RetroArch一覧

GameGaz Daily 2017.2.12

●wololo.netで、Yifan Lu氏がPS4のリモートプレイをPSNへサインインなしで可能にする方法を公開したことを伝えていました。簡単に説明すると、バイナリエディタで頭にPSNのオンラインIDを書き込んで残りを00で埋めた328バイトのファイルをmyprofile.datとして作成し、PSNアカウントにリンクされたVitaのur0:user/00/np/myprofile.dat.にVitaShellなどでコピー、再起動後PS4リンクを使ってログインするとVitaでもログインしようとするがキャンセルしてもそのまま使えるという方法です。
また、TheoryWrong氏がそれを自動で行うps4relink v1.0をリリースしたことも伝えています。VitaのHomebrewとしてのリリースですが、unsafeなHomebrew扱いになる上にur0:user/00/np/myprofile.datを特に警告なしに無条件で書き換えてしまうので使用には注意が必要です。

●GitHubで、xerpi氏がPS4のコントローラーDualShock 4とPS3のコントローラーDualShock 3をPS2で使うためのドライバー+ライブラリlibds4ps2libds3ps2をリリースしていました。s4ps2.irxまたはds4ps3.irxをUSBドライブのルートにコピーし、.elfファイルをuLaunchELFなどのローダーを使って読み込んで使います。ただしGitHubにはソースコードしかないので(しかも.elfはサンプル扱い)自分でビルドする必要があります。

●BenMitnicK氏が、VitaShell 1.51をベースに機能を追加したVitaToolBox v1.0をリリースしたことを伝えていました。ボタンコンボ設定の変更やテーママネージャーの機能追加などが変更点です。
[追記]
VitaToolBox 1.1がリリースされました。テーママネージャーやcolor.txt/ language.txt/ setting.txtのiniファイル化などが変更点です。

●PSXHAXで、zecoxao氏がPS4のおそらく1.76でPS4のselfヘッダーを認証するためのsyscallを利用した何らかのハックをリリースすることを示唆していたことを伝えていました。詳細については不明です。

●NeoGAFで、ソニーがHTCのVRシステムViveの位置トラッキングシステム技術であるLighthouse(赤外線を一定パターン照射し、ヘッドセットやコントローラのセンサーで拾うタイミングにより位置と姿勢を推定する)と似たような方法のトラッキングシステムの特許を取得していたことを伝えていました。

●wololo.netで、CelesteBlue123氏がAdrenalineやARK利用時にePSPバブルを作成できるユーティリティ(GekiHENコンテスト応募作品)ePSP bubble installer 2.0をリリースしていました。PSN接続しなくても認証できるようになったため。100MBの体験版を使ってバブル化せずともわずか3.5MBのインストールでバブル化が可能になり、メモリー使用容量が削減できます。(機獣さん情報ありがとね)

●GitHubで、Joel16氏がVita上で起動させるだけでそのVitaのプロセッサクロック周波数やバッテリー残量、ファームウェアやモデルナンバーなどの情報を表示することができるユーティリティVITAident v0.7をリリースしていました。バッテリー状態のパーセンテージ表記や充電サイクルカウント、満充電状態の時の容量表示(従来は残容量のみ)への対応などが変更点です。

●Maxconcoleで、ファミコンミニでマルチプラットフォームのマルチシステムエミュレーターRetroArchが動作するようになったと伝えていました。ファミコンミニ(ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ)へPCからUSB経由でゲームの追加などを行うことができるhakchi2(MaxconsoleにはHaxChi2と書いてありますが、開発者がhakchi2と表記しています)を利用してファミコンのみならずスーパーファミコンやメガドライブなどもプレイできるようになりました。

●Cemuチームが、ニンテンドーWii Uの市販ゲームのバックアップを起動することができるWindows向けWii UエミュレータCemu 1.7.1をリリースしていました。正式版になります。リコンパイラ最適化やVRAM使用容量削減などが変更点です。(LLKさん情報ありがとね)

●Githubで、bubble2k16氏がSnes9x v1.43をベースに旧3DS向けに最適化したスーパーファミコンエミュレータSNES9x 3DS v1.00をリリースしていました。Snes9x v1.51からSPC700 + DSPのソースコードを移植したことなどが変更点です。(通りすがりさん情報ありがとね)

●GitHubで、44670氏が3DS専用のカスタムファームウェアNTR CFW 3.4 Preview6をリリースしていました。ブルーライト軽減機能の改善などが変更点です。44670氏は少し前に旧3DSでの拡張メモリをサポートした旧3DS向けカスタムファームウェアBootNTR 3.1のリリースもしています。(通りすがりさん情報ありがとね)

