OpenOrbis PS4 Toolchain一覧

GameGaz Daily 2020.10.13

●GitHubで、 badda71氏がNintendo 3DS向けのVNCビューアアプリケーションTinyVNC 1.0をリリースしていました。.3dsx版に加えて.cia、.3ds版を用意したことやhttpプロトコルでのmp3ストリーミングオーディオのサポート、オンスクリーンキーボード追加などが変更点です。

●任天堂が、2020年11月6日(金)よりJoy-Con(L) / (R)の単品価格を4,480円(税抜)から3,740円(税抜)に改訂すると発表していました。740円の値下げになります。理論上Nintendo Switch本体の値下げがあってもおかしくないですが、そのような全く発表はありません。
price pf single Joy-Con will drop down

●GitHubで、chrismaltby氏がコーディングの知識がなくてもドラッグアンドドロップでゲームボーイ向けのHomebrewを開発することができるWindows/ Mac/ Linux向けユーティリティGB Studio v2.0.0-beta4をリリースしていました。

●GBATempで、 RiiConnect24チームのLarsenv氏がWii/ 3DS/ Wii U/ Miitomo/ SwitchのMiiをMiiスタジオで読み込めるファイルに変換することができるPythonで開発されたコマンドラインユーティリティmii2studioをリリースしていました。

●GitHubで、 Roet-Ivar氏がwebMAN MODをインストールしたPS3でPS1/PS2/PS3のISOをマウントして直接XMBから起動できるようにするためにPS1/PS2/PS3のISOをPS3へインストールするPKGに変換することができるWindows/Linux向けユーティリティwebMAN Classics Maker v2.1.2 beta-10をリリースしていました。

●PSXHAXで、_AlAzif氏がソニーのSDKを使わず独自のオープンソース開発環境を使用するPS4向けの開発ツールOpenOrbis PS4 Toolchainを使ったサンプルPKGとしてHello Worldをリリースしたことを伝えていました。


GameGaz Daily 2020.8.8

●ツイッターで、Leeful74氏が6.72のPS4をウェブブラウザアクセスでJailbreakする6.72 Host Menu v4をリリースしていました。安定性が向上している最新のPS4JBのコードを利用したことが変更点です。
https://twitter.com/leeful74/status/1291420289344188416

●GitHubで、aldostools氏がバックグラウンドでPS3のタスクを実行できるVSH PRXloader向けのプラグインとしてPS3のファイルやフォルダをウェブ(AndroidやiPhone、PCなど)経由で閲覧したり、リモートやXMBからISOをマウントしたりすることができるユーティリティwebMANの非公式アップデート版webMAN-MOD v1.47.30を更新していました。PKG/ROM Launcherで.gzファイルのアーカイブ解凍をサポートしたことなどが変更点です。

●ツイッターで、TOXXIC_407氏がPS4の6.72を含めた複数ファームウェアで温度を制御するためにPS4のファンの速度を調整制御することができるペイロードPS4-fan-control-payloadsをリリースしていました。

●ツイッターで、Lapy05575948氏がUnityで開発されたフル管理者権限で動作するPS4向けのファイルエクスプローラアプリケーションPS4-Xplorer 1.23をリリースしていました。”Multi-selection”オプションと”Select all”がフォルダでも利用できるようになったことなどが変更点です。

●GitHubで、Cryptogenic氏がPS4向けの開発ツールとしてソニーのSDKを使わず独自のオープンソース開発環境を使用するツールチェーンOpenOrbis PS4 Toolchain v0.5をリリースしていました。libcやlibSceFios2モジュールの追加などが変更点です。

●GitHubで、FluffyFishGames氏がNintendo Switch『あつまれ どうぶつの森』のセーブデータ(JKSVを使ってダンプ可能)を読み込んでデザインパターンを編集するなどのカスタマイズを行うことができるWindows/macOS向けユーティリティAnimal Crossing: New Horizons Design Pattern Editor(ACNHDesignPatternEditor) v0.9.4p5をリリースしていました。あつ森アップデート1.4.1をサポートしたことなどが変更点です。

●GitHubで、nkrapivin氏がGameMaker Studio 2を使ってSwitchのHomebrewをビルドすることができるユーティリティRussellNX v1.4.0をリリースしていました。ランタイムセレクタを新しくしたことなどが変更点です。

