RetroArch一覧

GameGaz Daily 2021.10.7

●wccftechで、Valveが12月に北米や欧州で発売予定のポータブルなPC系ゲーム機Steam Deckの公式分解動画を公開、PCとは異なり完全に専用ゲーム機として設計されているためSSDの交換といったカスタマイズはバランスを崩すことになるので交換は行わないよう注意喚起がされたことを伝えていました。Steam Deckには3種類モデルが用意され、その違いはストレージ容量になるので安いモデルを購入して将来SSDを交換したいというユーザーも少なくないと思われますが、分解してSSDを外すのは動画を見る限り非常に簡単な作業のようには見えますが、Valveでは容量を増やしたければmicroSDカードを使うよう推奨しています。

●GitHubで、BetterWayElectronics(BwE)氏がPS4のNOR Flashダンプデータが破損したりしていないかや、破損している場合その箇所を調べたりすることのできるユーティリティBwE NOR Validator 1.7.4をリリースしていました。アップロードの不具合修正などが変更点です。

●GitHubで、marcussacana氏がPS4のPKGをネットワーク経由(リモート)でパッケージファイルをインストールするPS4 Remote PKG Installerにダイレクトリンクを送り直接インストールすることができるWindows向けユーティリティDirectPackageInstaller 2.1.0をリリースしていました。分割RARファイルと暗号化したRARファイルのサポートなどが変更点です。

●GBATempで、xZenithy氏が開発者向けのWindows用PS4アセンブラ/逆アセンブラユーティリティDX/Watch 2.02をリリースしていました。

●ツイッターで、karo_sharifi氏がブラウザアクセスで簡単にゲームMODを可能にするウェブサイトのオフライン版PS4Trainer Offline 04.10.2021PS4Trainer Offline Restore 04.10.2021をリリースしていました。

●GBATempで、Mariosegafreak氏がLinuxのデスクトップ環境GNOMEでTinfoilのタイトルIDデータベースと照合しNSP/NSZ/XCI/XCZファイルのサムネイルをダウンロードすることでゲームデータにサムネイルを追加することができるPythonスクリプトGNOME NSP Thumbnailerをリリースしていました。

●GitHubで、Extrems氏がSD GeckoやIDE-EXIからゲームキューブのバックアップを起動させることができるオープンソースユーティリティSwiss v0.5r1179をリリースしていました。Redumpデータベースの更新などが変更点です。

●Xbox Wireで、マイクロソフトがXbox20周年を記念しAdidasとのコラボレーションで初代XboxをイメージしたスニーカーXbox 20th Forum Techを発売すると発表していました。

●GBATempで、tabnk氏がRetroArchコアを利用したドリームキャストエミュレータFlycastのNintendo Switch向けスタンドアロン版エミュレータFlycast Standalone for Nintendo Switchをリリースしていました。

●PPSSPP公式サイトで、Henrik Rydgard氏がオープンソースのAndroid/Windows向けPSPエミュレータPPSSPP 1.12をリリースしていました。Android 12とScoped Storage(対象範囲別ストレージ)のサポートなどが変更点です。

●スポーツ報知で、『ドラゴンクエスト』シリーズの作曲家としても知られるすぎやまこういち氏が死去したと伝えていました。(オレクラスさん情報ありがとね)

●ツイッターで、fjtrujy氏がマルチシステムエミュレータRetroArchのPS2で240pをサポートしたことを公表していました。Settings -> Video -> Output -> Screen Resolutionで設定できます。240pはCRT推奨で、HDTVモニターの場合は480p推奨だそうです。
https://twitter.com/fjtrujy/status/1445665541507538947

●GitHubで、RetroGamer74氏がNintendo Switch向けのカスタムファームウェアを選択して起動するブートマネジャーRetroReloaded Proの自動アップデート用リポジトリのペイロードRRPro_3.25_Payloadをリリースしていました。Atmosphere起動時にブラックスクリーンになってしまう不具合の修正が変更点です。

●GitHubで、wavemotion-dave氏が日本ではバンダイが発売したアメリカのマテル社の家庭用ゲーム機インテレビジョンのNintendo DS/DSi向けエミュレータNINTV-DS v2.2をリリースしていました。グラフィック表示がバグる不具合の修正などが変更点です。


GameGaz Daily 2021.9.19

●GitHubで、Rinnegatamante氏(とTheFloW氏)がAndroid向けの『Crazy Taxi Classic』をPS Vitaに移植したCrazy Taxi Vita(crazytaxi_vita) 1.0をリリースしていました。今までのAndroid版移植と同様Crazy Taxi Classicのapkファイルは必要です。またDynarec機能に由来する制限を取り除くことができるカーネルプラグインkubridgeや、サスペンドやレジュームした後にファイル記述子が無効になってしまうHomebrewの不具合を修正するためのカーネルプラグインFdFixのカーネルプラグインを有効化する必要があります。libshacccg.suprxのインストール(詳細はここに記載)も必要です。VitaのCPU/ GPU/ BUS/ XBARのクロック周波数を変更し、LiveAreaやAdrenalineでもオーバークロックにすることができるカーネルプラグインPSVshellで500Mhzへのオーバークロック(ただしオプション)も必要に応じて有効化します。
Crazy Taxi Vita

