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ゲーム最新情報 2009年10月1日のニュース

●siliconeraで、日本のソニーがゲーム機用のデジタル/アナログコントローラーとしても使えるという”TouchEngine”という商標を登録したことを伝えていました。あくまで日本のソニーであって米国のSCEAは登録していないのでPlayStationの製品に将来反映される物かどうかは不明です。

Touch_Engine Touch_Engine_pic

●ファミ通.comで、『ドラゴンクエストIX 星空の守り人』などのニンテンドーDS用ソフトをインターネット上に無許可でファイル共有ソフトを用いアップロードしたとして、2人の男が2009年9月28日と9月30日に相継いで逮捕されたことを報じていました。2010年1月以降は、改正された著作権法が施行されることで、海賊版のダウンロードも違法となる、というコメントがされていますが、サーバー警察のネット上の捜索により本当に大量の逮捕者が出るようになるでしょう。ゲーム業界の健全な発展のために不正コピー排除に皆で取り組みましょう。

●PSPGENで、Yoshihiro氏がGame Decrypter B2(v2?)をリリースしたことを伝えていました。5.55と6.00のゲームに対応し動作率UPをCFW5.50GEN-B2に特化して向上させたようです。そのため 5.03GEN HENと5.00M33はちょっと起動率で劣るかもしれません。
また、最新の互換ゲームリストも掲載しています。

●Nintendo Everythingで、Homebrew ChannelやBootMii対策ですこぶる評判の悪いWiiシステムメニュー4.2がさらにひどいことにBootMii対策でBoot2を書き換える際に書き込みエラーが起こり、フリーズしてWiiが壊れる事例が発生していることを伝えていました。すべてのWiiで発生するわけではないが重大な欠陥だと指摘しています。

●小売店から販売拒否が出ているPSP goですが、VG247でPSP UKプロダクトマネージャーのClaire Backhouse氏がPSP goは販売店サイドからもっと反発を喰らうと思っていたと語ったことを伝えていました。予想より順調な滑り出しだと思っているみたいです。

●HackMiiで、Wiiのシステムメニュー4.2に対応したHackMii installer (v0.5)、BootMii beta 4 (v1.1)、The Homebrew Channel v1.0.5、DVDXをリリースしていました。

●米Playstation.Blogで、PSPのファームウェアアップデート v6.10がまもなくリリースされることを伝えていました。PSP goの発売に合わせ、その新機能対応のためのアップデートだそうで、PSPのミュージックアプリとなるSensMe channelsの追加がされています。
また、コンテンツを管理するPCアプリケーションの Media Goもv1.2にアップデートされるようです。
その他新機能としてBluetooth経由で携帯電話と繋いでインターネットアクセスできる機能も追加されるそうです。アップデートは初めから予定されていたのでしょうか?6.00が解析されていることと関係なければいいのですが。

[追記]
公式サイトでPSPシステムソフトウェア バージョン 6.10 アップデートがリリースされました。
上記に未記載の変更点は以下です。
・ゲームのオプションメニューに[アップデート]を追加
・”Media Go”は2009年10月2日中に公開予定
(panaさん情報ありがとね)

●PSPGENで、Yoshihiro氏がXGen Updater / XGEN Pandora v2をリリースしたことを伝えていました。CFW 5.50 GEN-B2を直接インストールでき、今回のさらに公式6.00ファームウェアがインストールできるようになったようです。

●WiiBREWで、WiiにIOSをインストールする時にどのIOSを使用するかを選択できるDop-IOSの改造版Dop-IOS MOD v5.0がリリースされたことを伝えていました。Dop-IOS v8(ゲーム最新情報 2009年9月30日のニュース参照)と同様、4.2に合わせたようです。

●Tehskeenで、家に帰ったら家族がWiiを4.2にアップデートしてしまっていたという未曾有の大災害を回避するための最良のソリューションとしてペアレンタルコントロールをオンにする方法を提案していました。「保護者による使用制限」をかけるために4桁の暗証番号を入力しないかぎり解除されないので勝手にアップデートできないそうです。まもすけは取説読んでなかったので知りませんでしたが、読んでも具体的にアップデートの制限までかけられる、という表現はされていませんでした。
だからTehskeenで記事になったのかな。

●mediumgauge氏がPSP用ファイラー バージョン6.1をリリースしていました。カーネルのバージョン表記変更やディレクトリ構造の変更、各種バグ修正、メモリ管理機構見直し(動作しなかったプラグインが動くかもしれないプラグイン)、リッピング時のデフォルトファイル名を”製品番号.iso” に変更などしばらく更新がなかったために多岐に渡ります。

