RetroArch一覧

GameGaz Daily 2021.5.30

●TorrentFreakで、2019年に任天堂が違法にROMを配布するサイトRomUniverseに対して数百万ドルもの損害賠償請求を求めた訴訟についてカリフォルニアの地方裁判所がRomUniverseの運営者Matthew Storman氏に対し210万ドル(約2億3000万円)の支払いを命じたことを伝えていました。Matthew Storman氏は違法行為はしていない(違法ROMのアップロードは自分じゃない的反論)として弁護士なしで一人で全面的に争う姿勢で裁判にのぞんだそうです。昨年夏の段階で任天堂と話し合い既にRomUniverseは閉鎖していたものの、結果は損害倍書の支払い命令です。

●ツイッターで、Karo氏がPS4Trainerチームがブラウザアクセスで簡単にゲームMODを可能にするウェブサイトのオフライン版PS4Trainer Offlineをアップデートしたことを公表していました。対応ゲーム6つ追加したそうです。

●GitHubで、OSM-Made氏がPS4のUIをモディファイするためのツール集Orbis Toolbox 1.0.927 (Alpha Build 927)をリリースしていました。

●PSX-Placeで、Cyberdev氏がPSPのXMBをPS3ライクにモディファイすることができるカスタムテーマOrbisPSP v1.06をリリースしていました。PS3のようなウェーブとかPS3標準のコールドブートアニメーションといったカスタマイズだそうですが、PS3でなぜOrbis(PS4のコードネームです)と名を付けたのかは不明です。

●WiiDatabaseで、FIX94氏がニンテンドーWii UのvWii(Wiiモード)でゲームキューブ起動を可能にするバックアップローダーNintendont v6.496をリリースしたことを伝えていました。ゲームが自動起動する場合HIDコントローラーがなければWii U GamePadはプレーヤー1に、HIDコントローラーがある場合はWii U GamePadはプレーヤー2に登録されるようにしたことが変更点です。

●GitHbで、wavemotion-dave氏がAtari 2600エミュレータStellaをNintendo DSに移植したStellaDS v2.2をリリースしていました。レンダリングの高速化が変更点です。

●Libretroチームが、マルチプラットフォームのマルチシステムエミュレータRetroArch v1.9.4をリリースしていました。PS Vita TVでSharpscaleプラグインを使用しても720pでRetroArchを起動できるようにしたことなどが変更点です。

●GitHubで、Libretroチームの kivutar氏がRetroArchよりもコンパクト化を目指しWindows/ macOS/ LinuxのみをターゲットにしサポートするLibretroコアも絞って実装することでゲームの起動までの手順の簡略化したレトロゲームプラットフォームludo v0.14.2ludo v0.14.3をリリースしていました。実験的にWindowsでNintendo 64をサポートしたこと(v0.14.2)や、初代PSエミュレータDuckStationのRetroArchでのコア名称SwanStationを使用するようにしたことなどが変更点です。


GameGaz Daily 2021.5.17

●GitHubで、BetterWayElectronics(BwE)氏がPS4のNOR Flashダンプデータが破損したりしていないかや、破損している場合その箇所を調べたりすることのできるユーティリティBwE PS4 NOR Validator 1.6.8をリリースしていました。内部の比較アプリケーションを更新したことなどが変更点です。

●PS VitaのHomebrewコンテストKyûHEN(急変)に新たにエントリーがありました。
[Utility: ユーティリティ部門]
ゲームプレイ中にあらかじめ用意したタイトルIDに紐付いたテキストデータをSelect + Rで表示することができるプラグインWalk (pathway27氏)
Xbox OneコントローラーをPS Vitaで使用できるようにするカーネルプラグインx1vita (M Ibrahim氏)

●GitHubで、Libretroチームのtwinaphex氏がマルチプラットフォームのマルチシステムエミュレータretroArch v1.9.3をリリースしていました。

