R.I.P. PlayStation Vita ついにゲーム発売も見送られる

ファミ通.comで、科学アドベンチャーシリーズなどを手掛けるMAGES.が事業戦略発表会を開催したことを伝えていました。その中で、2021年秋発売が発表された『ANONYMOUS;CODE』について当初予定では2016年冬発売だったためPS Vita版発売も予定されていましたが、そのVita版の発売中止が発表されました。

個人的には科学アドベンチャーシリーズの大ファンで、シリーズほぼすべてやりこみました(ほぼ、というのは『CHAOS;CHILD らぶchu☆chu!!』だけはプレイしていないからです)。
そのため最新作となる『ANONYMOUS;CODE』には非常に期待していて、PS Vita版を購入するつもりで待っていたので残念でなりません。

PS Vita版発売見送りについて公式サイトのプレスリリースで以下の内容が発表されています。

PlayStation Vita版『ANONYMOUS;CODE』
発売中止のお詫びとお知らせ

発売日未定のご案内をしておりました本作『ANONYMOUS;CODE』のPlayStation Vita版につきまして、発売を目指し開発を進めてまいりましたが、同機種に於ける昨今の市場と製造環境を鑑み、発売を中止させていただくことといたしました。

発売をお待ちいただいておりますユーザーの皆様、販売店様、並びに関係各所の皆様には大変ご迷惑をお掛け致しますことを心よりお詫び申し上げます。

今後とも弊社作品につきまして、これまで通りのご厚情を賜りたく切にお願い申し上げます。

今回この記事を書いたのは『ANONYMOUS;CODE』のゲームについて書きたかったからではなく、ましてや科学アドベンチャーシリーズの魅力をお伝えしたかったわけでもありません。Vita版が葬られたからです。

同機種に於ける昨今の市場と製造環境…要するに生産終了したVitaで発売しても販売が見込めないからやめた、ということです。

PS Vitaは後継機が存在しないことからシーンではまだまだ現役感の強いデバイスだと感じていましたが、実際には既にお亡くなりになっていた事実を突きつけられた気がします。

科学アドベンチャーシリーズ最新作のANONYMOUS;CODE(アノニマス・コード)はNintendo Switch / PlayStation 4向けに2021年秋に発売予定です。