●PS3のファームウェアを3.01にアップデートするとゲームや映画のブルーレイが止まったり固まったりする問題が報告されているようです。この問題についてEurogamerがソニーから得た回答としてファームウェアは無関係だと伝えていました。アップデートするまで問題がなかったにも関わらず、です。更にひどいことに発売されたばかりにも関わらず、何の説明もしないくせに一年保証の対象外扱いということで有償修理だそうです。

●PSP GadgetZで、PSPgoにPS3コントローラーをBluetoothで接続したらアナログの操作に多少違和感があるものの問題なく使用できたことを伝えていました。PSPgoのBT機器設定でPS3コントローラーを接続するメニューがあるようです。

●PSPGENで、Yoshihiro氏が今度はiRShell 5.0をCFW 5.50GEN-B2で使用できるようにするパッチを完成させたことを伝えていました。明日の夜(フランス時間で2009年10月2日23:00ごろ=日本時間で10月2日15:00ごろ)リリース予定だそうです。



ゲーム最新情報 2009年9月30日のニュース

●E-mpireで、開発中との噂があるPSP-4000についての”今日得た情報”としてPSP-4000はUMDドライブは当然ながら、さらにブルートゥースと16GB内臓メモリーを搭載していることを伝えていました。デュアルアナログスティックは非搭載ですがあと不明なのは価格だけだそうです。
PSP go+UMDですな。

●MAXCONSOLEで、マイクロソフトがXbox 360の”極秘プロジェクト”が進行中であると伝えていました。詳細は不明です。

●PSPGENで、5.50GENと5.03GENで5.55を要求するゲームを起動するためのユーティリティ Game Decrypterをリリースしていました。(Yanさん情報ありがとね)
[追記]PSP-Hacksによると、5.55だけでなく6.00のゲームも復号化できるようです。

●HackMiiで、昨日リリースされたWiiのシステムメニュー4.2(ゲーム最新情報 2009年9月29日のニュース参照)に対してHomebrew ChannelやBootMiiなどを復活させるべくHackMii installerのアップデート版をテスト中であることを伝えていました。1〜2日中にリリースできるようです。
また、無効化されたbannerbombについてもcomex氏がアップデート版をリリースするそうです。
しばらく表舞台から姿を消していたmarcan氏も今回のHackMiiの記事加筆に加わっています。
みんなでやろうぜ

●CodeMiiで、Homebrew Browser v0.3.6をリリースしていました。リストをスクロールする際のバグ修正、フォルダ削除やファイル解凍をしないための機能追加、起動時に表示されるカテゴリーやソート方法を選択する機能追加、まだ要テスト状態ながらもmp3サポートを(再び)追加が変更点です。

●GBAtempで、WiiPower氏がWiiのマルチデバイスバックアップローダーであるNeoGamma R8 beta test 3をリリースしていました。Ocarinaを有効にするとrebooterが動作しないようですがpreloaderがインストールされていると大丈夫だそうです。名前の通り動作テストをして欲しいそうです。

●Tehskeenで、Wiiのシステムメニューより先に起動することで直接Homebrew Channelなどを起動できるPreloader 0.30 (Final)がリリースされたことを伝えていました。SDHCのサポート、”return to”オプションの追加などが変更点です。

●EmulateMiiで、Wiiとゲームキューブ用ニンテンドー64エミュレータ Wii64/Cube64 Beta 1をリリースしていました。Wii64はCGコントローラー、クラシックコントローラー、Wiiリモコン&ヌンチャク対応です。Cube64は速度がやはり遅いようです。

●Engadget 日本版で、Xbox 360に価格据え置きの新バンドルパックが米で発売されることを伝えていました。日本でも発売されるとの予想です。ワイヤレスコントローラとLive Arcadeゲームがセットになったコントローラバンドルパックも販売されるようです。

●WiiBREWで、Dop-IOS v8のリリースを伝えていました。システムメニュー4.2の新IOSにアップデート、ゲームキューブパッドのサポートが変更点です。



ゲーム最新情報 2009年9月29日のニュース

●HackMiiで、HackMiiブログ初投稿となるcostis氏が1998年に登場したGameboy ColorのBoot ROMをダンプすることに世界で初めて成功したと伝えていました。costis氏はオリジナルハードウェアでゲームボーイクローンを製作するプロジェクトを持っているそうです。なお、スーパーゲームボーイのBoot ROMダンプにも成功しているようです。

●iFixitがPSP goの全分解写真リポートを掲載していました。
写真を使った華麗なスライドショーもYouTubeにアップしています。
YouTube: Sony PSP Go Disassembly

