PlayStation.Blogで、2028年1月以降にPlayStationコンソール向けに発売されるすべての新作ゲームについて、ディスク版の生産を終了することと一部の国・地域においてPS3およびPS Vita向けPS Storeのサービスを2026年より順次終了し、2027年に全世界で終了することを発表していました。(にゃるさん情報ありがとね)
【重要なお知らせ】
新作ゲームのディスク生産について
詳しくはこちら⇒ https://t.co/ZT2AE7YMtcPS3®およびPS Vita向けPlayStation®Storeについて
詳しくはこちら⇒ https://t.co/2Ay6HEtjnz pic.twitter.com/7aTlhuQvKP— プレイステーション公式 (@PlayStation_jp) July 1, 2026
まずディスク版の終了について。
SCEが発表したのは
・2028年1月にPlayStationコンスール向けのディスク版タイトルのディスク版生産を終了
・2028年1月以降はPlayStation Storeおよび販売店でダウンロード版のみの提供
・すでに発売済みのタイトルや、2028年1月より前にディスク版として発売されるタイトルには影響ない
・デジタルメディアへの需要が物理ディスクを大きく上回るなか、利用実態や市場環境の変化を踏まえて決定
続いてPS3とPS Vitaのストアのサービスについて
・2026年より順次終了し、2027年に全世界で終了(日本は2027年7月にPS3およびPS Vita向けPS Storeを終了)
・購入済みのコンテンツについては、サービス終了後も当面の間、引き続きダウンロード可能
最初ディスクの生産終了と聞いた時PS5のディスク版を想像し、bd-jb潰しのためではないかという考えが一瞬よぎりましたが、もちろんそんな理由ではないでしょう。PS6が物価高の影響で製造コストだけで960ドルに到達したことから急遽コストを下げる決断をした可能性があります。
今の最新情報だとPS6の(PlayStation携帯機も同じ)発売は2027年とされています。
メモリ不足と価格高騰により発売延期も検討されましたが、製造を委託するTSMCとの契約をキャンセルして発売を延期すると余計にコストがかかることから2027年発売の計画は変えないものの、製造期間に影響を与えない範囲で2027年末から2028年初頭への軽微な延期はあり得るとされています。
PS6は昨年秋の時点ではPlayStation 6では脱着可能な光学ドライブ搭載が計画されていることになっていました。現行モデルのPS5 Slim同様製造コストと輸送コストを削減するための選択というのが理由でした。つまりPS6の元々の計画では光学ドライブをやめる予定はなかったのです。
ところが2028年1月以降ディスク版ゲームの生産を終了するとPS6にはディスク版ゲームが存在しないことになります。であれば光学ドライブは不要です。今の仕様から大幅な変更することなく光学ドライブの製造をやめるだけでPS6の物理メディアレス化(いわゆる現行モデルでいうデジタル・エディションのみにする形)に対応でき、製造コストを下げることもできます。
ソニーが突然ディスクをやめたのは、PS6をデジタル・エディションのみにしてコストを下げる方向へ舵を切ったと考えると全ての辻褄が合います。PS3とPS Vitaのストアのサービス終了は表向きPS6とは無関係ですが、もはやそこから利益を得ることはないストアの維持管理費(ソニーの運用コスト)を下げるという観点から間接的にPS6のコストと繋がっています。ディスク生産終了と同時に発表されていることからも無関係ということは考えられません。
今回の発表はPS6を適切な価格で販売するために光学ドライブを捨て、過去のコンソール向けの維持管理コストをカットさせてくださいというソニーからのメッセージでしょう。特に光学ドライブレス化はユーザーからの反発が予想されるので今のうちから地ならしを始めたということです。
生産終了が2028年1月からとした理由もきっとPS6と無関係ではありません。TSMCでの製造期間に影響を与えない範囲での軽微なPS6発売延期を決断し、それが2028年初頭となる2028年1月であると考えるとこれも全ての辻褄が合います。
PS6は2028年1月発売、デジタル・エディションのみで光学ドライブレス。1000ドルを大きく下回る価格設定。これが今回のソニーの発表から見えた新しいPS6の姿です。
