PlayStation 5開発機の特許見つかる

WIPOのIPポータルで、PlayStation 5の開発機の特許が一般公開されていました。
PS5-DevKit-Patent

WIPOのIPポータルはIP(Intellectual Property: 知的財産)に関わるサービスを統合したワンストップのポータルサイトで、書類のアップロードから閲覧までできるブラウザで簡単にアクセスできるサービスです。

特許の内容は電子機器の冷却性能を向上するための技術で、回路基板に実装されているマイクロプロセッサ上にヒートシンクを配置し、ヒートシンクの上流に冷却ファンを、ヒートシンクの下流に電源ユニットを配置、冷却ファンから送り出された空気は、ヒートシンクを通過後電源ユニットを通過し、外部に排出されることでより高い冷却性能を実現するというものです。特許の申請日は2019年11月29日、公開日は2020年6月4日で、まだ公開されたばかりです。

この特許内容を実現する例として電子機器(ゲーム機や、開発中のゲームプログラムを実行するための開発機やサーバー装置等の情報処理装置)に適用され得ると書かれています。この電子機器の図が下記です。

PS5-DevKit-1

PS5-DevKit-2

PS5-DevKit-3

PS5-DevKit-4

この図面、見覚えありますね。

以前SIEがブラジルで申請し特許を取得したPS5あるいはその開発機のデザイン画です。
Sony PlayStation 5-1

PS5のプロトタイプと言われて写真が出てきたこともありました。
PS5 Prototype

後にこのデザインの筐体は実際には開発機と言われ、写真が出回ったこともあります。
ps5-dev-kit-and-dualshock-5-controller

これらはあくまでも報道ベースの情報で、秘密保持契約をしている開発者以外には非公開であったため一般的には未確認情報に分類されるものでしたが、この時期に公開された実際の特許に再びこのデザインが登場し、しかも特許の文章の中に「開発機」の文言があることからこれが開発者向けに配布されているPlayStation 5の開発機そのものであることが分かります。

PS5開発機は発熱がかなりあるため、筐体のV字の部分の両側に3つずつ、合計6つの大きめのファンが実装されています。意図的にV字になるようにヒートシンクや基板が配置されているのでこのV字型に冷却上必要な何らかの意味があるのかもしれませんし、単にローマ数字の5(Vのこと)を表した意匠なのかもしれません。

もし冷却上必要なデザインだとすると市販のPlayStation 5のデザインにもV字型の意匠が含まれている可能性があります。

ただ、PlayStation 4の開発機(下記)は市販のPlayStation 4とは別デザインだったため、PlayStatin 5の外観が開発機そっくりになる可能性は低いのではないかと予想しています。

PS4-DevKit

延期になったlayStation 5映像イベントは近日中に仕切り直して開催されますが、そこではPlayStation 5の実機デザインが発表されることが期待されています。

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