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GameGaz Daily 2021.6.17

●Bloombergで、関係者の話としてソニーの次世代VRヘッドセットPlayStation VR2(仮)はSamsungの有機ELディスプレイを採用し、2022年の年末商戦期に発売されると伝えていました。Bloombergの記事のメインの話題は実はPSVRの話ではなく、2022年発売はちょろっと書いてあるだけです。
通常VRデバイスは応答性を重視しPS VR2含め有機ELを採用することが今は多いが、VRゴーグル市場はスマートフォンなどとは異なり大きくない、つまり有機ELパネルメーカーにとっては市場が小さ過ぎることから積極的に参入しないため、iPhoneが有機ELに移行したことが原因で液晶パネル生産が減ったものの高精細で視野角の広い液晶パネル製造の技術を持つJDI(ジャパンディスプレイ)は、VR向け液晶パネル供給を強化していきたいとしている、という内容です。コストメリットからBloombergでは今後しばらはVRヘッドセットに使われるディスプレイは有機ELではなく液晶ディスプレイになるとしています。

●ツイッターで、karo_sharifi氏がブラウザアクセスで簡単にゲームMODを可能にするウェブサイトのオフライン版PS4Trainer Offline 16.06.2021をリリースしたことを公表していました。

●GitHubで、 dylwedma11748氏がSwitchをRCMモード(リカバリーモード)でUSB接続しfuseeペイロードを起動するGUI版ペイロードランチャーJTegraNX v1.6.5をリリースしていました。Incognito_RCMをトレイに追加(忘れてた模様)したことなどが変更点です。

●GitHubで、PoloNX氏がNintendo Switchのカスタムファームウェアで非署名NSPや変換XCIをインストール・起動するために必要な署名パッチ(sigpatch)をSwitch上で直接ダウンロードすることができるユーティリティSigpatch-Downloader v1.2.0をリリースしていました。インターネット接続がないときにダウンロードしようとするとエラーメッセージを出すようにしたことなどが変更点です。

●GitHubで、XITRIX氏がMoonlight(NVIDIA GameStreamというNVIDIAが公式に用意したNVIDIA SHIELD向けストリーミング機能を汎用デバイスで使用できるようにしたオープンソースアプリケーション)をNintendo Switch向けに移植したMoonlight-Switch v0.0.1をリリースしていました。Moonlight-NXからストリーミングのコードを借用しているそうですが、Moonlight-NXのフォークではありません。

●GitHubで、Thealexbarney氏がNintendo Switch向けのファイルフォーマットを読み込むための.NET/ .NET CoreライブラリLibHac v0.13.0をリリースしていました。

●GitHubで、Genwald氏がNintendo SwitchのMiiをインポート/エクスポートすることができるユーティリティMiiPort 0.1.0をリリースしていました。QRコードによるMiiのエクスポートに対応したことなどが変更点です。

●NintendoLifeで、ソフトウェアエンジニアでSNES ROMハッカーのVitor Vilela氏(Project FastROMの開発者です)が『Super Mario World』のウルトラワイド化に取り組んでいることを伝えていました。近日中にリリースする予定だそうです。

●PSX-Placeで、alexparrado氏がPS2のHomebrew LauncherであるOpenTuna向けのFreeMCBoot FMCB 1.9 for OpenTuna 1.0をリリースしていました。

●Xbox Wireで、先日まで開催されていたE3でマイクロソフトが発表したXbox & Bethesda Games Showcaseの情報を記事として公開していました。その公式日本語翻訳版も公開されています。その中でXboxクラウドゲーミングを活用し『Microsoft Flight Simulator』を含む次世代のゲーム体験をXbox One向けにも提供する予定出あることを発表していました。旧世代機で次世代機のゲームタイトルが、ストリーミングサービスを通じで楽しめるという今までのゲーム機ではあり得なかったことが実現することになります。


GameGaz Daily 2021.6.16

●Eurogamerで、不具合が多発し返金対応まで行われた『Cyberpunk 2077』についてSIEが6月21日からPlayStation Storeで『Cyberpunk 2077』のダウンロード販売を再開すると伝えていました。ただし根本的な対策には至っていないようでSIEはハードウェアとしてハイスペックなPS4 ProかPS5でのプレイを推奨しています。

●PSXHAXで、Pineapple-Geek氏がPS4のpkgファイルをネットワーク経由でインストールすることができるクロスプラットフォーム(Windows/ Linux/ MacOS)ユーティリティPS4 Remote PKG Sender v1.0をリリースしたことを伝えていました。iref-use氏のオリジナルバージョンを改良したものになっています。

