Xで、couldbeautism氏がHackeroneにPS5/PS4の最新ファームウェアをJailbreakできる脆弱性を報告したと公表していました。
couldbeautism氏は脆弱性を2つHackeroneにエントリーしたようですが、うち1つは重複していた模様です。
脆弱性はUAF(use-after-free: 使わなくなって解放されたメモリ領域にアクセスしてコードを実行できてしまう脆弱性)ですが、PS4とPS5の最新ファームウェアでJailbreakできるとしていますのでカーネルexploitのようです。
現時点での最新ファームウェアはPS4は13.52、PS5は26.05-13.60.00です。
I’ve reported 2 UAF’s to hackerone, one of them is a duplicate and works at latest fw DO NOT UPDATE this one will come out soon pic.twitter.com/BoFHCUGQRo
— Jordy (@couldbeautism) September 3, 2026
Yes this means jailbreak for ps5/ps4 at current latest firmware (13.60) ps5 (idk ps4 fuck ps4)
— Jordy (@couldbeautism) September 3, 2026
現時点でHackeroneのPlayStation部門にはまだ公開されていません。
現時点での最新ファームウェアで利用できると言われているカーネルexploitは
●asaudidos氏のexFATの脆弱性
●Gezine氏の4件総額17,500ドルの脆弱性
と、複数存在することがわかっています。ここに今回のcouldbeautism氏のカーネルexploitが加わりますので、次のPS4とPS5のファームウェアはカーネルexploitをモリモリ対策したセキュリティ性抜群のファームウェアとなりそうです。
その昔、ユーザーランドexploitがあればPSP/PlayStation VitaでHomebrewを実行できるHalf-Byte LoaderというHomebrewローダーがありました。Half-Byte Loaderを実行するにはPSPの(VitaではePSPの)セーブデータexploitが必要でしたが、海外のゲームがメインだと日本のゲームを使ったHalf-Byte Loader起動が困難でした。
当時色々な経緯があって日本のシーンメンバーからセーブデータexploitを私が報告を受け、検証して利用できるものをデータベース化し、Half-Byte Loaderのメイン開発者のwololo氏と私に個人的な繋がりがあったことからwololo氏と相談して1つのファームウェアに1つのexploitを消費するということを目標に順次exploitを消費していきました。
そのやり方をするとexploitの無駄使いがなくなり、手に入れやすいゲームや安定しているexploitを選別して消費優先順位を任意に決められるというメリットがありました。もちろんデメリットもあります。私が大変でした笑。
PS5でも同じことができると一番いいのですが、もはや不可能でしょう。
当時のexploit消費優先順位決定方式が成立したのは、それに関わる全員がボランティア状態だったからです。今はHackeroneのせい(おかげ?)でカネが絡んできたことから、先にエントリーしたもの勝ちのマネタイズ競争です。今後も同じファームウェアで複数のexploitが(運が悪いとハイパーバイザーexploitも)対策される可能性が高くなったと言えます。