●GitHubで、SonicMastr氏がVitaのHomebrewでapp0:やux0:/dataにあるデータを他のパーティションに移行させることができるカーネルプラグインrePatch reLoaded v1.2をリリースしていました。Homebrewアプリケーションがファイルのオープン/クローズに加えディレクトリのオープン/クローズを使う場合にリダイレクトが上手く動作しなかった不具合の修正が変更点です。

●GBATempで、CWar氏がRaspberry Pi 4とNintendo Switchのゲームキャプチャ動画出力をUSBまたはネットワーク(TCP)でPCへ送ることができるシステムモジュールSysDVRを使いNintendo Switch Liteでもテレビ出力を可能にするSwitch Lite Dockを実現するためのチュートリアル動画を公開していました。映像の乱れが皆無ではなく遅延もあるので実用性の面では(しかもSwitch LiteとRaspberry Pi 4とケース類買うくらいなら素直にノーマルSwitchを買った方が…)疑問符は付きますが、Switch Liteとラズパイが手元にあるなら人にちょっと自慢できるSwitch Liteが楽しめるかもしれません。

●GitHubで、eliboa氏がNintendo SwitchのNANDのダンプやリストアをすることができるWindows向けユーティリティNxNandManager v5.0をリリースしていました。12.0.1と12.0.2のファームウェア検出をサポートしたことやFATパーティションを仮想ディスクとしてマウントする機能の追加などが変更点です。
NxNandManager

●GitHubで、V10lator氏がWii Uのコンテンツを任天堂のアップデートサーバー(NUS: Nintendo Update Server)から直接Wii Uにダウンロード・インストールすることができるユーティリティNUSspli v1.27をリリースしていました。マイナーな不具合修正などが変更点です。


GameGaz Daily 2021.5.2

●GitHubで、yyoossk氏がNintendo SwitchのカスタムファームウェアAtmosphereをベースに必要なツールをまとめた初心者に優しいオールインワンパッケージAtmosphere-with-Hekate switch-12.0.x-0.2をリリースしていました。Atmosphère 0.19.2へのアップデートなどが変更点です。

●GitHubで、Myster-Tee氏がNindendo Switchにネットワーク(Wi-Fi)経由でパッケージファイル(XCI、NSP、NSZなど)をインストールすることができるWindows向けのウェブサーバーTinfoilWebServer v1.1.0をリリースしていました。複数ディレクトリを指定できるようにしたことが変更点です。

●GitHubで、 rashevskyv氏がNintendo SwitchにSDカードやPC(PCに接続したUSBストレージ含む)からNSP、NSZ、XCIをインストールすることができるユーティリティDBI 267をリリースしていました。MTPでインストールタイトルコンテンツをマウントできるようにしたことが変更点です。

●GitHubで、averne氏がNintendo Switchの画面表示の色調整を行うことができるユーティリティFizeau v2.1.6をリリースしていました。チェインローダーからAtmosphereのAPIを削除したことが変更点です。

●GitHubで、V10lator氏がWii Uのコンテンツを任天堂のアップデートサーバー(NUS: Nintendo Update Server)から直接Wii Uにダウンロード・インストールすることができるユーティリティNUSspli v1.23をリリースしていました。SDカードの書き込み速度の制限をなくしたことなどが変更点です。

●Libretroチームが、マルチプラットフォームのマルチシステムエミュレータretroArch v1.9.2をリリースしていました。VitaのgpSPの不具合修正やmocOSでのText To Speechサポートなどが変更点です。

●GitHubで、barbudreadmon氏がマルチアーケードエミュレータFBNeo(FinalBurn Neo) v1.0.0.2をリリースしていました。プレイ動画のライブ配信等が行えるGame Genieをファミコンエミュレータでサポートしたことなどが変更点です。

●GitHubで、vvanelslande氏がCitraをベースにしたWindows/Linux(Ubuntu)向けニンテンドー3DSエミュレータvvctre c30d915をリリースしていました。