GameGaz Daily 2019.10.16

●Gamesindustryで、GoogleがゲームストリーミングサービスStadiaの準備がほぼ完了したためStadia Proのサブスクリプションサービスを2019年11月19日(火)の午前9時(PST)に開始すると発表したことを伝えていました。日本時間だと2019年11月20日(水)の午前2時にあたります。無料版のStadia Baseは来年開始予定となっています。

●GitHubで、shchmue氏がNintendo Switchの暗号鍵を抜き出すことができるSwitch向けペイロードLockpick_RCM v1.6.2Lockpick_RCM v1.6.3をリリースしていました。ファイル読み出しエラーになっていた不具合修正(v1.6.2)やディレクトリチェックの不具合修正(v1.6.3)が変更点です。

●GitHubで、LyfeOnEdge氏がNintendo SwitchのHomebrewをバージョン管理し最新版へのアップデートや任意のバージョンのインストールを行うことができるユーティリティHBUpdater 2.0をリリースしていました。GUIを一新したことや起動が数秒で完了するようになったことなどが変更点です。
HBUpdater

●GitHubで、Thealexbarney氏がNintendo Switch向けのファイルフォーマットを読み込むための.NET/ .NET CoreライブラリLibHac v0.6.0をリリースしていました。APIの調整などが変更点です。

●GitHubで、RetroGamer74氏がNintendo Switch向けのカスタムファームウェアを選択して起動するブートマネジャーRetroReloaded CFW 3.53をリリースしていました。電源管理や明るさ調整、IPアドレス表示や機内モードの設定を持つHOMEボタンメニューの追加などが変更点です。

●GitHubで、mondul氏がニンテンドーDSiのカスタムファームウェアHiYaCFWやオープンソースメニューTWiLightMenu++のインストールプロセスを簡単に行えるようにできるWindows/Linux/macOS向けユーティリティHiyaCFW Helper v3.5.1をリリースしていました。復号NANDの解凍に7-Zipではなくfatcatを使用するようにしたこと(Windows版)が変更点です。

●WiiDatabaseで、nanook氏がNiintendo GameCubeとWiiのディスクイメージをリビルトしたり圧縮(NKitフォーマット:エミュレータDolphinでも使用可能)・伸張(ISOフォーマット)することができるWindows向けユーティリティNKit v1.3をリリースしたことを伝えていました。RVT-H(Wiiの開発機)の検出機能を追加(あくまでも検出まででサポート自体はできていない)などが変更点です。

●GitHubで、emu_kidid氏がSD GeckoやIDE-EXIからゲームキューブのバックアップを起動させることができるオープンソースユーティリティSwiss v0.4r683をリリースしていました。WKF/WASPサポートの不具合修正が変更点です。

●GitHubで、pearlxcore氏が PS4のPKGファイルをリネームしたりPKG内のファイルリストをエクスポートしたりすることができるWindows向けユーティリティPS4 PKG Tool v6.2をリリースしていました。PKG内の.wavフォーマットのオーディオファイルサポートやトロフィーアイコン追加などが変更点です。

●Arisotura氏が、Windows/Linux向けのニンテンドーDSiエミュレータmelonDSi betaをリリースしていました。DSiモードのゲーム起動が目的ですが、現時点ではDSのゲーム以外は動かないそうです。ベースは少し古いmelonDS 0.8.1です。melonDSiを動かすには実機から以下をダンプして取り出す必要があります。
・bios9.bin / bios7.bin(DSモードのBIOSイメージ)
・bios9i.bin / bios7i.bin(DSiモードのBIOSイメージ)
・firmware.bin(SPI FLASHイメージ)
・dsikeys.bin(ブート時に使われるAESキー)
・initmem9.bin / initmem7.bin(ARM9 ITCMとARM7 WRAMのコンテンツ)
・nand.bin(DSi NANDイメージ)