このブログも開設14周年です。
毎年この時期になると周年記事を書いていますが、もう「気がついたらこんなに長くやってきてるんだね」的な話を毎回わざわざ書くほどの思い入れもなくなってしまっています。
最近特に感じていますが、ゲーム機が昔と比べて大きく変わったファームウェアアップデートについてお話ししてみようと思います。
ファームウェアのアップデートを紹介する記事で、かつては記事の最後に「アップデートはしないようにしましょう」と書いていました。同じゲーム機ハックをテーマにした海外サイトでもそういった表記は今でも見られます。
しかし最近はこのブログではあまりそういった「アップデートにご注意を」的な表記はしないようにしています。何故かというと、私は躊躇なくアップデートを必ずしているからです。理由はハッキング対策で必ず最新のファームウェアにすることがゲームをプレイのために必要な条件となっているからです。
つまり、ゲーム機を本来の用途であるゲーム機として使うためにはファームウェアを常に最新のものにしておかないといけなくなっているからなのです。
私が今プレイしているゲームは、Switchが最近買ったばかりのANONYMOUS;CODE、PS5が以前購入したグランツーリスモ7です。
ANONYMOUS;CODEはゲームカード入れた段階で確か14.1.0だか14.1.1だかにアップデートさせられたと思います。グランツーリスモ7は頻繁に行われるゲームのアップデータを適用する度に最新ファームウェアにさせられます。せっかく手に入れたゲームを楽しむためにはファームウェアアップデートは必須です。
Switchについては初期型なので世にも珍しいFusée Geléeというハードの脆弱性のおかげでなんとでもなりますがいまだに何もないPS5についてはHackeroneのせいで最新ファームウェアで脆弱性が見つかる可能性はほぼ皆無といえるため極論するとPS5のJailbreakは諦めています。
ゲーム機ハックをテーマにしたブログをやっておきながら、ゲーム機ハックは試せない環境しか持っていないのです。かつては複数台持ちをすることでこの問題をクリアしていましたが(Switchは複数台持っています)、場所を取るPS4と今でも入手困難なPS5は1台しか所有していません。
しかし、一般ユーザーは1台持ちが普通だと思いますので、普通の一般ユーザーと同じ行動をすることに決めました。したがってJailbreakを自分で試すことは100%できません。
こんなブログを運営していてそれがいいのか悪いのかという問題はあるかもしれませんが、ゲーム機の本来の役割を捨ててはいけないという気持ちの方が強いです。
ゲーム機ハックに興味ない方にとっては何がや悩ましい問題なのか理解できないとは思いますが、難しい問題ですよね。