GameGaz Daily 2020.9.27

●GitHubで、masagrator氏が通常は自動でチェック判定されるSwitchの携帯モードとTVモードを入れ替えることでグラフィック設定などモード設定に依存している各種制限を解除したりすることができるSaltyNXプラグインReverseNXに関連し携帯モードとTVモードのフラグ入れ替えなどを簡単に行うことができるユーティリティReverseNX-Tool 3.1.0ReverseNX-Tool 3.1.1をリリースしていました。ゲームアイコンの追加(3.1.0)やSwitchの『DRAGON BALL XENOVERSE 2』向けの調整(3.1.1)などが変更点です。

●GitHubで、DarkMatterCore氏がNintendo Switchのゲームカードダンプをすることができるユーティリティnxdumptool v1.1.12をリリースしていました。RomFSダンプとブラウジングサポートの不具合修正が変更点です。

●GitHubで、tomvita氏がNintendo Switchのセーブデータダンプやインジェクトを行うことができるユーティリティEdiZonの改良版EdiZon-SE 3.7.5をリリースしていました。映像と音声にジッターが生じてゲームが正常に動かな場合がある不具合の修正などが変更点です。

●GitHubで、HamletDuFromage氏がNintendo Switchでカスタムファームウェア(Atmosphere/ ReiNX and SXOS)やsigpatch(署名パッチ)、チートコードをダウンロードしてアップデートすることができるユーティリティAIO-switch-updater 1.1.2をリリースしていました。特定のタイトルでチートのアップデートを無効にできるようにしたことか変更点です。

●GitHubで、XorTroll氏がSwitchのバックグランドプロセスとしてamiiboをエミュレートするカスタムファームウェア向けカスタムプロセスemuiibo v0.6をリリースしていました。全体的にコードをリライトしたことやAtmosphere 0.14.4のサポート、Raw amiiboダンプからの変換データや古いamiiboフォーマットを扱わないようにしたこと(0.5.x以降のフォーマットのみ対応)などが変更点です。

●GitHubで、vgmoose氏がコントローラーやタッチ画面を使うNintendo Switch/Wii U向けのテキストエディタvgedit+ v2.0.1をリリースしていました。
vgedit_1
vgedit_2

●GitHubで、RiiConnect24チームのKcrPL 氏がWiiConnect24のサードパーティによる代替サービスRiiConnect24を簡単にインストールするためのWindows向けユーティリティRiiConnect24-Patcher v1.3.0.1RiiConnect24-Patcher v1.3.0.2をリリースしていました。言語のローディングの高速化(v1.3.0.1)や設定によってはクラッシュしてしまう不具合の修正が変更点です。

●leecherman(LMAN)氏が、PSP/PS1バックアップゲームやHomebrewをVitaのLiveAreaのバブルから直接起動することができるプラグインAdrBubbleBooter(Adrenaline Bubble Booter)と同じ機能をセットアップを簡単にするためにVPKバージョンにしたAdrenaline Bubble Booter(AdrBubbleBooter) VPKEdition v1.3をリリースしていました。Adrenaline v7へのアップデートやAdrenaline bubble menuにサスペンドスレッドを追加したことが変更点です。

●ツイッターで、OfficialAhmed氏がPS4のファームウェアがゲームをプレイできる要求システムバージョンを満たしているかどうかをゲームの発売日とファームウェアのリリース日との比較で判定するためのユーティリティCheck Game Firmware (CGFw) v1.01をリリースしていました。単純に日付による比較のため必ずしも正確な判定にはなりませんが、力技で調べれば分かる程度の話ではありますが、それをスマートに調べられるという点では面白い発想だと思います。ダウンロードリンクはGitHubですが、ソースコードがあるわけではなくMEGAのリンクが書いてあるだけです。


【考察】PlayStation 5 デジタル・エディションの供給は全体の1割強

PlayStation 5はノーマルモデルのほうが供給量か多く、1万円安価なデジタル・エディションは数が少ないと言われていますが、実際全総数の1 割強程度しか用意されないようです。今回店頭予約してみたところ、そんな事実が明らかになりました。

PS5 at Edion

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GameGaz Daily 2020.9.26

●ツイッターで、Synacktiv氏が今年の12月7日から10日までオンラインで開催される情報セキュリティイベントBlack Hat EUROPE 2020のカンファレンスでPS4の6.xxファームウェアをWebkit exploitについての講演「exploiting a WebKit 0-day in PlayStation 4」を行うことを発表していました。WebKitエンジンのUse-after-Free (UAF)という脆弱性(解放したメモリが使えるようになってしまうバグ)を利用したもののようで、PS4へ移植した際の概要についての講演になります。

