Acekard 2i、DSTTiに次いで発売されたDSi用マジコン、EZ-Flash Vi(EZ5i)が到着しましたのでレビューしてみたいと思います。EZチームはマジコン界では老舗ですが、その老舗チームの製品は如何に?
購入したのは単品のみの安価バージョンです。パッケージも非常にシンプルです。一応EZ5i自体はプラスチック製のケースに入っていますので普通郵便で送られてきても簡単に破損するようなことはなさそうです。
背面には簡単な説明書きが書いてあります。SLOT1用だのクリーンロム対応だの、そう言った類いです。説明書のようなものはどこにもありませんでした。
EZ5i自体の表側です。作りはしっかりしている感じです。
EZ5iの裏側です。端子部分に櫛状のガイドはありません。初期のEZ5にはあったのにEZ5plusからなくなってしまいました。microSDカードは伝統の手動横差しです。ビックリするくらいスムースにmicroSDカードを出し入れできます。EZ5初期の頃は爪が削れてしまう程出し入れが大変でしたが今は何の問題もありません。
表面がなんだかもっこりしています。基板上に厚みのあるチップが2つほど並んでいて、その上にシールが貼られています。触るとよく分かりますがこの写真で分かるでしょうか。
EZ5、EZ5plus、EZ5iを意味なく並べてみました。EZ5iのシェルの色はEZ5i初期型に非常に似ています。EZ5plusは少し黒が強いグレーですがEZ5iと初期型EZ5は黒っぽさが少ないグレーです。EZ5初期型(写真左)はシールも紙製で一番安っぽいです。
さきほどもっこりと書きましたが、DSiに入れる分には引っかかる事もなく何も問題ありません。DSiに入れた状態でmicroSDスロットが見えないのを好む方もいると思います。そう言った方にはEZ5i一択になりそうです。
DSiに入れてみました。結論から言うと動きます。当然です。初期型DSで初期型EZ5使っているのと同じ状況が再現されるだけです。ということでレビューは外観をお伝えして終わりです。
なお、EZ5i専用のカーネルがある訳ではありませんが、EZ5iはEZ5 kernel 1.90 open beta 6以降しか使えません。それ以前のカーネルはEZ5iでは動かないようですのでご注意ください。最新はEZ5 1.90 open beta 7です。【記事】
レビュー終了といいながらも一応、お約束の「Colors!」使ってHomebrewが起動するのかを実験です。動くに決まってます。もうレビューは飽きました。だから評価も”ふつうです”にしました。起動させるのに市販ROM使っている疑惑があるのかどうかは調べておりませんので不明です。
EZ5iを選ぶ一番大きな理由はmicroSD横差し、だと思います。microSDの出し入れはプッシュロック式ではないので抜くときは引っ張らないといけないのですが、こいつはすんなり抜けます。このくらい気落ちよく抜き差しできるなら故障確率の上がるプッシュロックは不要だと思います。