Reicast一覧

GameGaz Daily 2020.4.3

●PSX-Placeで、PS3Xploit Teamのesc0rtd3w氏がPS3でCFW化ができなかったnonCFWモデル(後期SlimモデルおよびSuperSlimモデル)でもHomebrew起動を可能にするHomebrew Enabler PS3HEN v3.0.1をリリースしていました。4.86リリース後に開発中であり近くリリースすると告知されていたものです。4.86 HFWがサポートされました。4.84/ 4.85/ 4.86 HFWのみがサポートされています。(オリジナルとも言える4.82はPS3HEN v3.0.0でサポート対象外になっています。)

●ツイッターで、Nathanr3269氏(=Evilnat氏)がCFWをインストールしたPS3でバージョン偽装を利用することによりPSN/SENへ接続できる設定を有効化/無効化することができるユーティリティSEN Enabler v6.2.6をリリースしていました。CFW 4.86 CEXおよびRebug 4.86.1 LITEのハッシュサポート追加が変更点です。

●Redditで、Electry氏がDiscordのRich Presence機能(プレイ中のゲームの情報を表示する機能)で表示するゲーム情報をPS Vitaでプレイ中のゲームに切り替えることができるVitaのカーネルプラグインおよびWindows向けクライアントユーティリティVitaPresence v1.0.0をリリースしていました。プラグイン(VitaPresence.skprx)をVitaにインストール(config.txtは*KERNELに記述)し、VitaはWindows PCと同一ローカルネットワークに置いておく必要があります。
実はSwitchにSwitchPresence-Rewritten(最新バージョンはv1.7)というシステムモジュールおよびアプリケーション(Switch側)とクライアントアプリケーションがあり、Electry氏曰く「SwitchPresence-Rewrittenにインスパイアされた」としています。
VitaPresence

●CBPS Forumsで、cuevavirus氏がPS Vita TVでHDMI出力をPS Vitaのネイティブ解像度である960×544にして出力することができるカーネルプラグインSharpscaleをリリースしていました。ちょっと意味が伝わりにくいと思いますが、720pでは960×544に黒額縁付けて、1080iでは1920×1088にアップスケールし垂直解像度を8行トリミングして1920×1080にします。比率がきっちり16:9になるので1440pや4Kも可能になります。
configには
*KERNEL
ur0:tai/sharpscale.skprx

と記載します。

●Dean氏が、PS3/Linux/macOS/AndroidなどのデバイスをホームシアターにすることができるユーティリティMovianの非公式版movian v5.0.616をリリースしていました。

●IGN JapanでマイクロソフトのXbox部門最高責任者Phil Spencer氏が新型コロナウィルスの影響で発売が遅れる可能性が指摘されているXbox Series Xについて予定通りの発売を目指しており、現時点で「プランB」(代替案)はまだ考えていないと語ったことを伝えていました。ただし何が起こるかわからない不確かな状況であることも認め、開発チームの安全と健康を最優先と語っていることから計画変更の含みも持たせています。少量でも生産ができているなら予定通り年末商戦機に発売する可能性はあるかもしれませんが、そもそも世界的に経済が破綻していて年末商戦(ホリデーシーズン)自体吹っ飛んでいるかもしれません。

●ツイッターで、yellows8氏がNintendo Switchのシステムアップデートをns:suサービスでインストールするnssu-updater 1.0.0とカスタムプロトコルを利用してSwitchのコンテンツをネットワーク経由で転送することができるcontents-delivery-manager v1.0.0をリリースしていました。

●GitHubで、RocketRobz氏がニンテンドー3DSでFlashcartなしにndsファイル(バックアップファイル)をSDカードから起動することができるユーティリティnds-bootstrap v0.32.0をリリースしていました。12MB(DSi)/ 28MB(3DS)のROMをRAMにロードする設定の再追加などが変更点です。

●GitHubで、RocketRobz氏がDS/DSi/3DS/2DS向けのオープンソースメニューTWiLightMenu++ v13.0.0をリリースしていました。DSモードでDSi拡張カートリッジが起動できるようになったことや、WiLight Menu++起動時にSDカードにソフトリセットパラメータファイルが存在する場合最後に起動したDS(DSi)ゲームを起動するようにしたことなどが変更点です。

●GitHubで、The Citra Teamのweihuoya氏が3DSエミュレータCitraを非公式にAndroidに移植したCitra for Android 20200402をリリースしていました。

●GitHubで、Cpasjuste氏がアーケードエミュレータPFBA(Portable Final Burn Alpha)をVita/Switch向けに移植したpFBN 4.2をリリースしていました。config.cfgのROMのパスが正しく読み込めないといった不具合の修正などが変更点です。

●GitHubで、Reicastチームのskmp氏がマルチプラットフォーム向けのセガDreamcastエミュレータReicast r20.04をリリースしていました。ウィンドウサイズ保存時の縦サイズチェック追加などが変更点です。

●GitHubで、vvanelslande氏がCitraをベースにしたWindows/Linux(Ubuntu)向けニンテンドー3DSエミュレータvvctre 20.1.0vvctre 20.2.0vvctre 20.2.1をリリースしていました。初期設定画面でコントロールタブにファイルのロードとセーブのボタンを追加したこと(20.1.0)やData FolderをUser Folderと名称を変更したこと(20.2.0)、不具合修正(20.2.1)などが変更点です。