●ツイッターで、VitaDev2氏がダッシュやジャンプができる特殊な車を使ってサッカーをプレイするゲーム『ロケットリーグ』のVita向けクローンゲームRocket Cars Vita Alpha 3をリリースしていました。

●PSXHAXで、unknownqx氏がPS4のpkgファイルの整合性を検証することができるWindows向けユーティリティPS4PKGVerifier 1.4をリリースしていました。不具合修正が変更点です。

●GitHubで、XITRIX氏がMoonlight(NVIDIA GameStreamというNVIDIAが公式に用意したNVIDIA SHIELD向けストリーミング機能を汎用デバイスで使用できるようにしたオープンソースアプリケーション)をNintendo Switch向けに移植したMoonlight-Switch v0.8をリリースしていました。マウスとキーボードのサポートや日本語対応などが変更点です。
日本語対応ですが、そこそこそれなりに日本語として成立しているものの「起を送信する」「UIと交換」「ゲームストリームと交換」など、聞いただけでは意味が理解できない翻訳が一部見受けられます。

●GitHubで、Core-2-Extreme氏がNintendo 3DS向けのビデオプレーヤーVideo player for 3DS v1.3.2をリリースしていました。800×240の動画用にアスペクトが10:3のモードを用意したことなどが変更点です。

●Libretroチームが、マルチプラットフォームのマルチシステムエミュレータRetroArchがSteamで配信されるようになったと公表していました。Steam版では 無料プレイのゲームで配信されています。通常版とSteam版は基本は同じですが、Steamの規約に準ずるためSteam版にはコアダウンローダーが含まれていません。コアは自分でインストールするか、ダウンロードコンテンツとして別途ダウンロードする必要があります。現時点でダウンロードコンテンツとして用意されているコアは以下です。

  • Mupen64 Plus Next
  • Kronos
  • PCSX ReARMed
  • Stella
  • SameBoy
  • mGBA
  • Mesen
  • Mesen S
  • Genesis Plus GX
  • Final Burn Neo

●GitHubで、Libretroチームのtwinaphex氏がマルチプラットフォームのマルチシステムエミュレータRetroArch v1.9.10をリリースしていました。

●GitHubで、borntohonk氏がNintendo SwitchのAtmosphereでタイトルマネージャーTinfoilをネイティブサポートすることを目的としたモディファイ版カスタムファームウェアNeutOS 1.0.0-bfeba7c1をリリースしていました。13.0.0正式対応版Atmosphereリリースまでのプレリリースビルドになっています。勝手ビルドができる段階ということは、正式なAtmosphereアップデートが近いですね。


GameGaz Daily 2021.9.5

●Eurogamerで、Nintendo Switch Onlineにゲームボーイとゲームボーイカラー追加をNateDrake氏やNintendo Lifeがそれぞれ独自の情報筋から入手したルートとは別に独自のルートでNintendo Switch Onlineにゲームボーイとゲームボーイカラー追加の情報の裏付けを得たと伝えていました。さすがにここまで来ると間違いなくファミコン、スーパーファミコンに加えてNintendo Switch Onlineでゲームボーイとゲームボーイカラーは追加されるでしょう。更に任天堂はそれ以外にもレトロプラットフォーム追加を準備している模様です。

●GitHubで、GrapheneCt氏がPS Vita向けのネイティブGPUドライバーPVR_PSP2 v3.5をリリースしていました。

●Redditで、AltCtrlGraphene氏(GrapheneCt氏)がVenezia(東芝のカスタム8コア32ビットRISC MeP-C5 CPUで、Vitaではビデオとオーディオのプロセスとして使われている)でMePコードを実行するためのAPIを提供するVPS Vita向けカーネルプラグインVVNZRunner v1.1をリリースしていました。

●GitHubで、Libretroチームのtwinaphex氏がマルチプラットフォームのマルチシステムエミュレータRetroArch v1.9.9をリリースしていました。メニュードライバーでgfx_display_rotate_zコールを削減したことなとが変更点です。

●GitHubで、Myself086氏がスーパーファミコン(エミュレータ含む)で動作するファミコンエミュレータProject Nested v1.4.2をリリースしていました。ファイルサイズの割にiNESヘッダーにバンクが多すぎるゲームの読み込みの際の不具合修正などが変更点です。

●GTPlanetで、『グランツーリスモ 7』は2022年にPS4とPS5向けに発売されることになったと伝えていました。PS4版はPS5でも動作はしますが、PS5版は次世代機らしいゲーム体験が得られるようです。PS4版からPS5版へのアップグレードも可能ですが、無料ではなく10ドルの有償となります。