NX-FPS一覧

GameGaz Daily 2020.3.22

●GitHubで、CTCaer氏がNintendo Switch向け多機能ブートローダーとなるbootloader/package1のリプレイスペイロードhekate – CTCaer mod v5.1.3をリリースしていました。7.0.0より古いバージョンのファームウェアでの起動の不具合修正などが変更点です。hekateのGUIであるNyx v0.8.6もあわせてリリースされています。タッチスクリーンに不具合があったときにVOL-とVOL+同時押しでNyxを起動することでタッチスクリーンの強制再キャリブレーションをする仕組みにしたことなどが変更点です。

●GitHubで、RetroNX Teamのm4xw氏がNintendo SwitchとPC間でUSB接続によりMTP(Media Transfer Protocol: メディア転送プロトコル)を使ってファイルの転送を行うことができるサーバーアプリケーションmtp-server-nx 1.2mtp-server-nx 1.3をリリースしていました。ストレージを開いたときにクラッシュする不具合の修正(1.2)や、ファイル/フォルダ削除時のデータベースの不具合修正(1.3)が変更点です。

●GitHubで、J-D-K氏がNintendo Switchのセーブデータのダンプやリストアやシステムセーブデータのダンプ、BISストレージの閲覧、ファームウェアアップデータのNANDメモリからの削除などを行うことができるユーティリティJKSV 03.21.2020をリリースしていました。利便性向上が変更点です。

●GitHubで、masagrato氏がNintendo SwitchのゲームからFPSの情報を集めるためのSaltyNXプラグインNX-FPS 0.3をリリースしていました。グラフィック用APIのVulkanサポートにより『DOOM 64』などのゲームをサポートしたことが変更点です。

●GitHubで、Murasaki64氏が3DSのFBIにあるQRコードインストール機能で利用するためにローカルPCにあるciaファイルのQRコードを生成することができるWindows向けユーティリティPoyoInstaller v2.1.1をリリースしていました。Windowsの32bitバージョンのサポートなどが変更点です。

●GitHubで、fmudanyali氏がVitaでプレイした時間を表示するプラグインBetterTrackPlug 1.0.1BetterTrackPlug 1.0.2をリリースしていました。Rinnegatamante氏のTrackPlugの改良版となっていますが、初期バージョンは名称がオリジナルと同じTrackPlugでややこしかったのですが、今回からBetterTrackPlugと名前が変わりました。カーネルプラグインとして作り直したことや30FPSではなく60FPSで動作するようにしたこと(1.0.1)、消しているはずのゲームが表示されてしまう不具合の修正(1.0.2)などが変更点です。

●PSXHAXで、Kairess氏がPS4のコントローラーであるDualShock 4をPCのマウスとして使用するためのPythonスクリプトPS4 Controller to Mouseをリリースしたことを伝えていました。

●Libretroチームが、マルチプラットフォームのマルチシステムエミュレーターRetroArch 1.8.5をリリースしていました。


GameGaz Daily 2020.3.1

●Euroganerで、アメリカのサンフランシスコで毎年行なわれるゲーム開発者向け会議Game Developers Conference(GDC 2020)は新型コロナウィルスに関連し参加見合わせが相次いでいましたが、ついにGDC 2020のイベント自体が延期となったことを伝えていました。

●ツイッターで、theheroGAC氏がVitaの各種プラグインをワンクリックでインストールしてconfig.txtも書き換えてくれるAutoplug 2の公開を来週月曜に予定していると発表していました。

●GitHubで、masagrato氏がNintendo SwitchのゲームからFPSの情報を集めるためのSaltyNXプラグインNX-FPS v0.2をリリースしていました。昨日「まだ未リリース」としていたものです。

●GitHubで、WerWolv氏がNintendo Switchでゲームプレイ中のオーバーレイメニュー表示を実現するTesla向けに他のシステムモジュール(sys-ftpd、emuiibo、sys-con、sys-clkなど)をオンザフライで有効/無効にするためのシステムモジュールovl-sysmodules v1.1.0をリリースしていました。最新のlibtesla値の対応が変更点です。

●GitHubで、masagrator氏がNintendo Switchでオーバーレイ表示を実現するTeslaを使いコアごとのCPU使用率やCPU/GPU/RAMのクロック周波数、RAMの割当量などをリアルタイムに表示することができるオーバーレイメニューStatus Monitor Overlay 0.4をリリースしていました。SaltyNXのサポートなどが変更点です。

●GitHubで、Thealexbarney氏がNintendo Switch向けのファイルフォーマットを読み込むための.NET/ .NET CoreライブラリLibHac v0.9.0をリリースしていました。キャッシュストレージセーブデータマネージメントの追加などが変更点です。

●GitHubで、nkrapivin氏がGameMaker Studio 2を使ってSwitchのHomebrewをビルドすることができるユーティリティRussellNX v1.3.2をリリースしていました。ゲームわビルドするとフリーズする不具合の修正が変更点です。

●GitHubで、Fullmetal5氏がネットワーク接続機能がなくSDカードスロットもないためハッキングができていなかったWii-mini(Wiiも可)をLinux PCからBluetoothを使ってハックすることができるbluebomb 1.5をリリースしていました。BlueZというLinuxで動作するBluetoothプロトコルスタックへの依存関係を無くしてリファクタリングしたことが変更点です。

