RetroArch一覧

GameGaz Daily 2021.9.19

●GitHubで、Rinnegatamante氏(とTheFloW氏)がAndroid向けの『Crazy Taxi Classic』をPS Vitaに移植したCrazy Taxi Vita(crazytaxi_vita) 1.0をリリースしていました。今までのAndroid版移植と同様Crazy Taxi Classicのapkファイルは必要です。またDynarec機能に由来する制限を取り除くことができるカーネルプラグインkubridgeや、サスペンドやレジュームした後にファイル記述子が無効になってしまうHomebrewの不具合を修正するためのカーネルプラグインFdFixのカーネルプラグインを有効化する必要があります。libshacccg.suprxのインストール(詳細はここに記載)も必要です。VitaのCPU/ GPU/ BUS/ XBARのクロック周波数を変更し、LiveAreaやAdrenalineでもオーバークロックにすることができるカーネルプラグインPSVshellで500Mhzへのオーバークロック(ただしオプション)も必要に応じて有効化します。
Crazy Taxi Vita

●ツイッターで、VitaDev2氏がダッシュやジャンプができる特殊な車を使ってサッカーをプレイするゲーム『ロケットリーグ』のVita向けクローンゲームRocket Cars Vita Alpha 3をリリースしていました。

●PSXHAXで、unknownqx氏がPS4のpkgファイルの整合性を検証することができるWindows向けユーティリティPS4PKGVerifier 1.4をリリースしていました。不具合修正が変更点です。

●GitHubで、XITRIX氏がMoonlight(NVIDIA GameStreamというNVIDIAが公式に用意したNVIDIA SHIELD向けストリーミング機能を汎用デバイスで使用できるようにしたオープンソースアプリケーション)をNintendo Switch向けに移植したMoonlight-Switch v0.8をリリースしていました。マウスとキーボードのサポートや日本語対応などが変更点です。
日本語対応ですが、そこそこそれなりに日本語として成立しているものの「起を送信する」「UIと交換」「ゲームストリームと交換」など、聞いただけでは意味が理解できない翻訳が一部見受けられます。

●GitHubで、Core-2-Extreme氏がNintendo 3DS向けのビデオプレーヤーVideo player for 3DS v1.3.2をリリースしていました。800×240の動画用にアスペクトが10:3のモードを用意したことなどが変更点です。

●Libretroチームが、マルチプラットフォームのマルチシステムエミュレータRetroArchがSteamで配信されるようになったと公表していました。Steam版では 無料プレイのゲームで配信されています。通常版とSteam版は基本は同じですが、Steamの規約に準ずるためSteam版にはコアダウンローダーが含まれていません。コアは自分でインストールするか、ダウンロードコンテンツとして別途ダウンロードする必要があります。現時点でダウンロードコンテンツとして用意されているコアは以下です。

  • Mupen64 Plus Next
  • Kronos
  • PCSX ReARMed
  • Stella
  • SameBoy
  • mGBA
  • Mesen
  • Mesen S
  • Genesis Plus GX
  • Final Burn Neo

●GitHubで、Libretroチームのtwinaphex氏がマルチプラットフォームのマルチシステムエミュレータRetroArch v1.9.10をリリースしていました。

●GitHubで、borntohonk氏がNintendo SwitchのAtmosphereでタイトルマネージャーTinfoilをネイティブサポートすることを目的としたモディファイ版カスタムファームウェアNeutOS 1.0.0-bfeba7c1をリリースしていました。13.0.0正式対応版Atmosphereリリースまでのプレリリースビルドになっています。勝手ビルドができる段階ということは、正式なAtmosphereアップデートが近いですね。


GameGaz Daily 2021.9.5

●Eurogamerで、Nintendo Switch Onlineにゲームボーイとゲームボーイカラー追加をNateDrake氏やNintendo Lifeがそれぞれ独自の情報筋から入手したルートとは別に独自のルートでNintendo Switch Onlineにゲームボーイとゲームボーイカラー追加の情報の裏付けを得たと伝えていました。さすがにここまで来ると間違いなくファミコン、スーパーファミコンに加えてNintendo Switch Onlineでゲームボーイとゲームボーイカラーは追加されるでしょう。更に任天堂はそれ以外にもレトロプラットフォーム追加を準備している模様です。

