PlayStation 5 ついにVRR(可変リフレッシュレート)対応へ

PlayStation.Blogで、今週から全世界向けにPlayStation 5のVRR(可変リフレッシュレート)対応を順次開始すると発表していました。

PS5-Digital-Edition

SIEはベータテストも実施していたシステムソフトウェアアップデート バージョン 22.01-05.00.00のリリース時に次回のVRR(可変リフレッシュレート)対応が発表されていました。(実はその「次回」の前に22.01-05.02.00がリリースされてしまっていますが)

ソニーのテレビブランドである「ブラビア」がPS5連携機能としてVRR(可変リフレッシュレート)を公式サイトに掲載したためPS5の早期のVRR対応への期待が高まっていましたが、結果的に少し時間がかかってしまいました。
VRR(可変リフレッシュレート)はHDMIからのグラフィック出力にあわせてHDMI 2.1に対応するディスプレイのリフレッシュレートを同期させる機能で、画面のちらつきなどを抑えてゲームプレイをよりスムーズに感じられるようにする技術です。対応ゲームが高画質化する、というわけではなく「映像品質が向上する場合がある」ということになります。

PS5の場合はPS5本体とゲームコンテンツ自体の対応が必要になります。発売済みPS5タイトルは今後のゲームパッチによってVRRに対応が可能で、今後発売されるタイトルについては発売当初からVRRに対応することが可能です。対応VRRするかどうかはパブリッシャー次第ですね。

現時点でVRRに対応するゲームパッチが配信される予定があるタイトルは以下です。

● 『ASTRO’s PLAYROOM』
● 『コール オブ デューティ ヴァンガード』
● 『コール オブ デューティ ブラックオプス コールドウォー』
● 『DEATHLOOP』
● 『Destiny 2』
● 『デビル メイ クライ 5 スペシャルエディション』
● 『DIRT 5』
● 『Godfall』
● 『Marvel’s Spider-Man Remastered』
● 『Marvel’s Spider-Man: Miles Morales』
● 『ラチェット&クランク パラレル・トラブル』
● 『バイオハザード ヴィレッジ』
● 『ワンダーランズ ~タイニー・ティナと魔法の世界』
● 『レインボーシックス シージ』
● 『Tribes of Midgard』

PS5側のVRR対応については

全世界向けにPS5に対してネットワーク経由で今後数日をかけて行ないます。

とされています。ファームウェアアップデートで行うなら「今後数日かけて」順次実施する必要がないため、バージョンはそのままで既に実装されているVRR対応を有効化するためのパッチを流すだけなのかもしれません。

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