●CBPS Forumsで、cuevavirus氏がPS Vitaのスリープ機能(自動スタンバイ)は維持したままで画面を暗くする機能だけを無効化することができるカーネルプラグインstaybright v1.0.1をリリースしていました。メモリ削減のためDolceSDKで再ビルドしたそうです。

●GitHubで、ONEluaチームのDevDavisNunez氏がPS Vitaのプラグインをux0またはur0(SD2VITAを使用している場合)にワンクリックでインストール/アンインストールすることができるユーティリティAutoPlugin II v1.11をリリースしていました。GE Patch plugin v0.18.1やGTA Native Resolution Patch v0.3、BetterTrackPlug v1.0.3.1などの最近更新されたプラグインのアップデートなどが変更点です。ただしds4touchとBetterTrackPlugはAutoPlugin II v1.11リリースの後にアップデートされたバージョンが存在(後述)するので最新版ではなくなっています。

●GitHubで、theheroGAC氏がVita向けのAdrenaline、pkgj、Autopluginを簡単にインストールしてくれるユーティリティAuto Installer vpk v1.22をリリースしていました。Adrenaline v7とAutoPlugin IIのアップデートが変更点です。

●GitHubで、MERLev氏がHENkaku環境のVitaでDualShock 4を利用できるようにするプラグインds4vitaをベースにタッチパッドをサポートしたカーネルプラグインds4touch 1.1.2をリリースしていました。不具合修正が変更点です。

●GitHubで、FMudanyali氏がVitaでプレイした時間を表示するプラグインBetterTrackPlug 1.1をリリースしていました。△ボタンを押すことでプレイ時間をクリアできるようにするブラックリスト機能のサポートなどが変更点です。

●GitHubで、GrapheneCt氏がPS Vitaのシステムモードで利用する2DのGPUライブラリlibvita2dをモディファイし高速動作するようにした改良版ライブラリlibvita2d_sys v1.34をリリースしていました。GIMファイルローダー追加などが変更点です。

●GitHubで、 Roet-Ivar氏がwebMAN MODをインストールしたPS3でPS1/PS2/PS3のISOをマウントして直接XMBから起動できるようにするためにPS1/PS2/PS3のISOをPS3へインストールするPKGに変換することができるWindows/Linux向けユーティリティwebMAN Classics Maker v2.1.2をリリースしていました。configファイルからカスタムウェブコマンドに対応したことが変更点です。

●PSXHAXで、SocraticBliss氏がPS4のPUPファイルの情報を画面に表示させることができるPythonスクリプトPS4 Decrypted PUP Information(ps4_dec_pup_info)をリリースしたことを伝えていました。

●GBATempで、Graber氏がRockstar Gamesの『Grand Theft Auto III』をリバースしてPCでプレイできるようにしようというプロジェクトre3をNintendo Switchに移植したre3-nx 24.09.2020をリリースしていました。

●GitHubで、RiiConnect24チームのKcrPL 氏がWiiConnect24のサードパーティによる代替サービスRiiConnect24を簡単にインストールするためのWindows向けユーティリティRiiConnect24-Patcher v1.3.0をリリースしていました。言語選択による翻訳表示に対応したことなどが変更点です。

●FuSoYa氏が、『スーパーマリオワールド』のレベルエディタLunar Magic v3.20をリリースしていました。DirectX向けにメインウインドウでのズームフィルタを使えるようにしたことなどが変更点です。

●GitHubで、GerbilSoft氏が任天堂やソニー、マイクロソフト、セガの各種ゲーム機向けのROMやディスクイメージを管理するためのWindows/Linux向けエクスプローラ機能拡張(シェルエクステンション)ROM Properties v1.7.3をリリースしていました。GameCubeでのGCZデータサイズチェックの不具合修正などが変更点です。

●TheVergeで、マイクロソフトがiOS版のXbox Appのアップデートを近日中に予定しており、Xbox Oneの画面をiOSデバイスへ送信しユーザーがiOS画面を見ながらプレイする、いわゆるリモートプレイ機能が実現できるようになると伝えていました。この記事を書いたTom Warren氏はツイッターでXbox版リモートプレイの動画を公開しています。
https://twitter.com/tomwarren/status/1309555617355501568

●GitHubで、Marat-Tanalin氏が画素整数比スケーリングやPNGスクリーンショットに対応するなどしたWindows向けのスーパーファミコンエミュレータの改良版bsnes-mt 1.3.1をリリースしていました。ベースとしているbnesから引き継がれているフラグによって動作しないことがある不具合の修正などが変更点です。

●Cemuチームが、ニンテンドーWii Uの市販ゲームのバックアップを起動することができるWindows向けWii Uエミュレータの正式版Cemu 1.21.2をリリースしてました。Vulkanの不具合修正などが変更点です。