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ゲーム最新情報 2010年5月26日のニュース

●Maxconsoleで、PS3をハックしたと公開してから音沙汰がないGeohot氏について、情報を持っているのか想像なのか不明ですがDark-AleX氏の過去から学んで今は裏で活動しているだけだと伝えていました。
Geohot氏がPS3のハックに成功したと言っても、実際にはきっかけを見つけたにすぎない段階で大々的に発表した結果が”OtherOS”機能の削除などの現状につながっており、ソニーに行く手を先回りして塞がれた形となっています。結果としてGeohot氏のソニーに対するアプローチは間違っていたと言わざるを得ません。

そこでAppleで実績を挙げた方法を捨て、同じソニーに対してのハッカーとして成功したDark-AleX氏の手法を学び、形になるまでは公開を控え、その後のイタチごっこに備えて準備をしているということです。

●US公式プレイステーションブログで、SCEE社長のAndrew House氏が公式PlayStationフォーラムでの質問に答える形で各種質問に答えていました。
内容としては

・ダウンロードコンテンツ充実により、消費者がUMDかダウンロード購入かを選べるようにして行くのはソニーの責務。
・3Dはゲームに最適なので消費者に興味を持ってもらえるよう積極的に対応して行く。
・クロスゲームチャット機能は要望が多いのは知っている。早めにソニーとしての回答を出す。
・PlayStation Moveを使ってコアなユーザー向け(SOCOM 4)や一般ユーザー向け(Move Party)を用意する。
・『グランツーリスモ5』の次のビッグタイトルは『リトルビッグプラネット2』で、自分自身も楽しみにしている。
・3D対応ゲームとしてはWipEout HD、Super Stardust HD、Pain、MotorStorm Pacific Riftデモ版がダウンロードできるようになる。その他の3Dタイトル発表はもう少し待ってほしい。
・PS3の”OtherOS”機能削除は非常に難しい決断だったが今後のPlayStationにとってベストな手段だったと思っている。
・PSN有料化の話があるが、現状のPSNサービスは今後も引き続き無料である。ただ、平井 一夫CEOは現状のサービスはそのままにプレミアムサービスを検討しているようなので近々発表できると思う。
・3Dには大きな可能性があるが、3Dテレビが高額なのは承知しているし、3D対応テレビを購入した消費者には3Dゲームを楽しんでもらう環境を提供して行く。といっても優先すべきはブルーレイタイトルの充実であるが、3Dをないがしろにするということではない。
・発売が遅れている『グランツーリスモ5』はびっくりするようなものを近く発売する。
・限定版のような黒以外のPS3多色展開は生産プロセスが変わるため高コストである。需要を見極めた上で検討したい。
・PS3Slim発売で不調だったPS3が好調に転じたことが節目だったと思う。

●Joystiqで、PSNの有料プレミアムサービスについて“PSN+”と呼び、さらにある情報筋によると月額9.99ドルであるようだと伝えていました。

●Xbox-sceneフォーラムで、Xbox1CrewのScuba156氏がBANされたXbox 360のプロファイルからセーブデータを救出するユーティリティConsaver V1.4.2をリリースしていました。破損ファイル読み込み後リスト表示がおかしくなる問題を修正などが変更点です。

CONSaver

●Maxconsoleで、最近良く名前を聞くhrimfaxi氏がPSPの6.20 mesg_led_02g.prxをベースにprx decryptorを改造したPSPCipherをリリースしていました。まだ実験段階に近いようですが、既にpspdecrypt.prxでうまく扱えない0x2e5e10f0のkey tagを復号化できるようです。またPBOOT.PBP(ゲームパッチ)も復号できるとしています。
使い方は
1 unpack-pbpを使ってPBOOT.BINを展開
2 DATA.PBPをEBOOT.BINにリネームしms0:/enc/へコピー
3 PSPCipherを起動しEBOOT.BINを復号
4 オリジナルISOのEBOOT.BINとPARAM.SFOとを差し替え。Prometheusモジュール使用の場合はEBOOT.OLDを代わりに
God Eater 1.01 patchとIdol Master SP patchをテスト済みだそうです。

●Yanko Designで、デザイナーHiromi Kiriki氏による2020年に発売されるソニーのウェアラブルコンピューターというコンセプトのデザイン画を公開していました。フレキシブルOLEDタッチスクリーンにホログラムプロジェクターと夢のような話です。PSPもこんな感じかも。

nextep1

●きまぐれBLOGで、takka氏がPSPのISOファイル管理ツールiso_tool_151をリリースしていました。きまぐれBLOGが現在全くつながりません。GameGazフォーラムにミラーしてありますのでそちらをご利用ください。
GameGazフォーラム:iso_tool(v1.51) released by takka



ゲーム最新情報 2010年5月25日のニュース

●ACCS(社団法人コンピュータソフトウェア著作権協会)が、海賊版と改造PSPをセットで販売、男性を5月24日に逮捕したことを発表していました。また5月21日には海賊版と改造Wiiをセットで販売した男性を送致したことも発表しています。いずれもインターネットオークションで改造したゲーム機とともに違法にダウンロードしたゲームを販売した罪に問われています。オークションでの海賊版(不正コピー)の販売という犯罪実体がないと捜査・逮捕はなかなか困難だと思いますが、抑止力として社会に影響を与えてくれることと、個人で購入したゲームのバックアップ自体はおろかHomebrewまでが違法扱いされてしまう前に自重できる自浄社会を期待します。現状ではHomebrew=バックアップ起動=不正コピー蔓延という図式が社会的に成り立っており、不正コピー撲滅=Homebrew壊滅です。ゲーム業界の健全な発展とHomebrewコミュニティー存続には不正コピー入手が窃盗と同意語の犯罪であるという認識を新たにしてください。知っていても手を出さないことが重要です。

