ツイッターで、zecoxao氏がPS4でシステム起動の制御や署名チェックなどを行うためのSysconチップのファームウェアを復号することができるユーティリティsisconをリリースしていました。
「2018年10月」一覧
GameGaz Daily 2018.10.23
●GitHubで、 SciresM氏がFusée Gelée(NVIDIA Tegraプロセッサの脆弱性を利用し起動時に任意のコードを実行するcoldboot exploit)を利用したNintendo SwitchのカスタムファームウェアAtmosphère 0.7.2をリリースしていました。ファイルを読み込むときに一部のゲームでクラッシュしてしまうfs.mitmのLayeredFS読み込みの不具合修正や、起動時に致命的なエラー2001-0106が出てゲームがクラッシュしてしまう不具合(1.0.0のみ対象)の修正、安定性向上が変更点です。
●GitHubで、The-4n氏がSwitchのカートリッジイメージであるXCIファイルをeショップタイトルに使われているNSPファイルに変換することができるWindows向けユーティリティ4NXCI v1.36をリリースしていました。変換終了後tempフォルダを削除するようにしたことなどが変更点です。
●GitHubで、NX++ TeamがNintendo Switch向けのオールインワンツールNXToolkit++ 1.4をリリースしていました。ジョイスティックでメニューをコントロールできるようにしたことなどが変更点です。
●NintendoLifeで、FUZE Technologiesがゲームやアプリを2D/3Dで開発できるNintendo Switch向けのプログラミング言語FUZE4 Nintendo Switchを2019年4月に発売すると伝えていました。
●GitHubで、SeannyM(Hydr8gon)氏がWindows/Linux向けのニンテンドーDSエミュレータmelonDSをNintendo Switchに移植したmelonDS v0.2をリリースしていました。Lでセーブ、Rでロードというステートセーブ機能に実装などが変更点です。
●Maxconsoleで、flat_z氏がハック可能なPS4でUSBドライブなどの外付けHDDを使わずHTTPプロトコルを使いブラウザでパッケージファイルをリモートでインストールすることができるPS4 Remote Package Installerをリリースしたことを伝えていました。パッケージファイルをホストするためのウェブサーバーを用意する必要があります。
GameGaz Daily 2018.10.22
●Bitbucketで、SilicaAndPina氏がVitaでPSM(すでにサービスを終了したPlayStation Mobile)のアプリケーションをモディファイしたりPSM HomebrewをロードしてプレイすることができるプラグインPSMPatch v1.1をリリースしていました。
xD PSMPatch works :DD pic.twitter.com/flpVZGk1po
— Silica (@SilicaDevs) October 21, 2018
●Bitbucketで、SilicaAndPina氏がPSMのアプリケーションを復号化してダンプすることができるプラグインFuckPSSE v1.1をリリースしていました。
●GitHubで、theheroGAC氏がVitaの20種類以上の各種プラグインをワンクリックでインストールしてconfig.txtも書き換えてくれるプラグインAutoplugin 3.55をリリースしていました。SilicaAndPina氏のPSMPatchとFuckPSSEを追加したことや、Umineko1993氏の協力による日本語のアップデートなどが変更点です。
●GitHubで、exelix11氏がNintendo Switchのcommon.szsにパッチをしてBNTX(Binary NX Texture)ファイルをリプレイスすることでテーマを変更することができるユーティリティSwitch Theme Injector v3.2をリリースしていました。カスタムレイアウトのサポートなどが変更点です。
●Maxconsoleで、mborgerson氏がXQEMU(Windows/ macOS/ Linuxのクロスプラットフォームで初代Xboxのゲームをプレイするためのオープンソースエミュレータ。ただし起動には実機のMCPX Boot ROMイメージやBIOSイメージ、HDDイメージ、ゲームディスクイメージが必要)で、Xboxの実機がなくても起動できるようXboxのカーネルをオープンソースとして構築するプロジェクトxqemu-kernelをリリースしたことを伝えていました。現在は開発進行中の状態ですが、意欲的なプロジェクトだと思います。ソースコードはGitHubで公開されています。
●ツイッターで見つけましたが、『SOULCALIBUR VI』はプレーヤーのカスタマイズ機能がすごいみたいです。
Soul Calibur VI might have the most cursed character creator I've ever seen pic.twitter.com/XAAjwd72tl
— Nibel (@Nibellion) October 20, 2018