Universal Media Server一覧

GameGaz Daily 2022.5.5

●PSXHAXで、Destination Home TeamがPS3でサービスを展開していた(現在はサービス終了)仮想空間を使ったコミュニケーションサービス『PlayStation Home』を公式ファームウェア4.88で動作できるようにしたデモ動画を公開したことを伝えていました。Destination Home Teamはサービスが終了してしまっている『PlayStation Home』をオンラインで復活させようというプロジェクトに取り組んでいるグループで、非営利で活動しています。ソニーのサーバーには繋げないので最終的にはオリジナルサーバーを立てる予定ですが見通しは立っていません。まだ公式ファームウェアでオフラインで動作するようになっただけの段階です。厳密にはDEX CFWとエミュレータのRPCS3で動作し、公式ファームウェアの場合はディファイ版公式ファームウェアのHFWの状態で一旦インストールして公式ファームウェアに戻しています。
公式サイトはhttp://destinationho.me/で、オフライン版のダウンロードはEvernoteからできます。
https://twitter.com/NagatoRevenge/status/1520975018909265920

●GitHubで、jocover氏がPS4のハードウェアを使いドルビーTrueHDをリニアPCMのオーディオデータにデコードすることができるユーティリティPS4 hardware Dolby TrueHD decoder v1.0.1をリリースしていました。ネットワークからのオーディオデコードをサポートしたことが変更点です。

●GitHubで、kmeps4氏がPS4のpkgファイルをダンプして外付けHDDにバックアップすることができるペイロードPKG-BackUP v1.1をリリースしていました。

●GitHubで、Rinnegatamante氏がYoYo Gamesのゲーム開発ツールGameMaker Studioで作成したAndroid向けゲームをVitaで動作するようにするためのローダーYoYo Loader Vita Nightly 2022-05-04をリリースしていました。キーボードのキーエミュレーションを実装してボタン入力で問題が起こらないようにしたことでプレイできるゲームが増えたそうです。

●NintendoEverythingで、ニンテンドーオブアメリカ前社長のReggie Fils-Aime氏が「Disrupting the Game: From the Bronx to the Top of Nintendo」という本を出版し、その中で発売当初は高すぎて売れず発売から半年待たずに25000円から15000円へと10000円値下げするなど価格設定では迷走したニンテンドー3DSについて、Reggie Fils-Aime氏は当初から199ドルでの販売を主張していたが、249ドルを主張する故岩田聡社長と意見が対立し最終的には249ドルでの発売となったことを記していたことを伝えていました。3DSは発売時に249ドル(25000円)ではなく199ドル(20000円)だったら早々と値下げに踏み切らずに済んだかもしれませんが、逆に早々と15000円になったからこそ3DSがヒットした可能性も考えられます。ただ、営業的にはReggie Fils-Aime氏の主張する199ドル(20000円)で行くべきだったかもしれません。

●GitHubで、V10lator氏がWii Uのコンテンツを任天堂のアップデートサーバー(NUS: Nintendo Update Server)から直接Wii Uにダウンロード・インストールすることができるユーティリティNUSspli v1.93をリリースしていました。OpenSSL更新などが変更点です。

●GitHubで、SubJunk氏がPS3 Media ServerをベースにDLNA、UPnP、HTTP/Sに対応し、主要なOS(Windows/Linux/macOS)をサポートしたメディアサーバーアプリケーションUniversal Media Server 10.21.1のソースコードをリリースしていました。

●GBATempで、DarkAkuma氏がNintendo SwitchのGBAエミュレータ(コードネーム”Sloop”)にゲームをインストールできるnsp形式のファイルを作成し追加(インジェクト)することができるユーティリティSlip Database Manager v1.0.0.0をリリースしていました。
Slip Database Manager1
Slip Database Manager2


GameGaz Daily 2022.5.3

●GitHubで、jocover氏がPS4のハードウェアを使いドルビーTrueHDをリニアPCMのオーディオデータにデコードすることができるユーティリティPS4 hardware Dolby TrueHD decoder v1.0.0をリリースしていました。

●ツイッターで、Wr0zen氏がLightningMods_氏の開発したPS4のブルーレイドライブ故障でアップデートできない本体を9.00にアップデートするためのアップデータNoBD Updaterのライセンスコードを@LightningMods_をフォローしてWr0zen氏のツイートをいいねした人の中からランダムにプレゼントすると発表していました。


また、LightningMods_氏はKo-fiで寄付を募集しており、目標金額に達すればNoBD Updaterを無料配布するそうです。なお、5月3日の昼時点で目標金額の225ドルに既に達しています。


[追記]
https://twitter.com/LightningMods_/status/1521350592534392832

Ko-fiの目標に到達したので約束通りフリーのNoBD Updaterをストアへ追加します(オフラインで使えます)。NoBDガイドの説明サイトもhttps://orbis.repair/へチュートリアルビデオと併せてアップします。