●MCVで、発売予定が未だに未定で発売延期までされているPS3の「クランツーリスモ5」についてモーションコントローラーMoveと3D対応であると伝えていました。どうやら発売が遅れているのはその辺りに原因があるようです。

●EDGEで、SCEオーストラリアのトップであるMichael Ephraim氏が噂のPSP2とよばれる次期型PSPについて「PSP goは物理メディアをもたない初めてのデバイスで、今後の携帯ゲーム機のあり方を示す道しるべとなるだろう」と語り、PSP2がデジタルダウンロードオンリーであることを示唆する発言をしていたことを伝えていました。ゲーム機というカテゴリーにとどまらずスマートフォンなどの機能を持つとしていることから3G回線などの携帯電話機能サポートを示唆しています。

●exophaseで、スクエア・エニックスが今年のE3前には「シークレットプロジェクト」を発表するようだと伝えていました。プロジェクトXと呼ばれるロールプレイングゲームだそうですが、単なる新RPGゲームではなく新たな発想を含めたゲームであることを期待します。

●Wii-infoで、Snouk氏がWiiにWADファイルをインストール/アンインストールするためのユーティリティI/S Wad 2.4をリリースしたことを伝えていました。/apps/iswad/background.pngの画像(640X480のpngファイル)で背景画像の変更に対応するなどしたようです。

●Xbox-sceneフォーラムで、Mcegan氏が非公式にABGXをアップデートしSSv2に自動でパッチをすることが出来るUnofficial Ssv2 Abgx Updateをリリースしていました。waves 5/6チェック機能もあるようです。

●Xbox-sceneフォーラムで、knightPhlight氏がXboxまたはXbox360のISOファイルの読み書き、展開が可能なMac用ユーティリティOsxiso360 Version 0.3をリリースしていました。



ゲーム最新情報 2010年5月24日のニュース

●きまぐれBLOGで、takka氏がPSPのISO管理ツールiso_tool ver1.43をリリースしていました。prometheusパッチ廻りと、UMDGENで再編集が出来ない部分を修正したそうです。
フォーラムでミラー配布しておりますのでtakka氏のサイトがつながりにくい時にご利用ください。
GameGazフォーラム: iso_tool(v1.43) released by takka

●lazygamerが、BT Gamesというアウトレットゲーム販売の小冊子にPS3のモーションコントローラーMoveが今年7月発売との記載があったと伝えていました。このBT Gamesでは過去にもXbox 360の250GB版情報をいち早く掲載した実績もあり、本来E3で発表されるべき小売店向け情報を事前リークしてしまった可能性もあるとしています。

PlayStation_Move_Will_Release in July

●Blog de Waninkokoで、Waninkoko氏がWiiにWADファイルをインストール/アンインストールするためのユーティリティWAD Manager v1.7をリリースしていました。変更点は…どこにも書いてありません。README.txtにもありません。

●GBAtempで、WiiPower氏が市販のゲームキューブディスクをディスクチャンネルから、そしてゲームキューブ用Homebrewも起動させることができるHomebrew cMIOS Patcherをリリースしていました。市販のディスクとHomebrewのみ起動させることを目的(=バックアップ起動のためではないという、疑う余地のない完全合法)としていますが、実はNeoGammaを利用することでバックアップ起動が可能となってしまうそうです。そのためにWiiBREWでは公開できないとか。
そのNeoGammaですが、GBAtempでWiiPower氏がNeoGamma R9 Beta 13をリリースしていました。ゲームキューブの市販ディスクプレイやOcarina/Wiirdのサポートしたそうです。

●El OtroLadoで、Hermes氏がWaninkoko氏らのWii用ローダーをベースにしたuLoader v5.0Cをリリースしていました。セーブデータ、ダウンロードコンテンツ、Wiiware/VCなどのNANDエミュレーションサポートなどが変更点です。

●IGNで、2010年5月27日発売のスーパーマリオギャラクシー2レビュースコアで10点満点の最高評価だったと伝えていました。IGNでパーフェクトスコアは非常にレアです。
その他海外のレビューサイトの半数近くが満点評価しているようです。

●MCVで、Namco Bandai Partnersの副社長Olivier Comte氏がゲーム業界には第二の収入源となる柱が必要、ゲームの価格を下げるべき、世界規模でゲーム会社が集い今後についての話し合いをすべきとの認識を示したと伝えていました。
音楽はCD売り上げにコンサート収入、映画は上映収入とディスク販売収入のように収入となる柱が必ず2本あるがゲーム業界はゲーム販売しかないのが問題、ゲーム価格にしても適正価格は自分達から見ても40ポンド(約5,200円)程度だが、ユーザーからすればそれでも高く20ポンド(約2,600円程度)が目安、現在の流通システムで利益をまかなえるようにするためには低価格化するのは不可能であるためゲーム機を販売するファーストパーティーとの話し合いが不可欠、ということを理由として挙げています。