melonDSi一覧

GameGaz Daily 2020.6.2

●GitHubで、SciresM氏がNintendo Switchで使われているフォーマットのファイルの情報表示や復号化、展開を行うことができるWindows向けコマンドラインユーティリティhactool 1.4.0をリリースしていました。セーブファイル解析の不具合修正やMariko特有のキー算出のサポートなどが変更点です。

●GitHubで、 Team-NeptuneがNintendo SwitchのカスタムファームウェアAtmosphereをベースにオールインワンパッケージツールKosmos同様必要なものをすべてSDカード内に用意することで機能的に内包するような形にしたオールインワンカスタムファームウェアDeepSea 1.3.0をリリースしていました。違法行為は容認しないとしつつもバックアップのみならず違法に入手したコピーゲームも起動できてしまうPKG2-PatchesとES-Patchesを提供することにしたと言っています。

●GitHubで、nadrino氏がNintendo Swichで直接layeredFSを改変することでゲームModの有効/無効を適用しゲームを改造することができるユーティリティSimpleModManager v1.5.2をリリースしていました。UIの若干の変更やメニューでのZL/ZRボタンによる選択に対応したことなどが変更点です。

●Citra Emulatorチームのbunnei氏が、Google Playでも配布されている3DSエミュレータCitraの正式Android版Citra Android Beta 7をリリースしていました。チェックボックスの不具合修正などが変更点です。

●ツイッターで、MrNbaYoh氏がNintendo 3DSのすれちがい通信の脆弱性について3dbrew wikiに記載したと公表していました。11.12.0-44で対策済みのもののようです。

●ツイッターで、TheoryWrong氏がPlaystation 4のアップデータの中に含まれるツールキットOrbisSWUをリリースしていました。カーネルやアプリケーション、ブルーレイやWi-Fi/BluetoothといったデータはOrbisSWUを経由してPS4にインストールされるというものだそうです。ブルーレイプレーヤーが機能しないためアップデートできないPS4をNoBDとしてアップデートしたり、ダウングレードも可能になる可能性があったりするツールのようです。

●GitHubで、bvschaik氏が古代ローマを舞台にした都市開発シミュレーションゲームCaesar IIIのオープンソース版JuliusをPC(Windows/Mac/Linux)とSwitch/Vitaに移植したJulius 1.4.1をリリースしていました。英語以外の言語での通貨表示に対応したことなどが変更点です。

●GitHubで、Ryochan7氏がDualShock 4をWindowsが標準で対応しているXbox 360のコントローラーとしてエミュレートすることで、DualShock 4のパフォーマンスを発揮させつつWindowsPCで多くのゲームに対応するコントローラーとしての使用を可能にするユーティリティDS4Windows v2.1.2をリリースしていました。ログにアーキテクチャ情報を追加したことなどが変更点です。

●ツイッターで、SciresM氏がMariko基板SwitchのTrustZone(10.0.0)を逆アセンブラツールIDA Proで解析するためのIDCスクリプトを公開していました、

●ツイッターで、Lapy05575948氏が飛来してくるダイナマイトなどを避けながら進むPlayStation 4/ PlayStation Vita/ Windows/ Android向けの横スクロール型アクションゲームNanospeed Gamer 1.0をリリースしていました。ステージなどの概念はないっぽく、スコアを競う感じです。

●ツイッターで、Rinnegatamante氏がドリームキャストエミュレータRetroDreamをVita/New3DSに移植する可能性を示唆していました。ドリームキャストエミュレータRetroDreamのRetroArchコアをAMD Ryzen 5 2600XプロセッサーのPCにx86 DynaRec(Vitaにも移植済み)で動かしたところCPUの使用率は3〜4%でRAMも200MB以下しか使用していないことが分かったことから、この状況であればPS Vita/new3DSへ移植できる可能性が高いと踏んでいるようです。

