Switch向け多機能オーディオプレーヤー TriPlayer by tallbl0nde

GBATempで、tallbl0nde氏がNintendo Switch向けの多機能オーディオプレーヤーTriPlayer v1.0.0をリリースしていました。

TriPlayer

tallbl0nde氏はSwitchにはいい音楽プレーヤーがないので自分で作ろうと今年の2月に思い立ったそうです。開発期間9ヶ月での一般公開となりました。

TriPlayerはSDカードの/musicフォルダにある音楽ファイルを再生することができます。現時点ではMP3のみのサポートですが、次回のアップデートでFLACをはじめとした他のフォーマットにも対応するようです。

ファイル内のID3メタデータもサポートしており、ミュージックライブラリとしての機能も十分持ち合わせています。再生はバックグランド再生やTeslaオーバーレイにも対応しているため、ゲームプレイ中にプレーヤーの操作も行えます。ゲームとは別のCPUコアを使うため、ゲームのパフォーマンスには影響を与えません。

プレイリスト機能やライブラリ検索機能、32バンドのイコライザーなどの機能もあり、単に音楽を再生するだけに留まりません。いい音楽プレーヤーがない、といって自分で作っただけのことはあるという印象です。

TriPlayer_screenshot

TriPlayerの動作にはシステムモジュールが多くのメモリを使えるAtmosphere 0.10.0以降が必要です。Atmosphere以外のCFWは未テストですが、動く可能性は高いようです。また一部コンポーネントはベースのファームウェアが新しいものでないと機能しないものも含まれているため、10.0.0以降が必須になっています。

[インストール方法]
1) GitHubから最新版のzipファイルをダウンロードする。
2) zipファイルを解凍して、すべてのコンテンツ(atmosphereフォルダとswitchフォルダ)をSDカードのルートにコピーする。
3) SDカードの/musicフォルダに音楽ファイルをコピーする。
4) TriPlayerを起動すると自動でmusicフォルダをスキャンするので終了するまで待つ。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする