日経で、任天堂がNintendo Switch 2でユーザーが簡単に本体の電池交換をできるように仕様を変更すると伝えていました。
EUが2023年に定めた欧州電池規則で2027年2月以降、携帯用バッテリーを組み込んだ製品はユーザーが容易に取り外しや交換ができる仕様にしなければならなくなりました。環境負荷の軽減に向け「修理する権利」に対応するための仕様変更です。
対象のバッテリーはSwitch 2本体とJoy-Con 2に搭載されているリチウムイオン電池です。ユーザーがデバイスからリチウムイオン電池を安全に取り外せるよう、順次製品の仕様を変更します。
この仕様変更により、ユーザーは交換用バッテリーを手に入れれば自分でバッテリー交換ができるようになります。自己責任になりますが、安価なサードパーティ製互換バッテリーへの交換も自由にできるようになります。
これまででもメーカー修理などの形で依頼すればバッテリー交換はできましたが、自分で分解して交換したり、安価な交換費用でバッテリー交換できるメーカー以外の業者に依頼するとメーカー保証が以後適用できないなどユーザーに不利益な状況が長く続いていました。仕様変更に合わせて保証規定も見直しされるならばそういったユーザーの不利益が解消されます。
こういった仕様変更は法律によるものですので対象は任天堂だけではありません。ソニーもEUでPS5のDualSenseコントローラーを2025年末ごろからバッテリー交換できる仕様に変更しています。
昔の携帯ゲーム機や携帯電話のように背面パネルを簡単に外せる仕様にしてバッテリーをポン付けできる仕様に変えるのか、ドラーバーで分解してコネクターから外して交換する仕様になるのかは不明ですが、仕様変更が少ない後者になるのではないかと思います。
EUは法律で強制されるため速やかに仕様変更されますが、販売地域ごとにハードウェアの仕様が異なるのはコスト面で不利ですから最終的には全リージョンでバッテリー交換可能な筐体に変わるのではないでしょうか。次回のハードウェアリビジョン更新時に日本でもバッテリー交換可能なSwitch 2に変わることが期待できます。
