8BitVita一覧

GameGaz Daily 2021.7.20

●ツイッターで、Rinnegatamante氏がvitaGLでオブジェクトの反射や周囲環境を表すために使用されるキューブマップをサポートしたことでVitaでFPSゲーム『Doom 3』が動作するようになったことを公表していました。名称はd3es-vitaとなるようです。Doom 3のオープンソース版(doom3.gplとかdhewm3とかそのフォークとか)をベースにしているのだと思います。

●GitHubで、Ibrahim778氏がVitaをPCに接続する際に表示されるConnecting(接続中)のダイアログ表示を無効化することができるプラグインUSBDisable v2.0をリリースしていました。フックを正しく実装したことが変更点です。

●SegmentNextで、SIEがオンラインゲームプレイ観戦で観戦しているユーザーがプレーヤーを参加できなくさせる有料の投票を行うシステムの特許を取得していたことを伝えていました。ロクに活躍していないプレーヤーやチート野郎など観戦していて不満を感じるプレーヤーに「消えろやゴルァ」が金払えばできる感じでしょうか。無料だと悪意のある観戦者によって荒らされるので有料は理にはかなっています。SIEは先日もサード-パーティ、ディベロッパー、ユーザーがPSNでトーナメントを主催できるというPS5のオンライントーナメントシステムの特許を取得していますが、オンラインプレイに関する新しい取り組みを目指しているように見えます。

●GitHubで、GrapheneCt氏がjoel16氏の再生可能な対応フォーマットが多いVita向けの音楽再生プレーヤーElevenMPVを改良し、ゲームプレイ中でのバックグランド再生に対応したElevenMPV-A v5.05をリリースしていました。メモリー割り当てアルゴリズムの変更やメタデータからアルバムアート読み込みでクラッシュしてしまう不具合の修正などが変更点です。

●GitHubで、bucanero氏がPS3のセーブデータをPS3単体で管理できるようにしてセーブデータの閲覧やコピーロックフラグの解除、他のアカウントで作成されたデータを自分用に再署名、オンラインデータベースからのセーブデータダウンロードなどを行うことができるユーティリティApollo Save Tool v1.6.4をリリースしていました。ユーザーIDとコンソールIDを再検出するための設定の追加や復号のカスタマイズに対応したことなどが変更点です。

●GitHubで、TeJayH 氏がpatches(sigpatch) 12.1.0-0.19.5-R2をリリースしていました。TinfoilがHekateパッチをブロックしなくなったため今回fusee.zipはhekate.zipそのものになったようです。

●GBATAempで、proconsule54氏がSwitch向けのnsp (xci nsz xczにも対応)を保存してあるディレクトリを解析してインデックスリスト表示をすることができるPHPを使ったサーバー向けプログラムNSP Indexerをリリースしていました。
NSP Indexer

●GitHubで、carcaschoi氏がNintendo SwitchのカスタムファームウェアAtmosphereを中心に必要なものをすべてSDカード内に用意することで機能的に内包するような形にしたカスタムファームウェアオールインワン詰め合わせセットShallowSea v1.8.7をリリースしていました。

●GitHubで、GerbilSoft氏が任天堂やソニー、マイクロソフト、セガの各種ゲーム機向けのROMやディスクイメージを管理するためのWindows/Linux向けエクスプローラ機能拡張(シェルエクステンション)ROM Properties v1.8.1ROM Properties v1.8.2をリリースしていました。不具合修正(v1.8.1:変更はWindows版のみ。Linux版は変更なし)やUbuntu 20.04以降で必要になるrt_sigprocmask() syscallの追加(v1.8.2:変更はLinux版のみ。Windows版は変更なし)などが変更点です。

●任天堂が、3DSシリーズ/Wii U内のニンテンドーeショップにおけるクレジットカードと交通系電子マネーの取扱いを2022年1月18日(火)午前9時をもって終了すると発表していました。3DSやWii Uからは、クレジットカードやSuicaなどの交通系電子マネーを利用した残高の追加ができなくなります。
またそれに伴いクレジットカード認証を利用していた3DSシリーズの『インターネットブラウザー』でのフィルタリング機能の設定変更(初回のみ。一度認証できていればフィルタリング機能の有効/無効の切り替えは可能)や、クレジットカード決済を選択することで利用券を継続購入できていたWii Uでの『カラオケ JOYSOUND for Wii U』の自動継続購入が利用できなくなります。

●GitHubで、Ibrahim778氏が8BitDoのコントローラーをPS Vitaで使用できるようにするカーネルプラグイン8BitVita V1.18BitVita V1.2をリリースしていました。L1ボタン押下時の不具合修正(V1.1)やconfigファイルパスの修正(V1.2)などが変更点です。

●GitHubで、 rashevskyv氏がNintendo SwitchにSDカードやPC(PCに接続したUSBストレージ含む)からNSP、NSZ、XCIをインストールすることができるユーティリティDBI 312をリリースしていました。ゲーム機本体からのセーブデータをバックアップ/リストアに対応したことが変更点です。