●GitHubで、Ryochan7氏がDualShock 4をWindowsが標準で対応しているXbox 360のコントローラーとしてエミュレートすることで、DualShock 4のパフォーマンスを発揮させつつWindowsPCで多くのゲームに対応するコントローラーとしての使用を可能にするユーティリティDS4Windows v2.1.5をリリースしていました。ジャイロマウスジョイスティックの反転設定の不具合修正などが変更点です。

●GitHubで、vvanelslande氏がCitraをベースにしたWindows/Linux(Ubuntu)向けニンテンドー3DSエミュレータvvctre 36.3.1をリリースしていました。


GameGaz Daily 2020.6.24

●GitHubで、Creckeryop氏がPS Vitaで漫画を読むことができるコミックリーダーNOBORU 0.61をリリースしていました。検索がクリアされてしまう不具合の修正などが変更点です。

●GitHubで、bucanero氏がVitaにオリジナルpkgをインストールしたり、NoNpDrmの偽ライセンスを使いpkgファイルをVitaに直接ダウンロード/アンパックしたりすることができるユーティリティpkgiをPS3に移植したPKGi PS3 v1.1.6をリリースしていました。アイテムダウンロード時に.rifファイルを生成(要アクティベート)できるようにしたことなどが変更点です。

●GitHubで、TheMightyV氏がDiscordのRich Presence機能(プレイ中のゲームの情報を表示する機能)で表示するゲーム情報をPS Vitaでプレイ中のゲームに切り替えることができるVitaのカーネルプラグインVitaPresenceと合わせて使用するWindows向けユーティリティvita-presence-the-server v0.1をリリースしていました。Rich Presenceのサムネイルをサポートしています。

●GitHubで、Cryptogenic氏がPS4向けの開発ツールとしてソニーのSDKを使わず独自のオープンソース開発環境を使用するツールチェーンOpenOrbis PS4 Toolchain v0.4をリリースしていました。C++のサポートなどが変更点です。

●GitHubで、V10lator氏がWii Uのコンテンツを任天堂のアップデートサーバー(NUS: Nintendo Update Server)から直接Wii Uにダウンロード・インストールすることができるユーティリティNUSspli v1.11をリリースしていました。カスタムフォルダ名の不具合修正などが変更点です。

●GitHubで、KMFDManic氏がファミコンミニ・スーパーファミコンミニ・メガドライブミニのRetroArch向けモジュールKMFDManic Mini Classic Xtreme Core/HMOD Set(NESC-SNESC-Modifications) v.3.8-06-23-2020をリリースしていました。Genesis Mini Classicでの6ボタンコントローラーの不具合修正などが変更点です。

●GBATempで、SFC-hacker氏がNintendo 3DS『マリオカート7』をハック(チート)するためのCTRPFプラグインMario Kart 7 Plugin Deluxe v1をリリースしていました。
https://www.youtube.com/watch?v=nD5ZJC9Hd0c

●GitHubで、badda71氏がAmiga 500エミュレータUAE4ALLをNintendo 3DSに移植したuae3DS v1.0をリリースしていました。ステートセーブの刷新などが変更点です。

●GitHubで、vvanelslande氏がCitraをベースにしたWindows/Linux(Ubuntu)向けニンテンドー3DSエミュレータvvctre 34.7.0をリリースしていました。プラグイン追加などが変更点です。

●キャリコネニュースで、品薄が続いているNintendo Switchについて任天堂の広報がキャリコネニュースの取材に対し「生産状況はおおよそ平常に戻ってきている」と回答したことを伝えていました。供給状況はほぼ100%に回復しているものの品薄が解消されていないのは『あつまれ どうぶつの森』などの人気タイトルの発売に伴う需要がそれを上回っているためだと伝えています。今後の品薄解消の見通しについて任天堂の広報は「市場次第なので分からない」と回答しています。

●Bloombergで、任天堂はNintendo Switch向けの『あつまれ どうぶつの森』大ヒットによってスマホ向けのゲームビジネスへの注力する戦略を見直し家庭用ゲーム機重視へシフトしていると伝えていました。『マリオカート ツアー』以降任天堂からのスマホ向けタイトルのリリースはなく新作アナウンスも特にありません。もともとスマホ向けコンテンツビジネスへのシフトはWii Uでの失敗により新たな収益ビジネスの必要性から生まれたもので、Switchでの成功によってその必要性が薄くなったということのようです。もともと任天堂は自社でスマホ向けコンテンツに取り組まずDeNAを介していました。今思えば内部リソースをモバイル事業へ割くことを最初から避けていたことになります。任天堂本体はいつでも家庭用ゲーム機を主力と考えていただけと言えなくもありません。