●GBATempで、Joel16氏がニンテンドー3DS向けのGUIファイルマネージャー3DShellの開発を近く終了すると発表していました。Joel16氏自身、最近3DSを使ってないばかりか、どこにあるのかさえ分からない位3DSとは疎遠になっているそうです。現在のバージョンはオーディオの読み込みに問題があるものの解決するためのモチベーションがなくなっていることと、オーディオプレーヤーならLimePlayerという非常に良いHomebrewがあるため、もう一度だけ行う予定の最後のアップデートではLimePlayerを統合するつもりでいるそうです。
なお、LimePlayerというのはたぶんGitHubで公開されている Oreo639氏が開発したNintendo 3DS向けのグラフィカルオーディオプレーヤーLimePlayer3DSのことだと思います。

●Arisotura氏が、DSエミュレータmelonDSとが別に開発していたニンテンドーDSiエミュレータmelonDSiの不具合を解消するなどができたためmelonDSとmelonDSiを統合したことを発表していました。


GameGaz Daily 2019.10.21

●GitHubで、exelix11氏がNintendo Switchのゲームキャプチャ動画出力をUSBまたはネットワーク(TCP)でPCへ送ることができるシステムモジュールSysDVR v1.0をリリースしていました。動画はH.264で720p 30fps、音声は16bitPCM 48kHzステレオ固定です。PC側にはlibusb-win32(Windows)またはlibusb-1.0(Linux)のセットアップが必要です。

●GBATempで、ImmaSpoon氏がNintendo Switch内にあるスクリーンショットや動画をローカルネットワーク経由でPCなどのブラウザから閲覧できるようSwitchをメディアサーバー化することができる、Pythonで開発したHomebrewを実行するPyNXを使って起動するPythonスクリプトSwitch Media Host 2.0.0をリリースしていました。
Switch Media Host

●GBATempで、Kronos2308氏がNintendo SwitchのNANDメモリからCFWが存在したことを示す情報を完全に消去してハードウェアリセットをかけた状態にすることができるユーティリティHaku33 v2.1をリリースしていました。100%安全だという保証はないが、テスターはいまだにBANされていないそうです。

●GitHubで、developersu氏がSwitchのTinFoil(USBおよびネットワーク対応)とGoldLeaf(USB対応)のJava環境PC向けNSPインストーラーNS-USBloader v0.8.1をリリースしていました。容量でのファイルソートの不具合修正や閉じた時のウィンドウサイズを次回開いたときに覚えているようにしたことなどが変更点です。

●GitHubで、RetroGamer74氏がNintendo Switch向けのカスタムファームウェアを選択して起動するブートマネジャーRetroReloaded CFW 3.61をリリースしていました。ReiNXに関する不具合を修正し正常に起動するようになったことなどが変更点です。
なお、RetroReloaded CFW 3.62がリリースされていますが、単なる開発者向けのテストであり一般向けとしては「Fakeリリース」だと思ってくれとのこと。

●GitHubで、julesontheroad氏がNintendo SwitchのNSPファイルからチケットや証明書類を消去したりマルチコンテンツXCI/NSPファイルを作成することができるユーティリティNSC_BUILDER v0.95をリリースしていました。xczフォーマットへの対応やnsz/xczのリネームをサポートしたことなどが変更点です。

●Arisotura氏が、Windows/Linux向けのニンテンドーDSiエミュレータmelonDSi betaでDSiモードのゲームが起動しなかった不具合を発見し、DSiモードのゲームが起動するようになったことを公表していました。

●talkフォーラムで、Rinnegatamante氏がHENkaku環境のVita向けにFPSゲーム『Quake II』を移植したvitaQuakeII v.2.2をリリースしていました。セーブデータ保存システムを変更した(そのためvitaQuakeII v.2.2では動かない)ことなどが変更点です。

●ツイッターで、byuu氏がパフォーマンスと使いやすさに重点を置いたマルチプラットフォーム向けスーパーファミコンエミュレータbsnes v112をリリースしていました。ゲームプロセスの遅延をなくすことにより実機よりも入力遅延時間を短くしたことなどが変更点です。


