Moonlight-Switch一覧

GameGaz Daily 2021.6.22

●GitHubで、XITRIX氏がMoonlight(NVIDIA GameStreamというNVIDIAが公式に用意したNVIDIA SHIELD向けストリーミング機能を汎用デバイスで使用できるようにしたオープンソースアプリケーション)をNintendo Switch向けに移植したMoonlight-Switch v0.0.1-1をリリースしていました。Wi-Fi不安定時にフリーズしたりクラッシュしたりする不具合の修正などが変更点です。

●GitHubで、fincs氏がNintendo SwitchでユーザーモードHomebrewを開発するための開発者向けライブラリlibnx v4.1.1をリリースしていました

●GitHubで、dezem氏がSDカードやPC(PCに接続したUSBストレージ含む)からNSP、NSZ、XCI、XCZをインストールすることができるユーティリティAtmoXL-Titel-Installer 1.5.1をリリースしていました。libusbhsfs v0.2.5での再コンパイルなどが変更点です。

●GitHubで、DarkMatterCore氏がNintendo SwitchのHomebrewでUSBホストマスストレージクラスとファイルシステムマウントに対応するためのライブラリlibusbhsfs v0.2.5をリリースしていました。lwext4パッチの更新が変更点です。

●GBATempで、Brion氏がNintendo SwitchのMiitopiaのセーブデータを改変することができるユーティリティMiitopia Save Editor Version 1.4.0をリリースしていました。
Miitopia Save Editor

●GitHubで、nkrapivin氏がGameMaker Studio 2を使ってSwitchのHomebrewをビルドすることができるユーティリティRussellNX v1.5.0をリリースしていました。最新のruntime 2.3.2追加やSDK 13.0.0でのビルドなどが変更点です。

●GitHubで、dezem氏がNintendo SwitchのXCIファイルの分割やマージ、ゲームアップデートの統合やNSP等別フォーマットへの相互変換などを行うことができるWindows向けユーティリティSwitch Army Knife (SAK) v0.7.11をリリースしていました。5月のリリース時とバージョンは同じですが、hactoolnet(LibHac)を0.13.0に更新したとして小アップデートとして差し替わっています。

●GitHubで、 DRok17氏がクラシックグラフィックアドベンチャーゲームエンジンScummVMのゲームをPS Vitaでバブルから直接起動することができるようにするためのWinodws向けバブル作成ユーティリティScummvm-Builder v1.0をリリースしていました。ScummVM Bubble Booterのフォークです。

●GitHubで、Ibrahim778氏がXbox OneコントローラーをPS Vitaで使用できるようにするカーネルプラグイン(KyûHENコンテスト参加作品)X1Vita V3.1.1をリリースしていました。入力が正しく動作しなかった不具合を修正したことが変更点です。

●GitHubで、ps2devチームがWindowsとLinux(Ubuntu)、macOSにPS2のHomebrew開発環境(ps2toolchainやps2sdk、gsKit、ps2-packer、ps2client)をインストールするps2dev v1.3.0をリリースしていました。

●GitHbで、wavemotion-dave氏がAtari 2600エミュレータStellaをNintendo DSに移植したStellaDS v3.0をリリースしていました。ページアクセスやバンク切り替えの調整などが変更点です。
[追記]
2つのゲームとスプラッシュスクリーンを調整したStellaDS v3.0bがリリースされています。


GameGaz Daily 2021.6.17

●Bloombergで、関係者の話としてソニーの次世代VRヘッドセットPlayStation VR2(仮)はSamsungの有機ELディスプレイを採用し、2022年の年末商戦期に発売されると伝えていました。Bloombergの記事のメインの話題は実はPSVRの話ではなく、2022年発売はちょろっと書いてあるだけです。
通常VRデバイスは応答性を重視しPS VR2含め有機ELを採用することが今は多いが、VRゴーグル市場はスマートフォンなどとは異なり大きくない、つまり有機ELパネルメーカーにとっては市場が小さ過ぎることから積極的に参入しないため、iPhoneが有機ELに移行したことが原因で液晶パネル生産が減ったものの高精細で視野角の広い液晶パネル製造の技術を持つJDI(ジャパンディスプレイ)は、VR向け液晶パネル供給を強化していきたいとしている、という内容です。コストメリットからBloombergでは今後しばらはVRヘッドセットに使われるディスプレイは有機ELではなく液晶ディスプレイになるとしています。

●ツイッターで、karo_sharifi氏がブラウザアクセスで簡単にゲームMODを可能にするウェブサイトのオフライン版PS4Trainer Offline 16.06.2021をリリースしたことを公表していました。

●GitHubで、 dylwedma11748氏がSwitchをRCMモード(リカバリーモード)でUSB接続しfuseeペイロードを起動するGUI版ペイロードランチャーJTegraNX v1.6.5をリリースしていました。Incognito_RCMをトレイに追加(忘れてた模様)したことなどが変更点です。

●GitHubで、PoloNX氏がNintendo Switchのカスタムファームウェアで非署名NSPや変換XCIをインストール・起動するために必要な署名パッチ(sigpatch)をSwitch上で直接ダウンロードすることができるユーティリティSigpatch-Downloader v1.2.0をリリースしていました。インターネット接続がないときにダウンロードしようとするとエラーメッセージを出すようにしたことなどが変更点です。

●GitHubで、XITRIX氏がMoonlight(NVIDIA GameStreamというNVIDIAが公式に用意したNVIDIA SHIELD向けストリーミング機能を汎用デバイスで使用できるようにしたオープンソースアプリケーション)をNintendo Switch向けに移植したMoonlight-Switch v0.0.1をリリースしていました。Moonlight-NXからストリーミングのコードを借用しているそうですが、Moonlight-NXのフォークではありません。

●GitHubで、Thealexbarney氏がNintendo Switch向けのファイルフォーマットを読み込むための.NET/ .NET CoreライブラリLibHac v0.13.0をリリースしていました。

●GitHubで、Genwald氏がNintendo SwitchのMiiをインポート/エクスポートすることができるユーティリティMiiPort 0.1.0をリリースしていました。QRコードによるMiiのエクスポートに対応したことなどが変更点です。

●NintendoLifeで、ソフトウェアエンジニアでSNES ROMハッカーのVitor Vilela氏(Project FastROMの開発者です)が『Super Mario World』のウルトラワイド化に取り組んでいることを伝えていました。近日中にリリースする予定だそうです。

●PSX-Placeで、alexparrado氏がPS2のHomebrew LauncherであるOpenTuna向けのFreeMCBoot FMCB 1.9 for OpenTuna 1.0をリリースしていました。

●Xbox Wireで、先日まで開催されていたE3でマイクロソフトが発表したXbox & Bethesda Games Showcaseの情報を記事として公開していました。その公式日本語翻訳版も公開されています。その中でXboxクラウドゲーミングを活用し『Microsoft Flight Simulator』を含む次世代のゲーム体験をXbox One向けにも提供する予定出あることを発表していました。旧世代機で次世代機のゲームタイトルが、ストリーミングサービスを通じで楽しめるという今までのゲーム機ではあり得なかったことが実現することになります。