GitHubで、 hexkyz氏がFusée Gelée(NVIDIA Tegraプロセッサの脆弱性を利用し起動時に任意のコードを実行するcoldboot exploit)を利用したりModチップを利用したりすることで起動することができるNintendo SwitchのカスタムファームウェアAtmosphère 1.12.0(28d6a2e11)をリリースしていました。
June 15th, at last! Atmosphère 1.12.0 is now released: https://t.co/ragdNyOuhE
Sorry for the delay. 23.0.0 not only changed stuff that hasn’t been changed in years but also created new memory shortage issues. Please check the release notes for a detailed explanation.Enjoy! :)
— Mike Heskin (@hexkyz) September 27, 2026
先日リリースされた23.0.0に対応したAtmosphereです。メジャーアップデートで調整箇所が多岐に及んだことからアップデートに時間がかかったようです。
23.0.0に適合させた結果、カスタムシステムモジュールに割り当てできるメモリーがこれまで以上に少なくなってしまいました。そのためeショップなどブラウザアプレットを起動すると必ずクラッシュするようになりました。それを回避するためブラウザアプレットのパッチを用意して使っていないはずのメモリ領域を確保しています。その結果、カスタムシステムモジュールに割り当てできるメモリーは16MBに増えました。
現時点までのテストでは特に問題は見つかっていないようですが、もし問題が見つかった場合はメモリ量の調整を行う予定です。今後より相応しい解決策が見つかればパッチはなくなるかもしれません。あまり褒められたやり方ではなかったということでしょう。
基本的には23.0.0に適合させるためのアップデートというのが主な内容ですが、ZBIC圧縮/解凍の実装やdockerファイルの追加、R_DISCARDマクロのコードベース全体への適合なども行われました。
今回のアップデートは23.0.0リリースから3週間弱点かかりました。メジャーアップデートはやはり時間がかかるようです。
