Pretendo NetworkにノーマルWii Uで接続 SSSL by shutterbug

Wii U/3DSに対応したニンテンドーネットワークの独自代替サーバープロジェクトPretendoを運営するPretendoチームが、ノーマル状態のNintendo WiiのままでハックすることなくPretendo Networkに接続するためのSSSLを発表していましあ。

Pretendo

ニンテンドーネットワークが閉鎖された今、ようやく最新プロジェクトを発表することができます:SSSLです!SSSLによってHomebrew不要、Wii UでDNSを変更するだけでPretendo Networkに制限付きですがアクセスできるようになります!詳細はブログの記事をご覧ください。

3DS/Wii Uオンラインサービスが2024年4月9日(火)午前9時に終了しました。3DSとWii Uはオフライン専用のゲーム機になりました。

代替ネットワークを提供するPretendoチームは、公式のサービス終了のタイミングを待ってHomebrew起動ができないノーマル状態のWii UからPretendoNetworkに接続することができるexploitを発表しました。

shutterbug氏が発見したexploitは、DNSを変更するだけでノーマル状態のWii UをPretendo Networkに接続することができます。対策されてしまうことを回避するためかなり長い期間公表を控えていました。公式サービスが終わるこのタイミングのために温存されていたのです。

仮に今後ファームウェアアップデートで対策されたとしても、公式サービスは使わないのでアップデートする必要がありません。

ただし、独自のSSLライブラリを使うようなサービス、具体的には『WATCH_DOGS』やYouTubeのようないくつかのサードパーティタイトルや、埋め込みブラウザで実行されるTVii、eショップ、Miiverseアプレットは利用できません。制限付きというのがこれに当たります。

まだ、残念ながらSSSLはWii Uのみ対応です。3DSでは利用できません。

セットアップはDNS設定を変更するだけです。DNSを自動取得しないにして
プライマリDNSに88.198.140.154
セカンダリにパブリックDNSサーバー、例えばGoogle Public DNSの8.8.8.8やCloudflare-DNSの1.1.1.1を入力するだけです。

これでPretendo Network IDの設定とログインが可能になります。Pretendo Networkから切断するにはプライマリDNSを変更するか、自動取得にするだけです。

ハックしたWii Uを使えば制限付きではない状態でPretendoNetworkに説臆することもできます。今回は割愛しますが、その方法はhttps://pretendo.network/docs/install/wiiuに記載されています。Aroma環境のWii Uで任天堂のネットワークURLをPretendo NetworkのURLに書き換えるためにパッチをするプラグインInkayを使う方法です。

SSSLはWii Uのファームウェア 5.5.5以降でのみ利用可能です。

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