Maxconsoleで、True Blueチームがメガドライブミニで内蔵以外のゲームをプレイできるUSBドングルTrue Blue Mini Ultradriveの出荷を開始したことを伝えていました。
True BlueチームはTrue Blue Mini Ultradriveを12月に24.95ドルで発売することを先月半ばに発表していました。
・ゲームを40から813に増やす
・インストール作業は僅か数分(PC必須。Windows/Linux/Mac問わず)
・マルチプレイ(実際には2プレイヤー対応のみ)用にUSBハブ付属
・4つのリージョン(日本、アジア、北米、欧州)の本体として起動可能
・全世界のSEGA メガドライブ/Genesisに対応
・29.95ドルで世界中の正規販売店(現時点では日本には販売店が存在しません)から発売
以前の情報より5ドル値上がりしてる気がしますが…
Maxcosoleの記事ではこれ以上の情報が分かりません。Maxcosoleに海外の販売店リンクが掲載されていますが、価格は29,95ドルどころか軒並み50ドルを超えてます。
問題は、増えるゲームが違法コピーとして同梱されている、アカン製品なのかどうかです。
公式サイトには、数分で終わるというインストール作業の内容が書かれていました。
メガドライブミニに手持ちのバックアップゲームROMを読み込ませる方法が書かれていれば、True Blue Mini Ultradriveが完全違法製品とまで言い切れなくなるはずです。せめてそうであることを期待して、日本語に訳してみたいと思います。
なお、注意点は
True Blue Mini Ultradriveの取り付け、取り外しはメガドライブミニの本体の電源が落ちている状態で行う。
True Blue Mini Ultradriveの点滅はローディング中なのでしばし待つ。
だそうです。
True Blue Mini Ultradriveのセットアップ方法
1) 事前のセットアップはTrue Blue Flasher toolをダウンロードして行う。ただし現時点では配布されていない模様。
2) PCにドライバーをインストールする。
3) メガドライブミニを付属のUSBケーブルでPCに接続する。セガの純正USBケーブルは使えないので注意。
3) リセットボタンを10秒間長押しするとメガドライブミニが検出されてアクセスできるようになる。
4) (多分True Blue Flasher toolの)Install/Uninstall Hacksと呼ばれているボタンをクリックするとメガドライブミニをハックしてTrue Blue Mini Ultradriveが使えるようになる。ハックが完了するまで2分程かかり、その後自動的にメガドライブミニが終了する。
3) メガドライブミニの電源スイッチをオフにする。
ここまでが事前準備で、以下は使い方です。
True Blue Mini Ultradriveの使い方
1) メガドライブミニの電源が落ちている状態でフロントパネル左側のUSBポートにTrue Blue Mini Ultradriveを差す。
2) USBハブをフロントパネル右側のポートに差し、コントローラーをUSBハブに繋ぐ。
3) メガドライブミニの電源を入れる。
ここまででTrue Blue Mini Ultradriveが使えるようです。あとはユーザーインターフェースの使い方で、ゲームの選択方法などが書かれています。
そもそもTrue Blue Mini Ultradriveのウルトラドライブという名称自体、「1つのセットで800以上のオリジナルゲームが楽しめる」ことから名付けたらしく、更にはメガドライブミニのエミュレータの互換性の問題からその800以上のゲームは「一部正常に動作しない」と正々堂々書かれてます。これらのことからTrue Blue Mini Ultradriveは違法コピーゲームがはじめからインストールされている、訴えられたら負け確定のブラックな製品である可能性が濃厚です。