TeJayH氏がNintendo Switchのカスタムファームウェアで非署名NSPや変換XCIをインストール・起動するために必要な署名パッチTiramisu 15.0.0をリリースしていました。
「2022年10月」一覧
GameGaz Daily 2022.10.19
●ツイッターで、CTCaer氏がLinux/Android/LakkaをNintendo Switchの初期型/Switch Lite/有機ELモデル向けに近く公開することを発表していました。公開された写真はSwitchの有機ELモデルで動作していると思われるUbuntu 18.04.6 LTS aarch64の画面が写っています。初期型以外はMODチップ前提の話だと思います。
L4T Linux/Android/Lakka
Nintendo Switch 2019/Lite/OLEDSOON™ pic.twitter.com/w1PksJEhDb
— CTCaer (@CTCaer) October 18, 2022
●GitHubで、THZoria氏がNintendo SwitchのカスタムファームウェアAtmosphereを中心に、勝手なブートロゴなどを付けないようにしたカスタムファームウェアオールインワン詰め合わせセットPack Atmosphere Vanilla(AtmoPack-Vanilla) v2.2.8をリリースしていました。Atmosphereが1.4.0(36a33617a)になっています。
●GitHubで、 mistervampi氏がNintendo Switchのカスタムファームウェア起動に必要なものをすべてSDカード内に用意することで機能的に内包するような形にしたオールインワンカスタムファームウェアパッケージツールNeXT 2.30を更新していました。特に記載はありませんが、更新はAtmosphereが1.4.0(36a33617a)に合わせたものだと思います。
●GitHubで、zecoxao氏がPS5のファームウェアアップデートファイル(PS5UPDATE.PUP)を展開することができるユーティリティps5-pup-unpackerをリリースしていました。先日リリースしたもののソースコードです。またPS5のファームウェアアップデートファイル(PS5UPDATE.PUP)を復号化するためのps5-pup-decryptもアップデートされています。
●GitHubで、FunkeyFlo氏が家電製品の管理や電気やガスの使用量などを管理することができる、オープンソースでAmazon AlexaやGoogleアシスタントとも連携可能なサービス「Home Assistant」にPlayStation 5を統合するPS5 MQTT v1.2.1とPS5 MQTT v1.2.2をリリースしていました。致命的なエラーを引き起こすPSN APIの不具合修正(v1.2.1)やアクティブティセンサー動作改善(v1.2.2)などが変更点です。
●GitHubで、Rinnegatamante氏が自身の運営するHomebrewデータベースVitaDBからPS Vita/Vita TVで直接HomebrewをダウンロードすることができるユーティリティVitaDB Downloader Nightly 2022-10-18をリリースしていました。昨日お伝えしたlibshacccg.suprxの自動抽出に対応したことが変更点です。
●GitHubで、Yoti氏がPSPをCEX(市販モデル)からDEX(開発機)へコンバートすることができるユーティリティPSP CEX2DEX(psp_cex2dex) v1.0をリリースしていました。アンインストール(もとのCEXに戻す)方法がないため、CEXからDEXにするときは実行前にNANDをダンプしておき、DEXからCEXに戻したい場合はそのダンプを書き戻す必要があります。PSP-1000/2000/3000 (03g)モデルのみが対象です。
PSP CEX2DEX (Converter homebrew) released!https://t.co/VYy0Z5O5P5
— Yoti (@RealYoti) October 18, 2022
●Libretroチームが、マルチプラットフォームのマルチシステムエミュレータRetroArch 1.12.0をリリースしていました。Android向けの触覚フィードバックサポート、iOS版をiOS 13以降対応として改良などが行われています。Steamでもリリースされています。
●GitHubで、FluBBaOfWard氏がNintendo DS向けのNeoGeo PocketエミュレータNGPDS v0.5.3をリリースしていました。ステートセーブの不具合修正が変更点です。
●GitHubで、Vita3KプロジェクトチームがWindows/Linux向けのPlayStation VitaエミュレータVita3K Build: 2879をリリースしていました。
●Switchエミュレータyuzu開発チームがNintendo Switchエミュレータyuzuの2022年9月開発状況進捗レポートを公開していました。
Atmosphère 1.4.0(36a33617a) 正式版としてリリース
GitHubで、SciresM氏がFusée Gelée(NVIDIA Tegraプロセッサの脆弱性を利用し起動時に任意のコードを実行するcoldboot exploit)を利用したりModチップを利用したりすることで起動することができるNintendo SwitchのカスタムファームウェアAtmosphère 1.4.0(36a33617a)をリリースしていました。ハッシュがe580c3970から36a33617aに変わり、プレリリース版から正式リリース版になっています。