ストアでのダウンロードはhttps://pkg-zone.com/details/UDAT99998です。

NoBD – Updater [FREE] (v1.01)として公開されています。

●GitHubで、aldostools氏がPS3のバックアップマネージャーwebMAN MODやsMAN、multiMAN、IRISMAN、ManaGunZ、sMAN、RetroArch CE向けのPS3/PS2/PSXゲームカバー集Covers packs RetroArch CEをリリースしていました。マルチシステムエミュレータRetroArchの非公式PS3版のRetroArch CE向けです。

●GitHubで、Rinnegatamante氏がYoYo Gamesのゲーム開発ツールGameMaker Studioで作成したAndroid向けゲームをVitaで動作するようにするためのローダーYoYo Loader Vita Nightly 2022-05-02をリリースしていました。ネットワーク機能が無効な場合ネットシンボルをダミーにしたことなどが変更点です。

●GitHubで、V10lator氏がWii Uのコンテンツを任天堂のアップデートサーバー(NUS: Nintendo Update Server)から直接Wii Uにダウンロード・インストールすることができるユーティリティNUSspli v1.91NUSspli v1.92をリリースしていました。build.pyのタイプミス修正などが変更点です。

●Cemuチームが、ニンテンドーWii Uの市販ゲームのバックアップを起動することができるWindows向けWii Uエミュレータの正式版Cemu v1.27.0b (Experimental)をリリースしていました。Experimentalバージョンはオートアップデーターでは有効にならないバージョンです。

●GitHubで、xemuチームがWindows/macOS/Linux(Ubuntu)向けの初代Xboxエミュレータxemu 0.6.6をリリースしていました。サブモジュールの更新などが変更点です。

●GitHubで、SubJunk氏がPS3 Media ServerをベースにDLNA、UPnP、HTTP/Sに対応し、主要なOS(Windows/Linux/macOS)をサポートしたメディアサーバーアプリケーションUniversal Media Server 11.0.0-a1のソースコードをリリースしていました。
[追記]
公式サイトでもUniversal Media Server 11.0.0-a1が発表されました。ムービーに背景イメージとロゴを使用するようにしたことやメディアライブラリでウェブインターフェースをダークテーマトライとテーマで切り替えができるようにしたことなどが変更点です。


GameGaz Daily 2022.4.27

●GitHubで、mc-17氏がPS4のpkgファイルを展開するなとのファイル読み出し操作を行うことができるPythonスクリプトps4-pkgtoolsをリリースしていました。

●GitHubで、Chronoss09氏がPS4のGoldHENに導入されたチート機能を利用して適用できるチートをゲームプレイ時にHOME画面でメニュー形式で表示し適用させることができるユーティリティGoldHEN Cheats Pack PKG v1.0.3をリリースしていました。”DARK SOULS II: Scholar of the First Sin”などのチートが追加されています。

●GitHubで、bucanero氏がPS4の5.05/ 6.7x/ 7.0x/ 7.5x/ 9.00向けのオールインワンペイロードGoldHENで利用できるチートのデータベースGoldHEN_Cheat_Repository 04-26-2022をリリースしていました。チートリストが更新されています。

●GitHubで、TheRouletteBoi氏がPS3の画面にフレームレートを表示させることができるプラグインVshFpsCounter Version 2.4をリリースしていました。HEN利用時以外の全ファームウェアにおいてCPU/GPUクロック速度を表示できるようにしたことなどが変更点です。

●GitHubで、Extrems氏がSD GeckoやIDE-EXIからゲームキューブのバックアップを起動させることができるオープンソースユーティリティSwiss v0.6r1318をリリースしていました。容量を抑えるために最適化のレベルを落としたことなどが変更点です。

●GitHubで、xemuチームがWindows/macOS/Linux(Ubuntu)向けの初代Xboxエミュレータxemu 0.6.3-5-g6d7f329880をリリースしていました。

●Universal Media Server公式フォーラムで、SubJunk氏がPS3 Media ServerをベースにDLNA、UPnP、HTTP/Sに対応し、主要なOS(Windows/Linux/macOS)をサポートしたメディアサーバーアプリケーションUniversal Media Server 10.20.1をリリースしていました。トランスコーディングの品質と速度の改善などが変更点です。

●ツイッターで、Ryujinxチームが、Windows/Linux向けNintendo SwitchエミュレータRyujinxについてWindows 7/ 8/ 8.1および2018年より前のWindows 10のサポートを2022年6月1日に終了すると発表していました。6月1日以降はWindows版はWindows 10と11のみが対象となり、サポートのない古いWindowsでは動作しなくなっていきます。

●Cemuチームが、ニンテンドーWii Uの市販ゲームのバックアップを起動することができるWindows向けWii Uエミュレータの正式版Cemu v1.27.0 (Experimental)をリリースしていました。Experimentalバージョンはオートアップデーターでは有効にならないバージョンです。またLinux版について今月になって始めてエラーなくコンパイルできるようになり、はじめていくつかゲームを起動できたことが報告されています。Steam DeckでCemuがネイティブ環境で起動できているとしてスクリーンショットも公開されています。Linux版はまだネットワーク関連やサウンド関連のコンポーネント移植ができていないので最適化含めて開発はこれから、という状況です。
Cemu on Steam Deck