PegaScape〜Nintendo Switch 1.00-3.00向けソフトウェアハック

ツイッターで、noahc3氏がNintendo Switch初期のファームウェア1.00から3.00までで動作するソフトウェアハックPegaScapeの動画を公開していました。

PegaScape

今回は動画を「先行公開」と位置づけており、具体的な内容については触れられていません。PegaScapeを開発したのはReSwitchedチームです。

PegaScapeのことを「PegaSwitchスクリプトを実行するためのユーザーフレンドリーなパブリックDNS」としているので、DNS設定をした上でWi-Fi経由でインターネットに接続することで実行可能な仕組みのようです。

動画の内容としては、完全初期ファームウェアである1.0.0のHOME画面で「ゲームニュース」をタップすると、DNS設定が効いているのか”Launch Pegaswitch”のニュース動画が出てきて、それを再生するとその後Switchが自動的にリブートしてAtmosphere 0.8.10で起動するというものです。

具体的なリリース日時等は発表されていませんが、Switch自体アップデートを繰り返さないとゲーム機として実用できない仕組みである上に、NVIDIA Tegraプロセッサの脆弱性を利用し 起動時に任意のコードを実行するcoldboot exploitであるFusée Geléeとできることは同じです。

PegaScapeはFusée Geléeが対策され使えないSwitch向けが最終的なターゲットのソフトウェアハックですので、3.0.0以下という条件では実際のところ実用的なものにはなっていません。ただ、PegaScapeでSwitchのソフトウェアハックによるCFWの起動が可能だということを示していますので、最新ファームウェアでも同様のことができればFusée Geléeが対策されたSwitchであってもAtmosphereが起動できることを証明したと言う点で画期的なハックだと言えます。

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