●GitHubで、Nanquitas氏がBootNTRでバージョンを選択できるようにした改良版NTR Selector v2.7をリリースしていました。直前にNTR 3.4 Preview 5に対応したBootNTR v2.6もリリースしていますが、v2.7は3.4 Preview 6に対応したことなどが「変更点です。(通りすがりさん情報ありがとね)

●GitHubで、Freakler氏がVitaのePSPカスタムファームウェア6.61 Adrenalineを簡単にインストール/アンインストールすることができるユーティリティAdrenalineEasyInstaller v1.04をリリースしていました。selection menu内にPSP名を追加したことや、容量の小さなベースゲームのインストール機能追加、AdrenalineのFlashファイル削除機能の追加などが変更点です。

●PSX-Placeで、SP193氏がPS2のゲームをPS2のHDDOSD(FATモデルのみに対応した、ネットワークアダプタに搭載したHDD)へ直接インストールすることができるユーティリティHDLGameInstaller v0.810をリリースしたことを伝えていました。ネットワークサポートの強化や自動接続機能の改善、圧縮転送のサポートなどが変更点です。


GameGaz Daily 2017.2.4

●GitHubで、SonryP氏がRinCheatを利用しAndroidデバイスにPS Vitaの画面をWi-Fiでストリーミング送信することでAndroid端末をVitaの画面として使用するためのAndroid向けアプリケーションVitaView v0.1をリリースしていました。RinCheatは元々はHENkaku環境向けのチートプラグインですが、PCへの画面のストリーミング機能を持っていますが、VitaViewを使うことでPCの代わりにAndroid端末に表示させるという仕組みです。そのため使用方法としては
1. RinCheatをVita(HENkaku環境)へインストール
2. AndroidにVitaView.apkをインストール(要提供元不明のアプリインストール許可)
3. VitaViewでVitaの IPアドレスを入力
とシンプルです。

●サイバーガジェットが、PS4のゲームのセーブデータをパソコンで編集することができるCYBER セーブエディター(PS4用)を3月に7,800円で発売することを公表していました。「本製品は、PSN(プレイステーションネットワーク)IDでログインしたPS4本体で作成したセーブデータに対して使用できます。」との表記があるので、自分のアカウントではないセーブデータは復号できないようです。PSNのIDに紐付いたデータに関してのみ復号して改変、再暗号化できる仕組みがあるようです。(koodkさん情報ありがとね)
CYBER Save Editor PS4

CYBER Save Editor PS4_2

CYBER Save Editor PS4_3

●PSXHAXで、harryoke氏がカーネルexploitなしにPS4のセーブデータを改変することができるPS4 Save Wizardの存在を公表していました。harryoke氏曰く、「Unicorns氏が作った。自分は単なるメッセンジャー。詳細はクリエイターからの報告待ち」としており詳細は不明です。PS4 Save Wizardが全てのPS4に対応していることだけしかわかりません。これとCYBER セーブエディターとの相関関係も不明です。

●Libretroチームが、マルチプラットフォームのマルチシステムエミュレーターRetroArch 1.4.1をリリースしていました。

●GitHubで、m0rph3us1987氏がローカルネットワーク上で接続されたPS4( 1.70/1.76のみ)との間で利用出来るWindows向けファイルブラウザps4ninjaのソースコードを公開していました。名前が違うので戸惑いましたが、PS4FileNinjaのことです。


GameGaz Daily 2017.1.15

●Libretroチームが、マルチプラットフォームのマルチシステムエミュレーターRetroArch v1.4.0をリリースしていました。1.4.0はベータ版扱いで、ユーザーのフィードバックを得て1.5.0のリリースにつなげたいとしています。(KOHさん情報ありがとね)

●GitHubで、aldostools氏がバックグラウンドでPS3のタスクを実行できるVSH PRXloader向けのプラグインとしてPS3のファイルやフォルダをウェブ(AndroidやiPhone、PCなど)経由で閲覧したり、リモートやXMBからISOをマウントしたりすることができるユーティリティwebMANの非公式アップデート版webMAN Mod v1.45.10をリリースしていました。一部エラーポップアップの削除やR2+△でCFWのsyscall 8の無効化に対応したことなどが変更点です。

●GitHubで、Robz8氏がニンテンドー3DS(要CFW)で.ndsファイルを起動することができるローダーTWLoader v2.4.1をリリースしていました。”Now checking TWLoader version…”表示で止まらないようになったことなどが変更点です。実はその直前にFlashcartにあるゲームを起動する機能やセーブファイルのサポートなどの「ビックアップデート」を施したTWLoader v2.4がリリースされています。(KOHさん情報ありがとね)

●GitHubで、ShinyMK(initPRAGMA)氏がワイヤレスでnew3DSの画面をPCへストリーミングしたりファイルを送信したりすることができるユーティリティkit-kat v1.6.3をリリースしていました。ポケモン サン・ムーンでクラッシュする不具合の修正などが変更点です。