew3DSタイトルをサポートすることを発表していました。
Citra new3DS support

●GitHubで、vvanelslande氏がCitraをベースにしたWindows/Linux(Ubuntu)向けニンテンドー3DSエミュレータvvctre 19.0.0vvctre 19.1.0vvctre 20.0.0をリリースしていました。初期設定ウィンドウの追加(19.0.0)やサウンドモード設定の追加(19.0.1)、Citraマージ(20.0.0)などが変更点です。
vvctre initial configuration window


GameGaz Daily 2020.3.22

●GitHubで、CTCaer氏がNintendo Switch向け多機能ブートローダーとなるbootloader/package1のリプレイスペイロードhekate – CTCaer mod v5.1.3をリリースしていました。7.0.0より古いバージョンのファームウェアでの起動の不具合修正などが変更点です。hekateのGUIであるNyx v0.8.6もあわせてリリースされています。タッチスクリーンに不具合があったときにVOL-とVOL+同時押しでNyxを起動することでタッチスクリーンの強制再キャリブレーションをする仕組みにしたことなどが変更点です。

●GitHubで、RetroNX Teamのm4xw氏がNintendo SwitchとPC間でUSB接続によりMTP(Media Transfer Protocol: メディア転送プロトコル)を使ってファイルの転送を行うことができるサーバーアプリケーションmtp-server-nx 1.2mtp-server-nx 1.3をリリースしていました。ストレージを開いたときにクラッシュする不具合の修正(1.2)や、ファイル/フォルダ削除時のデータベースの不具合修正(1.3)が変更点です。

●GitHubで、J-D-K氏がNintendo Switchのセーブデータのダンプやリストアやシステムセーブデータのダンプ、BISストレージの閲覧、ファームウェアアップデータのNANDメモリからの削除などを行うことができるユーティリティJKSV 03.21.2020をリリースしていました。利便性向上が変更点です。

●GitHubで、masagrato氏がNintendo SwitchのゲームからFPSの情報を集めるためのSaltyNXプラグインNX-FPS 0.3をリリースしていました。グラフィック用APIのVulkanサポートにより『DOOM 64』などのゲームをサポートしたことが変更点です。

●GitHubで、Murasaki64氏が3DSのFBIにあるQRコードインストール機能で利用するためにローカルPCにあるciaファイルのQRコードを生成することができるWindows向けユーティリティPoyoInstaller v2.1.1をリリースしていました。Windowsの32bitバージョンのサポートなどが変更点です。

●GitHubで、fmudanyali氏がVitaでプレイした時間を表示するプラグインBetterTrackPlug 1.0.1BetterTrackPlug 1.0.2をリリースしていました。Rinnegatamante氏のTrackPlugの改良版となっていますが、初期バージョンは名称がオリジナルと同じTrackPlugでややこしかったのですが、今回からBetterTrackPlugと名前が変わりました。カーネルプラグインとして作り直したことや30FPSではなく60FPSで動作するようにしたこと(1.0.1)、消しているはずのゲームが表示されてしまう不具合の修正(1.0.2)などが変更点です。

●PSXHAXで、Kairess氏がPS4のコントローラーであるDualShock 4をPCのマウスとして使用するためのPythonスクリプトPS4 Controller to Mouseをリリースしたことを伝えていました。

●Libretroチームが、マルチプラットフォームのマルチシステムエミュレーターRetroArch 1.8.5をリリースしていました。