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ゲーム最新情報 2010年2月28日のニュース

●Waninkoko氏がCustom IOSX rev 18をリリースしていました。Xの文字がなぜかついています。IOS37、IOS38、IOS57、IOS60、IOS70のサポート追加、各種プラグインやモジュールの改良などが行われています。

●Team Jungleが、Xbox 360ドライブのフラッシュメモリを書き換えることができるユーティリティJungleFlasher v0.1.71b(98)をリリースしていました。

●Xbox-sceneで、Rab氏がXbox 360のGOD(Games On Demand container)をISOに変換するユーティリティGOD2ISO v1.0.0をリリースしたことを伝えていました。ISO2GODで変換したGODのみ対応とのことです。
古いバージョンのWindowsで問題があったのを修正してv1.0.1となったようです。

●Xbox-sceneで、Krk氏(Team 360h)がXbox 360のISOイメージファイルを直接GOD(Game On Demand)コンテナに変換するPC用ユーティリティISO2GOD v1.2.1をリリースしたことを伝えていました。右クリックでftpアップロードステータス変更メニュー追加、GOD container headerのバグ修正、自動でGODをXbox 360HDDを送信するftpをサポート、GODにユニークファイル名をつけられるようにしマルチディスクに対応、マルチディスクタイトルの自動リネームオプション追加、ISO変換をダブルクリックでqueueに入るよう変更、ディスク空きスペースチェック機能追加、ゲームが落ちることがあったGOD変換コードのバグを修正など変更多数です。

●最近相次いで見つかっているPSPのセーブデータexploitですが、Wagic, Magic the Gathering, and PSP homebrewsでwololo氏が次のステップとなるバイナリーローダーの作り方の記事を掲載していました。このタイミングで公開するとは流石wololo氏です。

●Hb-releasedで、zouzzz氏がFreestyle XBOX 360 Dashboard 1.08以上に対応するXbox 360のpreview(フォーマットはWMV9)をダウンロードするためのPreviewer v1.0をリリースしていました。

Previewer360



ゲーム最新情報 2010年2月27日のニュース

●Fast Companyで、SCEAのCEOであるJack Tretton氏へインタビューを行った中でマイクロソフトのXbox 360モーションコントローラー’Project Natal’について、実際EyeToyでハンズフリーコントロールを提案してみて確かに素晴らしい体験が出来ることは出来るがゲームのコントローラーとしては限界があるとしてハンズフリーコントローラー自体に疑問を呈していたことを伝えていました。
またPS3の次世代機PS4についても触れ、ゲーム機のライフサイクルは5年だからそろそろモデルチェンジだという意見にも疑問を呈し、PS3では実現できないような技術が現れたなら話は別だがまだしばらくはPS3だと不可能ということはあり得ないだろうとPlayStation4の極近い将来の登場を否定していました。2015年でも”PlayStation3の年だ”と言われるようでありたいと考えているようです。
一方モーションコントローラーで先行する任天堂はどう考えているのでしょうか。ニンテンドーオブアメリカ社長のReggie Fils-Aime氏はTHE WALL STREET JOURNALのインタビューに対し(両社のモーションコントローラーとは異なり)WiiリモコンはWiiの核となる部分で、発売以来6,000万台ものWiiリモコンが販売され、その実績蓄積の結果確実に両社よりも速い速度で進化するためライバルは追従できないと答え、モーションコントローラー分野での覇権継続に自信をのぞかせています。

●Examinerで、ゲームを開発する仕事に従事しているサラリーマンの給料についての調査結果で30%が生活していくには給料が足らないと感じていることを伝えていました。アンケートサンプルが400人程度ではありますが、駆け出しのプログラマーで年間28,000ドル(250万円程度)、ベテランプログラマーで年間60,000ドル(540万円程度)が平均で、プログラマー以外の職種(音楽担当やデザイナーなど)の場合年間30,000〜60,000ドル程度だそうです。
かなり低いという印象はない数字ですが、ゲーム開発という職種が生まれてからまだ30年経っていません(ファミコン発売が1983年です)。ファミコン発売時に仮に30歳だったとしてもまだ定年前ですからゲーム開発者として定年まで働いた事例が少なく、更に技術の進歩に高齢化社会が順応して行くとも思えないのでこれからは高齢プログラマーは上級職へ昇格する以外は使い捨て時代に突入しかねません。将来の身分が保障されない仕事であるならば給与としては少ないと思います。プロ野球選手と一緒です。

●Nintendo Everythingで、Super Mario Galaxy 2のデザイン画が掲載されていました。

super_mario_galaxy_2_art

●Nintendomaxで、GoldenSun2氏がSDカードにあるWiiのHomebrewをリストやメタ情報、アイコンを表示し、内容も編集する事が出来るWindows用ユーティリティHomebrew SD Manager 3.8をリリースしたことを伝えていました。アイコンの変更、Homebrewコピー時のプログレスバーを追加、一部機能のインターフェイスを刷新、zipファイルをダウンロードするとSDカードのappフォルダに解凍、USB Loader GXとの共存でゲームリスト表示や2D/3Dカバーのダウンロードが可能になるなどが変更点です。

