ツイッターで、Furrtek氏がWonderSwan(ワンダースワン)のブートROMダンプに成功し、yAronetフォーラムに解説記事を投稿したと公表していました。ブートROMのダンプに成功したのは初?これによってエミュレータシーンでちょっと動きがありました。
Quick write-up on the Wonderswan boot ROM dumping (in frenchie-french but autotranslation shouldn't be too bad)https://t.co/uDJRhea2uP
Thanks for the docs @trap0xf pic.twitter.com/EZJflG8dYQ— Furrtek (@furrtek) August 19, 2019
フランス語だけどGoogle翻訳はそこそこいけるよと言ってます。
これを受けて、annoyed byuu氏が20年以上の時を経てついにWonderSwanのブートROMを手に入れることができた、次はワンダースワンカラーだ、とコメントしました。
Courtesy of the extremely talented @furrtek, the WonderSwan boot ROM has at last, after more than twenty years(!!), been dumped via clock-glitching! Up next will hopefully be the WonderSwan Color~. See it in action here: https://t.co/Ds71LiwxCl
— byuu (@byuu_san) August 18, 2019
annoyed byuu氏はマルチシステムエミュレータhiganの開発者で、Furrtek氏のワンダースワンブートROMダンプを受けhiganで起動画面ロゴの実装だけでなく名前や誕生日、血液型入力画面もエミュレートでき、本来EEPROM(メモリチップ)に書き込んでゲームが読み出す情報が使えるようになったようです。
ワンダースワンに関してはより精密なエミュレーションができるようになったということです。Furrtek氏は同様の方法でダンプができるとしているワンダースワンカラーのブートROMダンプにも取り組んでいることに言及しているため、次はワンダースワンカラーのエミュレートにも対応しているhiganに実装されるものと思われます。