●GitHubで、CTCaer氏がNintendo Switch向け多機能ブートローダーとなるbootloader/package1のリプレイスペイロードhekate – CTCaer mod v5.2.1 & Nyx v0.9.1をリリース していました。hekateはemupath keyの不具合修正(これでconfigによるemuMMC切り替えがちゃんとできるようになった)やファイルベースemuMMCがRAWとほぼ同等の速度になったことなどが、Nyxはカラーアイコンのサポートなどが変更点です。全体的には前バージョンのhekate v5.2.0 & Nyx v0.9.0 のバグ修正版です。
●GitHubで、WerWolv氏がNintendo SwitchでNRO形式のHomebrewをロードして実行するHomenrewローダーnx-hbloaderをベースにSwitchのオーバーレイファイル(OVL)をロードできるようにシステムモジュール化したnx-ovlloader v1.0.6をリリース していました。9.0.0未満では非対応のため起動しないようチェックする機構が前バージョンでなくなっていたために再度追加したことが変更点です。
●GitHubで、Team AtlasNXのtumGER氏がNintendo Switch向けのペイロードhekateやAtmosphereを実行するために必要なファイルをまとめたオールインワンパッケージツールKosmos v16.1をリリース していました。最小構成版のMinimal-Kosmos-vX.X.X.zipを配布するようにしたことやHekate、Nyx、nx-ovlloaderのアップデートなどが変更点です。
●GitHubで、Reisyukaku氏がNintendo SwitchのカスタムファームウェアReiNX v3.0をリリース していました。9.x – 10.xのサポートが変更点です。久しぶりのアップデートでようやく10.xサポートです。
●GitHubで、badda71氏がAmiga 500エミュレータUAE4ALLをNintendo 3DSに移植したuae3DS v0.3.1をリリース していました。エミュレーションの動作が早すぎる不具合の修正などが変更点です。
●Libretroチームが、マルチプラットフォームのマルチシステムエミュレータRetroArch 1.8.6をリリース していました。PSL1GHTツールチェーン(PS3の開発環境)への移植などが変更点です。
●GitHubで、vvanelslande氏がCitraをベースにしたWindows/Linux(Ubuntu)向けニンテンドー3DSエミュレータvvctre 30.3.0をリリース していました。vvctre 30.1.1とvvctre 30.2.0は割愛します。フル画面起動のパラメータ追加や不具合修正などが変更点です。
●PSXHAXで、Backporter氏がPS4のダイナミックテーマ作成のために*.tga *.png *.jpgフォーマットのファイルをDirectDraw Surface (.dds)フォーマットに変換することができるWindows向けユーティリティDirectDraw Surface (DDS) Converter(TGA-PNG-JPG-TO DDS) 1.0をリリース していました。
ダイナミックテーマ作成方法についてはyyoossk氏がブログで「PS4 ダイナミックカスタムテーマ作成方法 」記事を公開していますので興味のある方はご参照下さい。
VIDEO
●CBPS Forumsで、cuevavirus氏がPS Vita TVでHDMI出力をPS Vitaのネイティブ解像度である960×544にして出力することができるカーネルプラグインSharpscale 2020-05-05 v1.3.0をリリース していました。ラージフレームバッファサイズを有効にできる設定を追加したことが変更点です。
●GitHubで、RocketRobz氏がニンテンドー3DSでFlashcartなしにndsファイル(バックアップファイル)をSDカードから起動することができるユーティリティnds-bootstrap v0.35.0をリリース していました。ゲームの互換性向上などが変更点です。
●GitHubで、RocketRobz氏がDS/DSi/3DS/2DS向けのオープンソースメニューTWiLightMenu++ v15.0.0をリリース していました。Wood U以外のテーマに12時間制の時計を実装したことなどが変更点です。