13.2.0対応 Atmosphère 1.2.5

GitHubで、SciresM氏がFusée Gelée(NVIDIA Tegraプロセッサの脆弱性を利用し起動時に任意のコードを実行するcoldboot exploit)を利用したりModチップを利用したりすることで起動することができるNintendo SwitchのカスタムファームウェアAtmosphère 1.2.5(1019bc54e)をリリースしていました。

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今回はなんと13.2.0がリリースされた直後のAtmosphereアップデートになります。
13.2.0では内部的に大幅な変更がなかったため、大きく修正を加える必要がなかったため、これまでの未リリース修正分を加えて更新したようです。

Atmosphere 1.2.5がリリースされました。

13.2.0への対応と、若干のマイナーな改良や修正です。

13.2.0サポート以外には、『FIFA 19』などシステムリソースサイズメモリ管理をしている特定のゲームでmesosphèreが合計メモリ容量を8MB過小報告していたためクラッシュしてしまう不具合が修正されるなど、主にメモリ管理に関する改良がされています。

まだ署名パッチなどはリリースされていないため、された段階で追記する予定です。

[追記]
TeJayH氏がNintendo SwitchのカスタムファームウェアAtmosphere 1.2.5(1019bc54e)で非署名NSPや変換XCIをインストール・起動するために必要な署名パッチpatches(sigpatch) 13.2.0-1.2.5をリリースしていました。

[追記2]
borntohonk氏がNintendo SwitchのカスタムファームウェアAtmosphere 1.2.5(1019bc54e)で非署名NSPや変換XCIをインストール・起動するために必要な署名パッチSigPatches 13.2.0-1.2.5-1019bc54をリリースしていました。
またCTCaer氏がNintendo Switch向け多機能ブートローダーとなるbootloader/package1のリプレイスペイロードhekate v5.6.5 & Nyx v1.1.1をリリースしていました。ただし13.1.0対応 Atmosphère 1.2.1の時にリリースされたバージョンと変わっていません。ソースコードもこのときから変更されていませんが、「Includes 13.2.0 support」の文字がリリースノートに追記されています。中身は変更なしで13.2.0サポートを表明しただけだと思われます。

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