●GitHubで、KunoichiZ氏がLuma3DSとSigHaxユーザー向けの3DS HomebrewとしてのLuma3DSアップデータLuma Updater v2.5をリリースしていました。不具合修正などが変更点です。

●GBATempで、PolyMars氏がスマートフォン用無料アプリとして人気を博した鳥をタップして障害物である土管をくぐっていく横スクロールゲーム『Flappy Bird』をNintendo DSに移植したFlappy Bird DSをリリースしていました。DS向けの『Flappy Bird』は過去にも存在したのでニュース性は薄いですが、PolyMars氏はlibndsとNightFox’s Libというライブラリを使用した開発のメイキングビデオを公表しているのが特徴です。

●GitHubで、geni氏がNintendo 3DS向けのテトリスクローンゲーム3DStris 1.5.4-3f2a801をリリースしていました。最初に紹介したときの自動ビルド版のバージョンは1.5.3でしたが、バージョンが上がったので改めてご紹介しておきます。

●GitHubで、RPCS3チームがWindows/Linux向けのPS3オープンソースエミュレータRPCS3 v0.0.9 Alphaをリリースしていました。変更履歴は別途だそうです。

●GitHubで、badda71氏がAmiga 500エミュレータUAE4ALLをNintendo 3DSに移植したuae3DS v0.2をリリースしていました。オンライン自動アップデートを実装したことなどが変更点です。

●Near氏が、マルチシステムエミュレータbyuu v1.4をリリースしていました。全コアでのリワインド機能追加などが変更点です。

●GitHubで、vvanelslande氏がCitraをベースにしたWindows/Linux(Ubuntu)向けニンテンドー3DSエミュレータvvctre v13.9.0をリリースしていました。Movieメニュー追加などが変更点です。
vvctre v13_9_0


GameGaz Daily 2020.2.29

●GitHubで、theheroGAC氏がVitaの各種プラグインをワンクリックでインストールしてconfig.txtも書き換えてくれるプラグインユーティリティAutoplugin 4.21をリリースしていました。近くリリース予定のAutoplugin 2へのつなぎだそうです。

●GitHubで、Warwick4L氏がNintendo 3DSとSwitch向けのフレンドコードを生成することができるPythonスクリプトFriend-Code-Generator v2.0.4をリリースしていました。Steamのフレンドコード追加などが変更点です。

●GitHubで、WerWolv氏がNintendo Switchでゲームプレイ中のオーバーレイメニュー表示を実現するTesla のオーバーレイローダーとユーザーが作成したオーバーレイのための開発者向けインターフェースlibtesla v1.2.0をリリースしていました。クラッシュする不具合の修正などが変更点です。

●GitHubで、WerWolv氏がNintendo Switchでゲームプレイ中のオーバーレイメニュー表示を実現するTeslaのローダーnx-ovlloaderでロードされたファイルをメニューとして表示するTesla-Menu v1.0.2をリリースしていました。最新のlibtesla v1.2.0の反映が変更点です。

●GitHubで、masagrator氏がNintendo SwitchでファイルやコードをモディファイすることができるバックグランドプロセスSaltyNX 0.11aをリリースしていました。SaltyNXはもともとshinyquagsire23氏が開発していた物ですが、別途masagrator氏が開発したものになります。

●GitHubで、masagrator氏が通常は自動でチェック判定されるSwitchの携帯モードとTVモードを入れ替えることでグラフィック設定などモード設定に依存している各種制限を解除したりすることができるSaltyNXプラグインReverseNX 0.34-re-releaseをリリースしていました。ファイルやコードをモディファイするバックグランドプロセスSaltyNXを切り離して外した0.34の再リリース版です。SaltyNXは別途masagrator氏が開発した物を使うようです。

●GitHubで、masagrator氏が通常は自動でチェック判定されるSwitchの携帯モードとTVモードを入れ替えることでグラフィック設定などモード設定に依存している各種制限を解除したりすることができるSaltyNXプラグインReverseNXに関連し携帯モードとTVモードのフラグ入れ替えなどを簡単に行うことができるユーティリティReverseNX-Tool 1.35をリリースしていました。System Monitor Overlayで使用したときのSaltyNX-ToolとNX-FPSプラグインの互換性の問題を解消したことが変更点です。NX-FPSって何ぞやというところですが、masagrator氏曰くまだリリースしてないというもののようです。

●GitHubで、MAME開発チームのcuavas氏が過去のゲーム機やコンピュータの技術保存を目的として、MAME(Multiple Arcade Machine Emulator:マルチアーケードマシンエミュレータ)という名前のまま進化しているマルチシステムエミュレータMAME 0.219をリリースしていました。ニンテンドーのゲーム&ウォッチのピンボール追加などが変更点です。

●GitHubで、MrHuu氏がアクションRPGゲームの名作DiabloのPC移植版DevilutionXをベースにしてNintendo 3DSへ移植したDevilutionX for 3DS​ v0.0.2.1をリリースしていました。現状でもまだ未テスト/未実装の機能があるほか、サスペンド/スリープ/シャットダウンが期待通り動かないようです。

●GitHubで、vvanelslande氏がCitraをベースにしたWindows/Linux(Ubuntu)向けニンテンドー3DSエミュレータvvctre 13.8.0をリリースしていました。実は13.3.0から13.8.0まで6バージョンまで数時間おきにリリースされていました。そこまで細かくなくしなくても…チートウィンドウ追加などが変更点です。