GameGaz Daily 2020.2.3

●GBATempで、Leeful氏がPS4 5.05向けのノーマルライクなPS4画面でPS4をハックできるPS-Phwoar Exploit Host Menu v1.1をリリースしていました。LightningMods氏のアプリ(Orbismanなど)に対応したことやゲームダンパーを追加したことなどが変更点です。

●GitHubで、ONEluaチームがPS VitaのeCFW向けオリジナルメニューONEMenuをVitaのLiveareaの代わりとして利用できるようVitaへ移植したONEMenu for PSVita v3.16をリリースしていました。PSMゲームのコンテンツリフレッシュの不具合を修正したことなどが変更点です。

●CBPS Forumsで、dots-tb氏がVitaでスクリーンショットをゲーム名のついたフォルダを自動的に作成して保存してくれるプラグインreScreeny v1.2をリリースしていました。ファイル名の前後にスペースがある場合に発生する不具合の修正が変更点です。

●GitHubで、masagrator氏が通常は自動でチェック判定されるSwitchの携帯モードとTVモードを入れ替えることでグラフィック設定などモード設定に依存している各種制限を解除したりすることができるSaltyNXプラグインReverseNXに関連し携帯モードとTVモードのフラグ入れ替えなどを簡単に行うことができるユーティリティReverseNX-Tool 1.34をリリースしていました。使用しているCFWのチェック機能を追加したことでSX OSとReiNXでチートを無効にする設定表示をしないようにしたことが変更点です。

●GitHubで、Warwick4L氏がNintendo 3DSとSwitch向けのフレンドコードを生成することができるPythonスクリプトFriend-Code-Generator v2.0.2をリリースしていました。コード最適化による動作の高速化などが変更点です。

●GitHubで、CompSciOrBust氏がamiiboをエミュレートするSwitchのカスタムプロセスemuiiboをGUI版にしたAmiigo 1.6.0をリリースしていました。Amiibo画像に対応したことや名前でのソートに対応したことなどが変更点です。

●任天堂が、「ニンテンドーゾーン」と「ニンテンドー3DSステーション」のサービスを2020年2月28日(金)に終了すると発表していました。ニンテンドー3DSステーションは随時撤去、店舗によってはサービス終了日前に撤去している場合があるそうです。「ニンテンドーゾーン」と「ニンテンドー3DSステーション」は無料でインターネットに接続できたり体験版をダウンロードできたりするサービスで、自宅にWi-Fi環境がない子供たちにとっては有益なサービスでした。ゲームの紹介映像などを流すデジタルサイネージ装置機能も兼ねていたのでWi-Fiスポットの機能だけではありませんが、さすがにWi-Fi環境がかなり整い5G時代に突入しようという現在では時代遅れのサービスになっていました。

●GitHubで、FIX94氏が開発したオリジナルのWindows向けファミコンエミュレータfixNES Alpha v1.3.1をリリースしていました。fdsオーディオコードの更新が変更点です。

●GitHubで、Reicastチームのskmp氏がマルチプラットフォーム向けのセガDreamcast エミュレータReicast r20.02bをリリースしていました。クアルコムのSoC用GPU Adreno 3xxシリーズでの不具合を修正したことなどが変更点です。ここ最近更新頻度が非常に高いです。

●マルチシステムエミュレータhiganなどを開発していたbyuu氏が、エミュレータbyuuの開発を発表した際自身の名前を混乱回避のため変えるとしていた件で今後はNearを名乗ることにしたと発表していました。


GameGaz Daily 2020.2.1

●GitHubで、 cuevavirus氏がPS Vitaでスピーカーボリュームとヘッドフォンボリュームを自動で切り替え制御することができるプラグイン自動オーディオボリューム(jav:旧volume_profile) v2.1.0をリリースしていました。3.61および3.63のサポートなどが変更点です。

●GitHubで、RocketRobz氏がNintendo DS/DSi向けのフルアクセスファイルブラウザGodMode9i v2.0.1をリリースしていました。DS/DSiのゲームカートリッジをSDカード同様スロット2のFlashcartへもバックアップできるようにしたことなどが変更点です。

●GitHubで、vvanelslande氏がCitraをベースにしたWindows/Linux(Ubuntu)向けニンテンドー3DSエミュレータvvctre 6.7.0をリリースしていました。RPC(Remote Procedure Call:遠隔手続き呼び出し)のエンドポイント追加が変更点です。

●GitHubで、stenzek氏がWindows/Linux/Android向けの新しい初代PlayStationエミュレータDuckStationをリリースしていました。
DuckStation

●byuu氏が、マルチシステムエミュレータhiganのエミュレーションコアを共有する新しいエミュレータbyuuを2020年内にリリースすることを公表していました。事実上higanの後継となるでしょう。エミュレータをbyuuという自身の名前と同じ名称にした理由について、既にドメインやロゴ、企業登録までしていたことを挙げていますが、リリースの暁には自分の名前の方を変えて(本名にする?)混乱しないようにするそうです。
byuu

●GitHubで、Reicastチームのskmp氏がマルチプラットフォーム向けのセガDreamcast エミュレータReicast r20.02をリリースしていました。

●IGN Japanで、EAのCFOであるBlake Jorgensen氏が2020年第3四半期に関する投資者向け質疑応答でPS5とXbox Series Xの次世代機は現行機をはるかに上回っているとコメントしたことを伝えていました。既に次世代機の開発に着手しているディベロッパー側の見解ですので次世代期の進化ぶりはユーザーの予想を遙かに上回っているのかもしれません。