AsbestOS一覧

ゲーム最新情報 2011年2月21日のニュース

●VirtuousFlame氏(liquidzigong氏)が、自身のブログでPSP 6.35ベースのLCFW 635PRO-A4をリリースしていました。version.txtの問題点を修正、Homebrew互換性向上、PSNで購入したPSOneゲームのサポート(PSNで購入したPSOneゲームの起動、購入したコンテンツのフォルダごと635PROがインストールされている他のPSPへコピーしても起動するという機能で、PSOneのバックアップが起動するわけではない)が変更点です。

●QJで、spike_132000氏がWiiのHomebrew Browserと同様インターネット上にあるサーバーからPSPに直接Homebrewをダウンロードする事ができるユーティリティPSPInstaller v4をリリースしたことを伝えていました。署名付きEBOOT化してCFW/OFWからの起動に対応、v3.XXからのソースコード書き換え(ソース自体400行少なくなった)、新ユーザーインターフェース採用などが変更点です。

●minomushiのblogで、minomushi氏がPSPのRボタンとLボタンを同時押しでPSPをスリープさせることができるプラグインmysleepβ4.0をリリースしていました。HENに対応したそうです。

●VG247で、SCEがNGP(PSP2)対応のゲームエンジンなどのリストを公開していたことを伝えていました。CrytekのCryengineなどが掲載されています。

●exophaseで、Geohot氏が訴訟費用などですでに1万ドルもの持ち出しになっているため基金を立ち上げて寄付を募っていることを伝えていました。ソニー側の弁護士は5人で、Geohot氏はそれでも2人雇ってはいますがそこは同等に持ち込みたいなどお金のかかる話が多いためのようです。なお、Geohot氏は寄付活動の一環で新しいブログも立ち上げています。

●Geek Revoltで、ソニーへの対決姿勢を強めるGeohot氏についてアプリケーションを起動させる目的ではないiPhoneのJailbreakと違って、PS3のJailbreakは違法コピーを直接起動してしまうことに繋がるものであり、違法コピーを問題だと認識していないユーザーがGeohot氏の意見を支持するはずがないと述べていました。Geohot氏は敗訴すると考えているようです。実際に違法コピー問題が起こる訳なのでGeohot氏はハッキングが違法行為のためではないと言及するのはやめた方が良いと指摘しています。
また、今回のことから学んだこととして、これからハッカーを志すならばハッキング成果は匿名で公開し名誉をあきらめないとメーカーから集中攻撃を受けるターゲットとなってしまうとしています。Geohot氏はiPhoneだけに留めておけば良かったのに、とも。

●PS3Crunchで、Kmeaw氏がKmeaw氏がPS3でLinuxローダーを起動するためのユーティリティAsbestOS & Linux Kernel Installer v2.0を近く公開することを伝えていました。レポジトリはアップデートされたものの、まだユーザーが使える状態にするためには修正すべき事項が残っているそうです。

●GBAtempで、emu_kidid氏がSD GeckoやIDE-EXIからゲームキューブのバックアップを起動させることができるオープンソースユーティリティSwiss v0.1-r33をリリースしたことを伝えていました。モーターを止めると起動しないゲームもあるようですが、それ以外のゲームではモーターを止めるようにすることができる機能をサポートしたことなどが変更点です。

●PSGrooveで、Dean氏がゲームやAVCHDのファイルマネージャー機能を持ちFTP機能や AVCHD 、ブルーレイ再生機能をも統合したマルチ管理ツールmultiMAN v1.16.01をリリースしたことを伝えていました。ウェブブラウザでダウンロードしたPKGファイルの動作をサポート、ディスプレイモード自体とその切り替えの改良と切り替え、メモリー管理の改善、4GB以下に分割したファイルをグレースケール画像で表示、[SELECT]+[X]でUSB HDDのゲームを記憶する機能に対応などが変更点です。

●PS3haxで、madshaun1984氏がAsbestos v1.5以上に対応するよう改良を施したLinuxディストリビューションのUbuntuをリリースしたことを伝えていました。

●PS3Crunchで、graf_chokolo氏がGITレポジトリにリモートアクセスできるPS3のLinuxドライバーをリリースしたことを伝えていました。また、IOCTL(Wikipedia参照)も追加し、ユーザー領域メモリアドレスをLPARアドレス(Wikipedia参照)アドレスに変換できるようにしたそうです。

●Xbox-sceneで、Team JungleがXbox360ドライブ用の書き換えなどをするためのユーティリティJungleFlasher 0.1.79(208) BETAをリリースしたことを伝えていました。PoGo MO THoINを使った自作プローブやXecuter Probe IIIによるLite-On key抽出に対応(PhatKeyのサポート)、日立ドライブのサポート、WinAPIで自動での新しいハードウェア検出をスキャンしないよう変更し、別個にスキャンする機能を追加、x360USBのサポートなどが変更点です。