GameGaz Daily 2019.10.16

●Gamesindustryで、GoogleがゲームストリーミングサービスStadiaの準備がほぼ完了したためStadia Proのサブスクリプションサービスを2019年11月19日(火)の午前9時(PST)に開始すると発表したことを伝えていました。日本時間だと2019年11月20日(水)の午前2時にあたります。無料版のStadia Baseは来年開始予定となっています。

●GitHubで、shchmue氏がNintendo Switchの暗号鍵を抜き出すことができるSwitch向けペイロードLockpick_RCM v1.6.2Lockpick_RCM v1.6.3をリリースしていました。ファイル読み出しエラーになっていた不具合修正(v1.6.2)やディレクトリチェックの不具合修正(v1.6.3)が変更点です。

●GitHubで、LyfeOnEdge氏がNintendo SwitchのHomebrewをバージョン管理し最新版へのアップデートや任意のバージョンのインストールを行うことができるユーティリティHBUpdater 2.0をリリースしていました。GUIを一新したことや起動が数秒で完了するようになったことなどが変更点です。
HBUpdater

●GitHubで、Thealexbarney氏がNintendo Switch向けのファイルフォーマットを読み込むための.NET/ .NET CoreライブラリLibHac v0.6.0をリリースしていました。APIの調整などが変更点です。

●GitHubで、RetroGamer74氏がNintendo Switch向けのカスタムファームウェアを選択して起動するブートマネジャーRetroReloaded CFW 3.53をリリースしていました。電源管理や明るさ調整、IPアドレス表示や機内モードの設定を持つHOMEボタンメニューの追加などが変更点です。

●GitHubで、mondul氏がニンテンドーDSiのカスタムファームウェアHiYaCFWやオープンソースメニューTWiLightMenu++のインストールプロセスを簡単に行えるようにできるWindows/Linux/macOS向けユーティリティHiyaCFW Helper v3.5.1をリリースしていました。復号NANDの解凍に7-Zipではなくfatcatを使用するようにしたこと(Windows版)が変更点です。

●WiiDatabaseで、nanook氏がNiintendo GameCubeとWiiのディスクイメージをリビルトしたり圧縮(NKitフォーマット:エミュレータDolphinでも使用可能)・伸張(ISOフォーマット)することができるWindows向けユーティリティNKit v1.3をリリースしたことを伝えていました。RVT-H(Wiiの開発機)の検出機能を追加(あくまでも検出まででサポート自体はできていない)などが変更点です。

●GitHubで、emu_kidid氏がSD GeckoやIDE-EXIからゲームキューブのバックアップを起動させることができるオープンソースユーティリティSwiss v0.4r683をリリースしていました。WKF/WASPサポートの不具合修正が変更点です。

●GitHubで、pearlxcore氏が PS4のPKGファイルをリネームしたりPKG内のファイルリストをエクスポートしたりすることができるWindows向けユーティリティPS4 PKG Tool v6.2をリリースしていました。PKG内の.wavフォーマットのオーディオファイルサポートやトロフィーアイコン追加などが変更点です。

●Arisotura氏が、Windows/Linux向けのニンテンドーDSiエミュレータmelonDSi betaをリリースしていました。DSiモードのゲーム起動が目的ですが、現時点ではDSのゲーム以外は動かないそうです。ベースは少し古いmelonDS 0.8.1です。melonDSiを動かすには実機から以下をダンプして取り出す必要があります。
・bios9.bin / bios7.bin(DSモードのBIOSイメージ)
・bios9i.bin / bios7i.bin(DSiモードのBIOSイメージ)
・firmware.bin(SPI FLASHイメージ)
・dsikeys.bin(ブート時に使われるAESキー)
・initmem9.bin / initmem7.bin(ARM9 ITCMとARM7 WRAMのコンテンツ)
・nand.bin(DSi NANDイメージ)