TehSkeenで、WiiのHomebrew開発第一人者のwaninkoko氏が自身で開発したWii用Homebrewのソースコードをすべて公開した事を伝えていました。【情報源:TehSkeen】
Waninkoko Releases Source Code for His Apps
Waninoko氏が自身で開発したアプリのソースコードを公開
Waninkoko has released the source code for all of his applications he’s created for the Nintendo Wii including his WAD Manager, SD/USB Loader and so on. If you’re an inspiring Wii developer that wants to fiddle around with the programs that have made him a legend in some eyes and public enemy numero uno in others you can check out the source via the link below.
Waninkoko氏はWii用に開発したWAD ManagerやSD/USB Loaderなどのアプリケーションすべてのソースコードを公開しました。今や伝説の人となったwaninkoko氏が製作したプログラムを弄くってみたいWiiの開発者は、下記リンクでソースをチェックしてください。
Link: Here
ソースコードはプログラマーにとっては資産です。フリーウェアであっても公開する必要はないのですが、それをあえてするところにwaninkoko氏の心の広さが垣間見えます。これにより多くの開発者からさらにすばらしいHomebrewが出てくる可能性があります。
今までもUSBローダーなどのソースコードは公開していましたが、最新のSD対応版の公開で他の開発者からも亜種ローダーが出てくる事でしょう。
とはいうものの、SD/USBローダーのソースコードを公開する事はすなわち、任天堂にハックの手の内を明かす事になります。いずれリリースされるWiiの次期ファームウェアではSD/USBローダーが機能しないように対策がなされてしまうでしょう。再び毒抜きファームで骨抜きかもしれませんが。
おそらくwaninkoko氏としては、かつてmarcan氏に批判されたようにゲーム不正コピーの違法行為に加担していると思われるのが心外なため、それをアピールすべくソースコード公開に踏み切っているかもしれません。公開する事によりメーカーに対策されてしまうのは当然承知の上で、目的が不正コピー起動のためではないということを身を挺して主張したように見えます。