●PSGrooveで、Rogero氏がPS3のBackup ManagerベースとなるバックアップマネージャーRogero Manager v8.1をリリースしたことを伝えていました。2種類のビルトインペイロード(Sysc36/PL3)のメニューでの切り替え機能対応、既存のペイロード(3.41&3.55)検出機能アップデート、”Black Screen Games”で外付けUSBドライブをマウントしてそこからの読み込みに対応、USBドライブのマウントはCFW 3.55に対応(3.41は非サポート)、4GBに分割したゲームは非サポート、ゲームコピー機能の高速化、プログレスバーが99%でフリーズするバグを修正、内蔵/外付けドライブの自動パーミッション修正機能のボタンを[L1+R3]に変更などが行われたようです。

●GameGazフォーラムで、Matyapiro氏がDSi Hackを進めていくためのトピックを掲載しています。長くFlashcartオンリーだったためユーザーレベルではPSPほどハッカーが多くないのが現状ですが、今後解析していく上で参加していただける方がいれば是非フォーラムへお越し下さい。

●読売新聞で、経済産業省が不正競争防止法の改正案を今国会に提出しマジコンの販売行為に対し「5年以下の懲役もしくは500万円以下の罰金」を盛り込む方針であることを伝えていました。(DENさん情報ありがとね)


ゲーム最新情報 2011年2月5日のニュース

●ツイッターで、Mathieulh氏がPS3のシステムアップデート3.56について、旧型keyで起動するゲームリストである”ホワイトリスト”には全ゲームのselfファイルが、ブラックリストにはGeohot氏が使ったkeyが入っていたことを伝えていました。Geohot氏がソースコードに「ブラックリストに入れないでね」と書いて、こうなることが始めから分かっていた(ゲーム最新情報 2011年1月14日のニュース参照)ことが早々と実現していたことになります。

●PS3haxで、システムアップデート3.56からソニーがリモートでコードを実行できる機能を追加したとされる問題について、Mathieulh氏があくまでもソニーがリモートでコードを実行できるかもしれないヒントを見つけただけで、コード自体は存在しないと発言したことを伝えていました。また、ここ数年オンラインゲームのセキュリティについて研究しているGFI Security(マイクロソフトともパートナーシップ契約を結んでいる企業のようです)のChris Boyd氏も、リモートでコードが実行できる仕掛け自体は少なくとも2006年くらいからPS3に存在しており3.56で新たに採用と言う話ではないと主張しているそうです。悪意のある非署名コードをリモートで実行できてしまう可能性のほうが脅威で、仮にPSNのアカウント情報やクレジットカード情報を盗むようなHomebrewが存在した場合に、ユーザーがそれをダウンロードしたことによりに被害にあった場合、リモートでコードを実行できるような仕組みをPS3に用意したメーカー側が悪いのか、PS3を改造したユーザーが悪いのか微妙なところです。

●PS3MFWで、KaKaRoTo氏がPS3のMW2を普通にオンラインプレイしたいのでPS3のMW2をハッキングするをやめてほしいというメールに対しての回答を寄せたことを伝えていました。MW2のオンラインプレイがチートだらけで一般ユーザーがプレイできない状況はバカなガキの仕業か、きちんとプログラムを作らなかった開発者のせいであって自分ではないとしたうえで、何故自分がPS3のハッキングに取り組んでいて何故自分のしていることが間違ったことではないのかを説明していました。
・PS3の今の状況は、PCでいうとスカイプを使いたいのにマイクロソフトが認めていないからという理由で自分が購入したWindowsPCにインストールできないようになっていて、変わりにMSNメッセンジャーを使わされるのと同じ状況。
・自分がPS3を購入したのはLinuxをサポートしているから。それが突然削除された。ブルーレイで映画が見たくてPS3を買った人がある日突然「ブルーレイ再生機能を次のアップデートで削除します」と言われたらどう思うかを考えてほしい。
・Geohot氏が訴えられたが、彼が自分で買ったPS3なのに「ソニーの所有する保護されたコンピューターをハッキングした」つまり、PS3は「アナタのものではないから」という理由で訴えられた。自分で買ったPCにアクセスしたら誰もが訴えられる可能性があると言うことだ。
KaKaRoTo氏がツイッターで次のように述べています。非常に的確な表現だと思います。

Hackers, Crackers, Cheaters.. 3 words that mean completely different things, but people use them interchangeably…
ハッキングする奴、クラッキングする奴、チートする奴..全部別モノなんだけど、同じだと思われてるんだなぁ…