●GitHubで、tomvita氏がNintendo Switchのセーブデータダンプやインジェクトを行うことができるユーティリティEdiZonの改良版EdiZon-SE 3.8.18をリリースしていました。データベースからチートを読み込んだ際クラッシュする場合がある不具合の修正が変更点です。

●GitHubで、 dylwedma11748氏がSwitchをRCMモード(リカバリーモード)でUSB接続しfuseeペイロードを起動するGUI版ペイロードランチャーJTegraNX v1.6.4をリリースしていました。UIの変更やバンドルペイロードにIncognito_RCMを追加したことなどが変更点です。

●GitHubで、RiiConnect24チームのSketchMaster2001氏がWiiConnect24のサードパーティによる代替サービスRiiConnect24を簡単にインストールするためのWindows/Unix向けユーティリティRiiConnect24 Patcher v1.4.2.1-v1.1.2をリリースしていました。Windows 7/8.1でSDカードの空き容量チェック時にクラッシュする不具合の修正(Windows版のv1.4.2.1)などが変更点です。

●GitHubで、littlebalup氏がpythonスクリプトによるPS3フラッシュメモリダンプデータツールPyPS3tools(ダンプファイルをチェックするPyPS3checker v0.10.4とダンプファイルにパッチを当てるPyPS3patcher v0.3.10)をリリースしていました。4.88への対応が変更点です。


GameGaz Daily 2021.6.15

●GitHubで、TheFlow氏(とRinnegatamante氏)がグラフィックライブラリvitaGLを改良しAndroid版の『Grand Theft Auto: San Andreas』をPS Vitaに移植したGrand Theft Auto: San Andreas PS Vita Port(gtasa_vita) v2.0をリリースしていました。ITBとジムのトレッドミルが使えないというオリジナルバージョンに元からある不具合の修正などが変更点です。

●GitHubで、VictorGamer072YT氏がVitaのvshSysconHasWWANに常にゼロを返すことで3GモデルをWi-Fiモデルに偽装し、ドコモのネットワークオペレーターバブルをLiveAreaに表示されないようにしたりSIMカード未挿入時の「SIMなし」表示やIMEI、電話番号表示をしないようにすることなどができるプラグインvita3g-disable 1.0をリリースしていました。インストールはconfig.txtに以下を記述します。
*ALL
ur0:tai/vita3g-disable.suprx

●ツイッターで、Evilnat氏(Nathanr3269氏)がPS3の4.88をベースにしたカスタムファームウェアのnoBT(Bluetoothモジュールが故障していても動作する)版CFW 4.88 Evilnat Cobra [CEX] [noBT]をリリースしていました。

●ツイッターで、karo_sharifi氏がブラウザアクセスでPS4をJailbreakするためのPS4 exploit hostでAndroidをローカルホストササーバーとして利用することができるxploitserver-All Binloader 13.06.2021をリリースしていました。不具合を修正したそうです。

●PSX-Placeで、既に開発もサポートも終了しているUSB/ネットワーク/内蔵HDDからPS1ゲームバックアップをPS2で起動させるためのffgriever氏開発によるエミュレータPS2PSXeをアーカイブ代わりにまとめ公開していました。ついでにHWNJ氏もPS2PSXeのGUIバージョンとしてPS2PSXe GUI v1.3を公開しています。

●PSX-Placeで、HWNJ氏がPS2互換のないPS3モデルにも対応したPS2バックアップローダーOpen PS2 Loader(OPL)での使用を想定した、PS2が持つPS1エミュレータ機能を使ってPS1ゲームを起動させることができるゲームランチャーアプリケーションPOPStarter向けに、ゲームを規定のフォーマットでインストールすることができるWindows向けユーティリティPOPStarter Game Installer for OPL v1.0.0.0をリリースしていました。

●GitHubで、RiiConnect24チームのSketchMaster2001氏がWiiConnect24のサードパーティによる代替サービスRiiConnect24を簡単にインストールするためのWindows/Unix向けユーティリティRiiConnect24 Patcher v1.4.2-v1.1.2をリリースしていました。翻訳ファイルを”Start”選択時ではなくプログラム起動時にダウンロードするようにしたこと(Windows版のv1.4.2)やWiimmfi ISO/WBFS Patcherの更新(Unix版 v1.1.2)などが変更点です。