●GIZMODEが、PSP goiFixitでの分解写真の解説記事を掲載していました。一番のビッグニュースはワランティーシール(剥がすと補償がなくなると書いてある脅しシール)の下にバッテリーがあることだそうです。
その他特記事項としては未だに無線LANで802.11bを使っていること、バッテリーは基板にハンダ付けされていないこと、金属フレームがなく外装のプラスチック構造がメイン構造であること、内臓フラッシュメモリはSamsung製16GBであることなどを述べています。
プラスチッキーなフィーリングで壊れやすいスライド機構を搭載しバッテリー寿命も考えるとソニーは2〜3年でPSP goを次の新製品に買い替えさせるつもりなのだろうとイヤミなコメントで締めています。

●KOTAKUで、SCEワールドワイドスタジオの吉田修平氏はPSP goとPSP-3000の価格差が10,000円もあることで普通はPSP-3000を買うのではないかという声に対してPSP-3000の製造を中止するつもりはないのでそれは喜ばしいことであり、UMDのサポートも継続するため今後発売するソフトはUMD販売とダウンロード販売2本立てになると語ったことを伝えていました。一部のソフト(Minisでのみ販売されるゲームのことか?)のみダウンロード販売だけとなるそうです。何のためのPSP go発売なのかはっきりしない営業コンセプトにしか聞こえません。ホントに市場調査(ハッキング対策含む)モデルだな、こりゃ。

●CasualGamingは、来週海外で発売されるPSP goについてターゲット層はすでにダウンロード購入に慣れ親しんでいるAppleのiPhoneファンであると伝えていました。
なるほど、PSP goをPSPだと思うからいけないんだ。別の新しいゲーム機だと思えば…って、だめだろそんなの。

●WiiNEWZで、WiiのDVDドライブをエミュレートする最新MODチップ”WODE”(ゲーム最新情報 2009年9月26日のニュース参照)の公式サイトで販売価格が100ドルから115ドルであると公表していたことを伝えていました。ちょっと高い気がしますがLCDパネルとオリジナルLinuxベースカーネル、WODE立て置きスタンドが付属するのを考えると妥当な金額かも知れません。
なにやらジュークボックス機能(CDをHDDにDRM著作権保護付けてコピーをし、DRMを解除することなく再生する機能)というのをつけて自慢げにDRM解除しないから合法であると主張しています。
主なスペックは以下です。
・他のFLAT系MODチップ同様メイン基板はWii本体内に取り付け
・32ピンフラットケーブルでメイン基板、内蔵DVDドライブ、WODE縦置きスタンドとを接続
・WODE縦置きスタンド内にはスレーブ基板、設定用LCDパネル、設定画面操作用ジョイスティック、USBコネクタ、SD/SDHCカードスロット搭載
販売店募集中で10月末前後には販売店向けに発送できるそうです。

●WiiBREWでWiiのシステムメニュー4.2がリリースされたことを伝えていました。(321さん情報ありがとね)
任天堂の本気度が垣間見えるアップデートのようです。
任天堂の公式変更内容は
「より快適にWiiをお楽しみいただけるよう、動作品質を改善しました。」
快適に使用するための変更内容は以下です。
・Homebrew削除
・IOS70を使用するため動作するPreloaderなし
・Wiiショッピングチャンネルアップデート
・ほとんどのIOSが更新または使用不可に
・boot2がboot2v4にアップデート IOSダウングレード不可のためシステムメニューを戻せない インストール済boot2のBootMiiも削除 BootMii消滅
・Bannerbomb動作不可(Indiana PwnsかComex氏のSmashStack betaは動作)
・BootMiiはHackMii Installerのアップデート待ち
・Homebrew Channelがアンインストールされる
・ほとんどのcIOSは動作しない

●EmulateMiiで、Wii用Nintendo64エミュレータWii64 Beta 1の予告デモビデオを公開していました。ゲームするには全く問題なさそうです。これは期待できます。

●PSPGENで、PSP用DSエミュレーターなどを開発したYoshihiro氏が5.55のEBOOT.PBPを解析してPSPの要求ファームウェアが5.55のゲームを5.50GENだけでなく5.03GENでも起動できるようにするユーティリティを開発したことを伝えていました。PSPGENのスタンスとして違法コピーは認めていないため、そのユーティリティを利用するためにはUMDをISOファイルに変換するUMDGen v4が必要であると記載してあります。5.03GENも対象ですのでPSP-3000とPSP-2000のTA088v3でも5.55を要求するゲームを起動できることになります。ただし、フランス時間で今夜リリースするそうですが、記事のコメント欄でもMaGiXieN氏が”work in progress : release tonight…”(目下作業中です。リリースは今夜かな?)と言っています。(Tenorさん情報ありがとね)