●PSGrooveで、デジタルミレニアム著作権法(DMCA)の通知に従い、Geohot氏の裁判の結果となるPS3ハッキングツールの一時差し止めのためにgitHubからGitoriousに移したところ今度はソニーがGitoriousにDCMAの通知を適用しようとしたが、Gitoriousが今度はノルウェーの裁判所命令が無い限り要求には応じられないと逆にソニーに通知したことを伝えていました。

●GamesIndustryで、Geohot氏の弁護士Stewart Kellar氏がGeohot氏に対する一時差し止め請求の中止を求めていることを伝えていました。今後も戦う意思を示していることになります。SCEAは、ニュージャージー州に住むGeohot氏が裁判が行われたカリフォルニアで活動している証拠をまず示す必要があること、PlayStationは訴えているSCEAではなく日本のソニーという会社の製品であることなどを挙げて反論しています。

●PS3NEWSで、smokin氏がPS3のプレイ履歴を消去するためのユーティリティPSNinja v3をリリースしたことを伝えていました。履歴ファイルを読み出し専用にしたことなどが変更点です。

●PSGrooveで、Dean氏がゲームやAVCHDのファイルマネージャー機能を持ちFTP機能や AVCHD、ブルーレイ再生機能をも統合したマルチ管理ツールmultiMAN v1.15.02をリリースしたことを伝えていました。FTP通信の高速化と安定性が改善されたことなどが変更点です。

●PS3NEWSで、kmeaw氏がPS3のCFW 3.55でAsbestOS Installer v0とLV2 Patcher v9を利用しAsbestOSをインストールしてlv2patcher v9からLinuxカーネルを起動させることに成功したとしてビデオを公開していたことを伝えていました。
httpv://www.youtube.com/watch?v=6TtgnQDl7pU

●PSGrooveで、Team DeLiGhTのHeden氏がPS3のELFファイルをビルドするためのユーティリティELF Builder v0.9 RC1をリリースしたことを伝えていました。現在はLinux版のみですが、WindowsのCygwin環境で動作するWindows版を近くリリースするそうです。

●PS3NEWSで、hffhff氏がPS3のXMBから直接アクセス可能なHomebrewローダー PS3 Homebrew Channel for XMB on CFWをリリースしていました。Homebrew ChannelというとWiiのグラフィカルなものを想像しますが、それに比べると現時点ではちょっと味気ないインターフェースです。
httpv://www.youtube.com/watch?v=MOAzrYfymVI

●PS3-ITAで、Graf_Chokolo氏がPS3でフルアクセス可能なLinux起動に成功し、GameOSとのデュアルブートにも対応したことを伝えていました。

●ツイッターで、plum氏がPSPのメモリースティックやgoの内蔵メモリの特定フォルダにpmfファイルやrcoファイルを入れておくことでランダムに使用するpmf/rcoを変更することができるプラグインRamdomGameboot v0.2をリリースしていました。Gameboot.pmf再生時に表示されるPSPロゴの表示を消すようにしたことと、PSPの起動音を変更可能にしたことが変更点です。

●ツイッターで、takka氏がPSPのISO管理ツールiso_tool 1.961iso_tool 1.962をリリースしていました。サーバー移転中のためツイッターでの公開となったようです。1.961ではアイコン作成時のファイル名制限処理を行う際、末尾が空白文字になる場合は空白を削除するよう修正、Prometheus patch時にUSRDIRの追加処理も行うように変更が行われたようです。また、1.962ではアイコン起動時にPrometheus ISO Loderのバージョン(V1/V2)を切替え出来るように変更(起動時にRトリガを押しておくことでV1で起動)したそうです。

●ツイッターで、hiroi01氏がPSPのXMBからseplugins内のvsh.txt/game.txt/pops.txtの設定を変更する事で使用するプラグインの有効/無効切り替えや追加・削除などができるユーティリティpprefs.prx ver. 1.092と修正版のpprefs.prx ver. 1.092fixをリリースしていました。文字やカーソルの不具合の修正、ファイルブラウザで256個までのファイル/フォルダを閲覧できるよう修正、goでM2が入っていない場合ブラックアウトする問題を修正などが変更点です。pprefs.prx ver. 1.092fixは♪○×△□など2byte文字のボタン表記が文字化けしていた問題を修正したそうです。また、このバージョンは5.00~6.35で動作するとのことです。