GameGaz Daily 2021.7.18

●IGN Japanで、Valveの携帯型ゲーミングPC「Steam Deck」の入手可能時期について販売対象地域では2021年12月に出荷予定だが出荷時期は実は地域やモデルにより出荷時期が異なると伝えていました。Steam Deckの商品ページでは、予約ボタンの下に自分が予約したモデルが購入可能になる時期が表示(日本では予約ができないため表示されない)されるが、IGNのスタッフが試したところ「2022年第1四半期に出荷」「2022年第2四半期に出荷」と表示がバラバラだったそうです。出荷時期についてValveは「可能な限り迅速に製造を進めているが、出荷時期は予約された地域やモデルによって異なる」としています。

●wccftechで、Valveの携帯型ゲーミングPC「Steam Deck」はSSDストレージに標準インターフェースのM.2 2230を採用しているので理論的にはユーザーで交換可能な可能性があると伝えていました。ただしValveではエンドユーザーによる交換不可としているため分解して交換できたとしても保証はなくなるパターンかもしれません。

●GitHubで、HamletDuFromage氏がNintendo Switchでカスタムファームウェア(Atmosphere/ ReiNX and SXOS)やsigpatch(署名パッチ)、チートコードをダウンロードしてアップデートすることができるユーティリティAIO-switch-updater 2.11.2をリリースしていました。Appletモードでチートをダウンロードするとクラッシュする不具合の修正などが変更点です。

●GitHubで、Brionjv氏がNintendo SwitchのMiitopiaのセーブデータを改変することができるユーティリティMiitopia Save Editor Version 1.7.0をリリースしていました。Miiのキャラ(500種)のインポートとエクスポートに対応したことが変更点です。
[追記]
セーブエディタテキストのエラー修正などを行ったMiitopia Save Editor Version 1.8.0がリリースされています。

●GitHubで、Codiak101氏がPS Vitaの画面右上にあるステータスバーにバッテリー残量をパーセンテージで表示することができるvita-shellbatを改良しBluetooth接続したコントローラーのバッテリー表示を追加したプラグインvita-shellbat v1.0をリリースしていました。コントローラーバッテリー表示は
[ ] [| ] [| | ] [|| ] [|| |] [| | |]
のような縦棒テキストによる表示となっているのが特徴です。
vita-shellbat Indicator
[追記]
vita-shellbat v.2.0がリリースされています。

●GitHubで、Libretroチームの kivutar氏がRetroArchよりもコンパクト化を目指しWindows/ macOS/ LinuxのみをターゲットにしサポートするLibretroコアも絞って実装することでゲームの起動までの手順の簡略化したレトロゲームプラットフォームLudo v0.15.0をリリースしていました。GLFW Joypadバインディングを使用したことが変更点です。
[追記]
マッピングされていないパッドを無視するようにしたLudo v0.15.1とトリガーメニューコンボを追加するなどしたLudo v0.15.2がリリースされています。

●GitHubで、asiekierka氏が8ビットの仮想マシンUxnをNintendo 3DSへ移植したuxnds 0.3.1をリリースしていました。consoleデバイスのアップデートなどが変更点です。

●GitHubで、DRok17氏がPS VitaのLiveAreaバブルを簡単に作成することができるRetroBuilder(RetroArchとDaedalusX64用)/ FAKE08-Builder(ゲーム開発ツールPICO-8用)/ ScummVM-Builder(クラシックグラフィックアドベンチャーゲームエンジンScummVM用)/ Bubble-Builder(VitaのHomebrewやAdrenalineのPSP/PS1バックアップ)をまとめたWindows向けユーティリティMulti-Builder v1.0をリリースしていました。

●GitHubで、Ibrahim778氏が8BitDoのコントローラーをPS Vitaで使用できるようにするカーネルプラグイン8BitVita V1.0をリリースしていました。

●GitHbで、wavemotion-dave氏がAtari 2600エミュレータStellaをNintendo DSに移植したStellaDS v3.8をリリースしていました。 データベースのアップデートなどが変更点です。

●ツイッターで、Switchエミュレータyuzu開発チームが発売されたばかりの『ゼルダの伝説 スカイウォードソード HD』が最新ビルドでプレイ可能になったと公表していました。

●GitHubで、XITRIX氏がMoonlight(NVIDIA GameStreamというNVIDIAが公式に用意したNVIDIA SHIELD向けストリーミング機能を汎用デバイスで使用できるようにしたオープンソースアプリケーション)をNintendo Switch向けに移植したMoonlight-Switch v0.4をリリースしていました。A/BボタンおよびX/Yボタンのスワップに対応したことなどが変更点です。

●GitHubで、MurasakiNX氏がNintendo Switchのペイロードファイル(.bin)からboot.datファイル(Team Xecuter製品が使用しているファイル形式)を生成することができるWindows/ macOS/ Linux向けユーティリティNXPayload Converter 1.3.0をリリースしていました。ペイロードのバージョンのリストを増やしたことなどが変更点です。

●GitHubで、Libretroチームのkivutar氏がPCやRaspberry Pi等のハードウェアでLudoを実行するためのLinuxディストリビューションLudOS v1.0-beta1LudOS v1.0-beta2をリリースしていました。Ludo v0.15.1へのアップデート(v1.0-beta1)やトリガーメニューコンボを追加したことなど(v1.0-beta2)が変更点です。