秋に発売されるPSP Goには当初デュアルアナログスティック搭載か?という噂もありましたが実際には搭載されませんでした。ただ火のないところに煙は立たなかったようです。PlayStation Lifestyleで、SCEワールドワイドスタジオの社長吉田修平氏が次のように語った事を伝えていました。【情報源:PlayStation Lifestyle】
“We also felt – like many users – that we wish we had a second analog on the PSP. But we are talking about the mid-life cycle of this platform, and the PSPgo is designed to be perfectly compatible with the PSP-3000 and all the games that released before that. So we had a very serious discussion about this particular subject, but we decided not to add a second analog, and some of the developers are doing quite a nice job translating the second analog functionality to different buttons. We didn’t want to divert their efforts either.”
“ユーザーの皆さん同様、我々も考えましたよ – PSPに2つ目のアナログコントローラーを搭載したい、と。しかし今はPSPプラットフォームのライフサイクルの中間地点であり、PSPGoがPSP-3000と既存のゲームとの完全互換を前提に設計されているんです。この問題についてはかなり真剣に議論しましたが、最終的には2つ目のアナログスティック搭載は見送りとなりました。実はあるディベロッパーさんが2つ目のアナログスティックがあるのと同等の機能を他のボタンに割り当てることができるすばらしい機能を開発したんです。その努力を反故にするには忍びなかったことも理由のひとつです。”
代替機能というのが気になりますね。
確かにアナログスティックが2本になることのメリットはあるのでしょうが、PSP Go専用ゲームというのが出て来てしまうとUMD搭載型PSPしか持っていないユーザーがそのゲームをやりたければ、PSP Goへの買い替えを余儀なくされます。ゲーム会社側も2本のアナログスティックを使用するゲームを開発してもPSP Goを持つユーザーしか購入してくれませんから市場が小さくなってしまいます。現時点では双方にメリットがあるとは言いがたいのは事実です。
デュアルアナログスティックは次世代PSP(正真正銘のPSP2か?)まで待たなくてはいけないでしょうね。
SECRET: 0
PASS:
なるほど、PSPgoはまだPSP2ではなかったんですね。ライフサイクル、どういう製品が出るか楽しみです