●GamesIndustryで、先日ソニーがイギリスのロンドン本社へ20人のイギリスの開発者を集めてNGP(PSP2)のプレゼンテーションが行われたことを伝えていました。情報筋からの話として以下の話を伝えていました、
・開発キットは後日日本から発送されるそうだが、その前に”発売予定のゲームのコンセプト説明文書を20ページ程度にまとめたもの”を提出する必要がある。
・イギリスでは既に大手ゲーム会社が発売1年前からNGP(PSP2)開発機を持っているが、今後出荷されるものはGPUが製品版となる。
・NGP(PSP2)にはWi-Fiモデルと3G+Wi-Fiモデルがあるとされているが、プレゼンテーションではWi-Fiモデルが2011年、3G+Wi-Fiモデルが”2011年の年末商戦期”となっていた。Wi-Fiモデルが先行発売?
・価格と発売日についての言及はなかったが、詳細を明らかにするのは”very soon”
・本体発売時に用意されるゲームは専用カード、PSN同時に発売される。
・NGP(PSP2)とPS3とのクロスプラットフォーム対応ゲームを開発者に求めている。
・PS3のゲームがNGP(PSP2)へ移植はできるが、ソニーは単に移植しただけの同じものにはしたくないと考えている。
・3軸ジャイロを搭載している。
・背面タッチパッドはインパクトがある。
・最初の年はハードコアゲーマーをターゲットに2年目はハードコアユーザーと10代の若者をターゲットにする。
・「バーチャルギフト」といったサービスや、「スキンやアバター」といったサービスなど、ソーシャルネットワークだけでなく身近な友人とも楽しめる方法を提案する。
・開発者に優しい設計の開発キットで、使い方も簡単。PS3はセットアップに3時間かかるがNGP(PSP2)は20分以下。複数のNGP(PSP2)のファームウェアを同時にアップデートすることもできる。

●VG247で、米国の調査会社EEDAR(Electronic Entertainment Design and Research)ソニーのNGP(PSP2)について価格は299ドルから349ドル(399ドルを超えることは無い)で、サードパーティーの支持が得られればPSPの実績を抜くだろうとしてヒットするとの予測を示したことを伝えていました。EEDARによると、3Gモデルは欧州やアジアで成功するだろうと考えているようです。SCEワールドワイド・スタジオ社長 吉田修平氏はNGP(PSP2)の価格について「599ドルまでは行かない」と発言したそうですが、SCEEのCEO Andrew House氏はハードとソフトをあわせて利益を生むようにしたいと発言したそうで、ハード赤字、ソフトとあわせて黒字化を考えていそうな雰囲気です。

●THINQで、カプコンがFinal Fight: Double Impact』を以前リリースした時に”起動毎にPSNへ接続する必要がある”という違法コピー対策を施したものの、それを購入者に告知することを省略してしまったため苦情が殺到した前例を反省し 『Bionic Commando Rearmed 2』ではPSNの接続を解除するとゲームができないことをきちんと明記したことを伝えていました。

●GBAtempで、ニンテンドーDSi/DS用FlashCartのCycloDS iEvolution/CycloDS EvolutionのファームウェアCycloDS i/Evolution Firmware 2.1をリリースしたことを伝えていました。GUIスクリーンキャプチャ機能を追加したことが変更点です。iEVOのみの変更点として、公式サイトからダウンロードしたMoonshell v2.10のみですがDSiモード対応になったそうです。

●GBAtempで、ニンテンドーDSi/DS用FlashCartのCycloDS iEvolutionの説明書となるiEvo User Manual v2.1が公開されたことを伝えていました。

●GBAtempで、ニンテンドーDSの2画面を使い、上画面と下画面を左画面、右画面として双方に表示させた画像を見て結像させることで3D表示を実現するユーティリティ2DS+ v1.0をリリースしたことを伝えていました。右目で左画面、左目で右画面を見ると書いてありますが、要は2つの画像を1つの画像になるように見れば良いようです。DSならではの使い方です。

●exophaseで、ニンテンドーオブアメリカの社長 Reggie Fils-Aime氏が消費者の視点から率直に言うと安価な使い捨てゲームはゲーム業界が今直面している最も高いリスクだと発言していたことを伝えていました。直接口にはしていませんが、App Storeで販売されているiPhone/iPodの安価なゲームのことを非難しているようです。昔からPCにはフリーのゲームは存在していたわけで、ニンテンドーのシェアがAppleに浸食されて破綻することはあってもAppleが安価なゲームを販売したからと言ってゲーム業界が破綻するとはとても思えません。

●DacoTaco.comで、DacoTaco氏がWiiの起動プロセスやメモリへパッチすることができるユーティリティPriiloader 0.7 Beta 1をリリースしたことを伝えていました。各種バグを修正したそうです。

●Xbox-sxeneで、Team Maximusが製作するXbox 360 SlimのLiteOnドライブをはじめとしたXbox 360用ドライブやPCのSATA DVDドライブ(Samsung/Hitachi/Benq/Liteon)のドライブファームウェアの読み書きやロック解除、ファームウェアの書き換えなどをドライブに直接接続することで実現する画期的な製品Maximus 360Lizardについて来週始めの出荷に向けて現在初期ファームのセッティング中で、Xbox 360 FAT用のLite-Onドライブ向けの簡単ソルーション(ピンカット無し、ハンダ付けなし)となっていることを伝えていました。

360Lizard