SigPatch一覧

GameGaz Daily 2021.7.21

●PSX-Placeで、Rinnegatamante氏がFPSゲーム『Duke Nukem 3D』をWindows/Mac/Linuxのマルチプラットフォームへ移植したバージョンであるjfduke3d(JonoF’s Duke Nukem 3D)をPS Vitaに移植したjfduke3d-vita v.1.0をリリースしていました。

●PSX-Placeで、fgsfds氏が一人称視点のRPG『Arx Fatalis』をクロスプラットフォーム版に移植したArx Libertatisをタッチ操作やジャイロなどへの対応させNintendo Switchに移植したArxLibertatis 1.2-nx1をリリースしていました。

●IGN Japanで、ゲーム分野への進出が明らかになっているNetflixについて初期段階ではモバイルゲームに焦点を当てると明言したことを伝えていました。

●GitHubで、shadow2560氏がNintendo Switchのカスタムファームウェアで非署名NSPや変換XCIをインストール・起動するために必要な署名パッチpatches(sigpatch) 1.1.0をリリースしていました。ITotalJustice氏のリポジトリのTeJayH氏による最新パッチ(patches(sigpatch) 12.1.0-0.19.5-R2)を反映させたことが変更点です。アップデートの前に
atmosphere/exefs_patches/es_patches
atmosphere/kip_patches/fs_patches
atmosphere/kip_patches/loader_patches
のフォルダをSDカードから削除するよう指示されています。

●GitHubで、nedex氏がNintendo Switchの時計をNTPサーバーに同期させるためのオーバーレイメニューTeslaのプラグインQuickNTP 1.2.1をリリースしていました。最新のライブラリ(libnx 4.1.3-1やlibtesla v1.3.3)でのアップデートが変更点です。

●GitHubで、HamletDuFromage氏がNintendo Switchでカスタムファームウェア(Atmosphere/ ReiNX and SXOS)やsigpatch(署名パッチ)、チートコードをダウンロードしてアップデートすることができるユーティリティAIO-switch-updater 2.11.3をリリースしていました。キャッシュ済みの場合はチートアーカイブをダウンロードしないようにしたことなどが変更点です。

●GitHubで、carcaschoi氏がNintendo SwitchのカスタムファームウェアAtmosphereを中心に必要なものをすべてSDカード内に用意することで機能的に内包するような形にしたカスタムファームウェアオールインワン詰め合わせセットShallowSea v1.8.8をリリースしていました。DBI v312やsigpatches 12.1.0-0.19.5-R2、Switch Homebrew Launcher(nx-hbmenu) v3.4.1へのアップデートが変更点です。

●GitHubで、Core-2-Extreme氏がNintendo 3DS向けのビデオプレーヤーVideo player for 3DS v1.2.0をリリースしていました。ciaでハードウェアデコードが動作しなかった不具合の修正などが変更点です。


GameGaz Daily 2021.7.20

●ツイッターで、Rinnegatamante氏がvitaGLでオブジェクトの反射や周囲環境を表すために使用されるキューブマップをサポートしたことでVitaでFPSゲーム『Doom 3』が動作するようになったことを公表していました。名称はd3es-vitaとなるようです。Doom 3のオープンソース版(doom3.gplとかdhewm3とかそのフォークとか)をベースにしているのだと思います。

●GitHubで、Ibrahim778氏がVitaをPCに接続する際に表示されるConnecting(接続中)のダイアログ表示を無効化することができるプラグインUSBDisable v2.0をリリースしていました。フックを正しく実装したことが変更点です。

●SegmentNextで、SIEがオンラインゲームプレイ観戦で観戦しているユーザーがプレーヤーを参加できなくさせる有料の投票を行うシステムの特許を取得していたことを伝えていました。ロクに活躍していないプレーヤーやチート野郎など観戦していて不満を感じるプレーヤーに「消えろやゴルァ」が金払えばできる感じでしょうか。無料だと悪意のある観戦者によって荒らされるので有料は理にはかなっています。SIEは先日もサード-パーティ、ディベロッパー、ユーザーがPSNでトーナメントを主催できるというPS5のオンライントーナメントシステムの特許を取得していますが、オンラインプレイに関する新しい取り組みを目指しているように見えます。