●GitHubで、GrapheneCt氏がPS Vita向けのネイティブGPUドライバーPVR_PSP2 v3.5をリリースしていました。

●Redditで、AltCtrlGraphene氏(GrapheneCt氏)がVenezia(東芝のカスタム8コア32ビットRISC MeP-C5 CPUで、Vitaではビデオとオーディオのプロセスとして使われている)でMePコードを実行するためのAPIを提供するVPS Vita向けカーネルプラグインVVNZRunner v1.1をリリースしていました。

●GitHubで、Libretroチームのtwinaphex氏がマルチプラットフォームのマルチシステムエミュレータRetroArch v1.9.9をリリースしていました。メニュードライバーでgfx_display_rotate_zコールを削減したことなとが変更点です。

●GitHubで、Myself086氏がスーパーファミコン(エミュレータ含む)で動作するファミコンエミュレータProject Nested v1.4.2をリリースしていました。ファイルサイズの割にiNESヘッダーにバンクが多すぎるゲームの読み込みの際の不具合修正などが変更点です。

●GTPlanetで、『グランツーリスモ 7』は2022年にPS4とPS5向けに発売されることになったと伝えていました。PS4版はPS5でも動作はしますが、PS5版は次世代機らしいゲーム体験が得られるようです。PS4版からPS5版へのアップグレードも可能ですが、無料ではなく10ドルの有償となります。


GameGaz Daily 2021.8.23

●PSXHAXで、Hippie68氏がPS4にPSXITArch(Linuxディストリビューション)をPS4にインストールして、Wi-Fiを有効にしディストリビューションをアップデートするガイドを公開したことを伝えていました。

●GitHubで、LukeUsher氏がhiganとbsnesを受け継いだファミコンやスーパーファミコン、Nintendo 64、GB、GBA、メガドライブや初代PlayStation、PCエンジン、MSX、Neo Geo Pocket 、WonderSwanといった27ものゲーム機に対応したWindows/macOS向けマルチシステムエミュレータares v123をリリースしていました。ColecoVisionでRAMを0に初期化し『The Heist』でクラッシュする不具合を修正したことなどが変更点です。

●GitHbで、wavemotion-dave氏がAtari 2600エミュレータStellaをNintendo DSに移植したStellaDS v4.4をリリースしていました。Lボタンと十字キー右左で画面水平方向引き延ばしに対応したことなどが変更点です。

●Libretroチームが、マルチプラットフォームのマルチシステムエミュレータRetroArch v1.9.7をリリースしていました。RetroMini RS-90のサポート追加などが変更点です。

●GitHubで、jtothebell氏がレトロライクなゲーム開発ツールPICO-8で開発したゲームをプレイするための仮想ゲーム機PICO-8プレーヤーをSwitch/ 3DS/ Wii U/ PS Vita向けに移植したfake-08 v0.0.2.12をリリースしていました。SFXエフェクトのサポート追加などが変更点です。

●GitHubで、Extrems氏がWii/GameCube向けのニンテンドー64エミュレーターWii64/Cube64を改良したMOD版Not64 20200822をリリースしていました。YUVテクスチャのサポートが変更点です。

●GitHubで、MorsGames氏がデコンパイル版の『スーパーマリオ64』をWindows/Linux向けに移植したsm64-port を改良し、ベースの『スーパーマリオ64』自体のバクを修正したりなどを行った改良版SM64 Plus v2.0.1.1をリリースしていました。

●GitHubで、cy33hc氏がVitaでアプリが多数あり上限500までに制限されているバブルアイコンでは起動できないような場合に、アプリをブラウズしてアイコンから起動できるようにするランチャーアプリケーションVita Launcher v3.1をリリースしていました。FTPサーバー等からレトロゲームのROMをダウンロードして起動もできる機能に対応したことが変更点です。

●GitHubで、Libretroチームの kivutar氏がRetroArchよりもコンパクト化を目指しWindows/ macOS/ LinuxのみをターゲットにしサポートするLibretroコアも絞って実装することでゲームの起動までの手順の簡略化したレトロゲームプラットフォームLudo v0.16.1-altuiをリリースしていました。代替UIにしたLudoだそうです。

●GitHubで、SubJunk氏がPS3 Media ServerをベースにDLNA、UPnP、HTTP/Sに対応し、主要なOS(Windows/Linux/macOS)をサポートしたメディアサーバーアプリケーションUniversal Media Server 10.10.1のソースコードをリリースしていました。