●任天堂が2010年3月3日にNintendo DSiのDSiウェアとして立体かくし絵 アッタコレダを500DSiポイントで発売するようです。DSiのカメラを使ったDSiならではのパズルゲームに興味津々です。ミッケ!シリーズが好きな方には最適ではないでしょうか。

●GoRumorsで、任天堂がレーシングゲーム用にDSiのタッチスクリーンを使ったステアリングホイールの特許を取得したことを伝えていました。こんなの以前からありそうな気がしますが…しかも”DSi”で特許とありますが絵はどう見ても初代DSです。

nintendo-dsi-steering-wheel
nintendo-dsi-steering-wheel1

カメラと連動していなければ全DSで使えるのでは?

●Nintendo Everythingからの情報です。オリンピックで金メダルをさらった金妍児の母国韓国のメーカーLGはじつはパックマンだったらしいです。

lg_pac_man

●Waninkoko氏がTwitterでcIOS rev18を今日リリースすることをつぶやいていました。時差があるので日本時間で今日中かどうかは定かではありませんが、少なくとも24時間以内にはリリースされそうです。

●PSPGENで、Mad Deamon復活でCFW6.20MADが2日以内にリリースするとかなんとかという記事を公開していました。どうやらMADナニガシには偽物がいたみたいです。ビデオもありますが、肝心なところで編集点が見えてしまって作り込みとしては今一歩です。

●PSPGENで、CFWでは起動しないと言われていたPSPのKingdom Hearts: Birth by Sleepについて詳細については語られていませんがCFWでの起動に成功したとしてビデオを公開していました。
どうもCFW 6.XXGENではなくPSAR dumperで6.20を解析して必要なファイルを5.50GEN-D3で使うようにしたみたいです。
YouTube: Kingdom Hearts : Birth by sleep running on Custom firmware



ゲーム最新情報 2010年2月26日のニュース

●waninkoko氏が現在開発中のWii用cIOS rev18でSNEEK(NANDエミュレーション)が動かない問題(ゲーム最新情報 2010年2月23日のニュース参照)について、waninkoko氏がrev18でSNEEKが動作したのを確認したとつぶやいていました。予告通り今週末にもcIOS rev18がリリースされるかもしれません。

●WiiBREWで、Leathl氏がWiiのカスタムチャンネルを作成するPC用ユーティリティCustomizeMii v2.31をリリースしていました。Wiiへファイルを送る際の不具合を修正したようです。

●GBAtempフォーラムで、Oggzee氏がWanikoko氏のSD/USB LoaderなどをベースにしたWiiのローダーConfigurable USB Loader v53をリリースしていました。日本語に必要なunicode文字のサポートを追加したようです。

●PSPgweberで、PSPのCFWで起動しない『KINGDOM HEARTS Birth by Sleep』(God Eaterも同じか?)について6.20以上のOFWは現状のCFWでは不可能なEBOOT.BINを起動させる前にOPNSSMP.BINを実行ということをしているためで、そのOPNSSMP.BINの解析ができたとの書き込みがありました。そのOPNSSMP.BINは解析こそできたものの実際CFWでEBOOT.BIN起動前にOPNSSMP.BINを実行できるのかが問題です。OPNSSMP.BINによりkirk engine(暗号化/復号化を行うプログラム)のバッファーがメモリに常駐、さらに120バイトの暗号化された領域がメモリ上にありkirk engineを経由していろんなチェックを行っているそうです。パッチで済まない理由はこの複雑な仕組みにありそうです。(NAKKANさん情報ありがとね)

●ファミ通.comで、ソニー・コンピュータエンタテインメントジャパン(SCEJ)の新プレジデントに河野弘氏が就任することを伝えていました。その他組織改革にともなう新体制も発表され、テクノロジープラットフォーム部門を平井一夫代表取締役社長兼グループCEOの直轄領域とするなどが発表されたようです。組織改革というものは得てして一般従業員に苦痛を味わせるもので、ごく一部の上層部の自己満足で終わるものですが、拡大路線に社員がついていけなくなることの無いよう、ユーザーの言葉に耳を傾ける姿勢だけは失わないでください。

●PSP-ITAで、mc707氏がおよそ2ヵ月ぶりのアップデートとなるPSPのEBOOT.binを復号/M33パッチをするユーティリティEDecrypt v1.3.1をリリースしたことを伝えていました。ファームウェアに新たに追加された制御用にデジタル署名の追加、暗号化されていないELFファイルのパッチに対応、圧縮ファイルの展開に対応、メモリマネージメントを改良し64MB RAM搭載PSP(=PSP-1000不可)で約25MBまでのファイル復号化に対応、バグ修正が変更点です。