●GitHubで、GrapheneCt氏がjoel16氏の再生可能な対応フォーマットが多いVita向けの音楽再生プレーヤーElevenMPVを改良し、ゲームプレイ中でのバックグランド再生に対応したElevenMPV-A v5.05をリリースしていました。メモリー割り当てアルゴリズムの変更やメタデータからアルバムアート読み込みでクラッシュしてしまう不具合の修正などが変更点です。

●GitHubで、bucanero氏がPS3のセーブデータをPS3単体で管理できるようにしてセーブデータの閲覧やコピーロックフラグの解除、他のアカウントで作成されたデータを自分用に再署名、オンラインデータベースからのセーブデータダウンロードなどを行うことができるユーティリティApollo Save Tool v1.6.4をリリースしていました。ユーザーIDとコンソールIDを再検出するための設定の追加や復号のカスタマイズに対応したことなどが変更点です。

●GitHubで、TeJayH 氏がpatches(sigpatch) 12.1.0-0.19.5-R2をリリースしていました。TinfoilがHekateパッチをブロックしなくなったため今回fusee.zipはhekate.zipそのものになったようです。

●GBATAempで、proconsule54氏がSwitch向けのnsp (xci nsz xczにも対応)を保存してあるディレクトリを解析してインデックスリスト表示をすることができるPHPを使ったサーバー向けプログラムNSP Indexerをリリースしていました。
NSP Indexer

●GitHubで、carcaschoi氏がNintendo SwitchのカスタムファームウェアAtmosphereを中心に必要なものをすべてSDカード内に用意することで機能的に内包するような形にしたカスタムファームウェアオールインワン詰め合わせセットShallowSea v1.8.7をリリースしていました。

●GitHubで、GerbilSoft氏が任天堂やソニー、マイクロソフト、セガの各種ゲーム機向けのROMやディスクイメージを管理するためのWindows/Linux向けエクスプローラ機能拡張(シェルエクステンション)ROM Properties v1.8.1ROM Properties v1.8.2をリリースしていました。不具合修正(v1.8.1:変更はWindows版のみ。Linux版は変更なし)やUbuntu 20.04以降で必要になるrt_sigprocmask() syscallの追加(v1.8.2:変更はLinux版のみ。Windows版は変更なし)などが変更点です。

●任天堂が、3DSシリーズ/Wii U内のニンテンドーeショップにおけるクレジットカードと交通系電子マネーの取扱いを2022年1月18日(火)午前9時をもって終了すると発表していました。3DSやWii Uからは、クレジットカードやSuicaなどの交通系電子マネーを利用した残高の追加ができなくなります。
またそれに伴いクレジットカード認証を利用していた3DSシリーズの『インターネットブラウザー』でのフィルタリング機能の設定変更(初回のみ。一度認証できていればフィルタリング機能の有効/無効の切り替えは可能)や、クレジットカード決済を選択することで利用券を継続購入できていたWii Uでの『カラオケ JOYSOUND for Wii U』の自動継続購入が利用できなくなります。

●GitHubで、Ibrahim778氏が8BitDoのコントローラーをPS Vitaで使用できるようにするカーネルプラグイン8BitVita V1.18BitVita V1.2をリリースしていました。L1ボタン押下時の不具合修正(V1.1)やconfigファイルパスの修正(V1.2)などが変更点です。

●GitHubで、 rashevskyv氏がNintendo SwitchにSDカードやPC(PCに接続したUSBストレージ含む)からNSP、NSZ、XCIをインストールすることができるユーティリティDBI 312をリリースしていました。ゲーム機本体からのセーブデータをバックアップ/リストアに対応したことが変更点です。


12.1.0対応 Atmosphère 0.19.5 Hekateと署名パッチもリリース

GitHubで、SciresM氏がFusée Gelée(NVIDIA Tegraプロセッサの脆弱性を利用し起動時に任意のコードを実行するcoldboot exploit)を利用して起動することができるNintendo SwitchのカスタムファームウェアAtmosphère 0.19.5をリリースしていました。

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