RetroArch一覧

GameGaz Daily 2021.10.10

●GitHubで、theheroGAC氏がPS Vitaに9種類(mgba/ vicevita/ uae4all/ scummvm/ Genesis Plus Vita /zxvita/ DaedalusX64 /psnes/ pfba)のエミュレータをまとめてインストールすることができるユーティリティPSVITAEMUINSTALLER 1.08をリリースしていました。scummvm 2.5.0とmgba 0.9.2へのアップデートが変更点です。

●PSXHAXで、Backporter氏がオンザフライでテクスチャをプレビューしたりPAKファイルを抽出・生成を行うことができるPS4のゲームMODのためのWindows向けユーティリティRE-PAK 5.2をリリースしたことを伝えていました。

●GitHubで、Extrems氏がSD GeckoやIDE-EXIからゲームキューブのバックアップを起動させることができるオープンソースユーティリティSwiss v0.5r1184をリリースしていました。不具合修正などが変更点です。

●PPSSPP公式サイトで、Henrik Rydgard氏がオープンソースのAndroid/Windows向けPSPエミュレータPPSSPP 1.12.1をリリースしていました。不具合修正が変更点です。

●ScummVMチームがクラシックグラフィックアドベンチャーゲームエンジンScummVM 2.5.0をリリースしていました。ちょうど20年前に初版がリリースされたそうです。

●GitHubで、Libretroチームのtwinaphex氏がマルチプラットフォームのマルチシステムエミュレータRetroArch v1.9.11をリリースしていました。

●GBATempで、Okko氏が1995年に発表されたアクションFPSゲーム HeXenをNintendo Wiiへ移植したHexen Wii 0.5をリリースしていました。

●GitHubで、bucanero氏がVitaにオリジナルpkgをインストールしたり、NoNpDrmの偽ライセンスを使いpkgファイルをVitaに直接ダウンロード/アンパックしたりすることができるユーティリティpkgiをPS3に移植したPKGi PS3 v1.2.0をリリースしていました。多言語サポートの追加(言語はPS3の設定により検出)などが変更点です。


GameGaz Daily 2021.10.7

●wccftechで、Valveが12月に北米や欧州で発売予定のポータブルなPC系ゲーム機Steam Deckの公式分解動画を公開、PCとは異なり完全に専用ゲーム機として設計されているためSSDの交換といったカスタマイズはバランスを崩すことになるので交換は行わないよう注意喚起がされたことを伝えていました。Steam Deckには3種類モデルが用意され、その違いはストレージ容量になるので安いモデルを購入して将来SSDを交換したいというユーザーも少なくないと思われますが、分解してSSDを外すのは動画を見る限り非常に簡単な作業のようには見えますが、Valveでは容量を増やしたければmicroSDカードを使うよう推奨しています。

●GitHubで、BetterWayElectronics(BwE)氏がPS4のNOR Flashダンプデータが破損したりしていないかや、破損している場合その箇所を調べたりすることのできるユーティリティBwE NOR Validator 1.7.4をリリースしていました。アップロードの不具合修正などが変更点です。

●GitHubで、marcussacana氏がPS4のPKGをネットワーク経由(リモート)でパッケージファイルをインストールするPS4 Remote PKG Installerにダイレクトリンクを送り直接インストールすることができるWindows向けユーティリティDirectPackageInstaller 2.1.0をリリースしていました。分割RARファイルと暗号化したRARファイルのサポートなどが変更点です。

●GBATempで、xZenithy氏が開発者向けのWindows用PS4アセンブラ/逆アセンブラユーティリティDX/Watch 2.02をリリースしていました。

●ツイッターで、karo_sharifi氏がブラウザアクセスで簡単にゲームMODを可能にするウェブサイトのオフライン版PS4Trainer Offline 04.10.2021PS4Trainer Offline Restore 04.10.2021をリリースしていました。

●GBATempで、Mariosegafreak氏がLinuxのデスクトップ環境GNOMEでTinfoilのタイトルIDデータベースと照合しNSP/NSZ/XCI/XCZファイルのサムネイルをダウンロードすることでゲームデータにサムネイルを追加することができるPythonスクリプトGNOME NSP Thumbnailerをリリースしていました。

●GitHubで、Extrems氏がSD GeckoやIDE-EXIからゲームキューブのバックアップを起動させることができるオープンソースユーティリティSwiss v0.5r1179をリリースしていました。Redumpデータベースの更新などが変更点です。

●Xbox Wireで、マイクロソフトがXbox20周年を記念しAdidasとのコラボレーションで初代XboxをイメージしたスニーカーXbox 20th Forum Techを発売すると発表していました。

●GBATempで、tabnk氏がRetroArchコアを利用したドリームキャストエミュレータFlycastのNintendo Switch向けスタンドアロン版エミュレータFlycast Standalone for Nintendo Switchをリリースしていました。

●PPSSPP公式サイトで、Henrik Rydgard氏がオープンソースのAndroid/Windows向けPSPエミュレータPPSSPP 1.12をリリースしていました。Android 12とScoped Storage(対象範囲別ストレージ)のサポートなどが変更点です。

●スポーツ報知で、『ドラゴンクエスト』シリーズの作曲家としても知られるすぎやまこういち氏が死去したと伝えていました。(オレクラスさん情報ありがとね)

●ツイッターで、fjtrujy氏がマルチシステムエミュレータRetroArchのPS2で240pをサポートしたことを公表していました。Settings -> Video -> Output -> Screen Resolutionで設定できます。240pはCRT推奨で、HDTVモニターの場合は480p推奨だそうです。
https://twitter.com/fjtrujy/status/1445665541507538947

●GitHubで、RetroGamer74氏がNintendo Switch向けのカスタムファームウェアを選択して起動するブートマネジャーRetroReloaded Proの自動アップデート用リポジトリのペイロードRRPro_3.25_Payloadをリリースしていました。Atmosphere起動時にブラックスクリーンになってしまう不具合の修正が変更点です。

●GitHubで、wavemotion-dave氏が日本ではバンダイが発売したアメリカのマテル社の家庭用ゲーム機インテレビジョンのNintendo DS/DSi向けエミュレータNINTV-DS v2.2をリリースしていました。グラフィック表示がバグる不具合の修正などが変更点です。


GameGaz Daily 2021.9.19

●GitHubで、Rinnegatamante氏(とTheFloW氏)がAndroid向けの『Crazy Taxi Classic』をPS Vitaに移植したCrazy Taxi Vita(crazytaxi_vita) 1.0をリリースしていました。今までのAndroid版移植と同様Crazy Taxi Classicのapkファイルは必要です。またDynarec機能に由来する制限を取り除くことができるカーネルプラグインkubridgeや、サスペンドやレジュームした後にファイル記述子が無効になってしまうHomebrewの不具合を修正するためのカーネルプラグインFdFixのカーネルプラグインを有効化する必要があります。libshacccg.suprxのインストール(詳細はここに記載)も必要です。VitaのCPU/ GPU/ BUS/ XBARのクロック周波数を変更し、LiveAreaやAdrenalineでもオーバークロックにすることができるカーネルプラグインPSVshellで500Mhzへのオーバークロック(ただしオプション)も必要に応じて有効化します。
Crazy Taxi Vita

●ツイッターで、VitaDev2氏がダッシュやジャンプができる特殊な車を使ってサッカーをプレイするゲーム『ロケットリーグ』のVita向けクローンゲームRocket Cars Vita Alpha 3をリリースしていました。

●PSXHAXで、unknownqx氏がPS4のpkgファイルの整合性を検証することができるWindows向けユーティリティPS4PKGVerifier 1.4をリリースしていました。不具合修正が変更点です。

●GitHubで、XITRIX氏がMoonlight(NVIDIA GameStreamというNVIDIAが公式に用意したNVIDIA SHIELD向けストリーミング機能を汎用デバイスで使用できるようにしたオープンソースアプリケーション)をNintendo Switch向けに移植したMoonlight-Switch v0.8をリリースしていました。マウスとキーボードのサポートや日本語対応などが変更点です。
日本語対応ですが、そこそこそれなりに日本語として成立しているものの「起を送信する」「UIと交換」「ゲームストリームと交換」など、聞いただけでは意味が理解できない翻訳が一部見受けられます。

●GitHubで、Core-2-Extreme氏がNintendo 3DS向けのビデオプレーヤーVideo player for 3DS v1.3.2をリリースしていました。800×240の動画用にアスペクトが10:3のモードを用意したことなどが変更点です。

●Libretroチームが、マルチプラットフォームのマルチシステムエミュレータRetroArchがSteamで配信されるようになったと公表していました。Steam版では 無料プレイのゲームで配信されています。通常版とSteam版は基本は同じですが、Steamの規約に準ずるためSteam版にはコアダウンローダーが含まれていません。コアは自分でインストールするか、ダウンロードコンテンツとして別途ダウンロードする必要があります。現時点でダウンロードコンテンツとして用意されているコアは以下です。

  • Mupen64 Plus Next
  • Kronos
  • PCSX ReARMed
  • Stella
  • SameBoy
  • mGBA
  • Mesen
  • Mesen S
  • Genesis Plus GX
  • Final Burn Neo

●GitHubで、Libretroチームのtwinaphex氏がマルチプラットフォームのマルチシステムエミュレータRetroArch v1.9.10をリリースしていました。

●GitHubで、borntohonk氏がNintendo SwitchのAtmosphereでタイトルマネージャーTinfoilをネイティブサポートすることを目的としたモディファイ版カスタムファームウェアNeutOS 1.0.0-bfeba7c1をリリースしていました。13.0.0正式対応版Atmosphereリリースまでのプレリリースビルドになっています。勝手ビルドができる段階ということは、正式なAtmosphereアップデートが近いですね。