14.0.0対応 Atmosphère 1.3.0 (pre-release)

GitHubで、SciresM氏がFusée Gelée(NVIDIA Tegraプロセッサの脆弱性を利用し起動時に任意のコードを実行するcoldboot exploit)を利用したりModチップを利用したりすることで起動することができるNintendo SwitchのカスタムファームウェアAtmosphère 1.3.0 (pre-release)をリリースしていました。

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14.0.0のサポート追加です。それ以上に密かに改良が多数施されています。問題があれば積極的に報告してください。

プレリリース版となっていますので、オープンベータ扱いです。不具合があれば修正した後に正式リリースとなります。

Atmosphere 1.3.0の変更内容は

+ 14.0.0のサポート追加(mesosphèreのアップデートにより最新のカーネル動作を反映。erpt、pm、fatalのアップデートにより最新の公式ファームウェアの動作を反映)

+ erpt_reportsの自動クリーンナップメカニズムの追加(起動時/atmosphere/erpt_reportsの中にレポートが1000以上ある場合フォルダを空にする。system_settings.inierpt!disable_automatic_report_cleanup` = u8!0x1にすると無効化可能)

+ Atmosphereのビルドシステム改良

+ PC(Windows (x64), Linux (x64, arm64), macOS (x64, arm64))で実行するためのlibstratosphèreコンパイルサポート

などとなっています。
なお、ハッシュ値は0da15a30fです。サイレントアップデートがあったときにはこの値が変わります。

[追記]
Atmosphere 1.3.0リリースに伴って公開されたものをここでご紹介しておきます。

●GitHubで、CTCaer氏がNintendo Switch向け多機能ブートローダーとなるbootloader/package1のリプレイスペイロードhekate v5.7.2とNyx 1.2.2をリリースしていました。14.0.0のサポートや起動の高速化(hekate)、Aulaでの64GB emuMMC作成の不具合修正やリサイズemuMMCが使用可能な空き容量の半分で作成されてしまう不具合の修正(Nyx)などが変更点です。

hekate v5.7.2とNyx 1.2.2のリリースです。
– HOS 14.0.0のサポート
– AulaモデルでのemuMMC作成の不具合修正
– 更なる起動の高速化
– その他不具合修正と改良多数

詳細はリリースログをご覧下さい。

●GitHubで、TeJayH氏がNintendo Switchのカスタムファームウェアで非署名NSPや変換XCIをインストール・起動するために必要な署名パッチpatches(sigpatch) 14.0.0-1.3.0をリリースしていました。
[追記]
Atmosphere 1.3.0(b69fa1357)のリリース伴いpatches(sigpatch) 14.0.0-1.3.0-p2がリリースされています。

●GitHubで、borntohonk氏がNintendo Switchのカスタムファームウェアで非署名NSPや変換XCIをインストール・起動するために必要な署名パッチSigPatches 14.0.0-1.3.0-0da15a30をリリースしていました。
[追記]
Atmosphere 1.3.0(b69fa1357)のリリース伴いSigPatches 14.0.0-1.3.0-b69fa135がリリースされています。

[追記2]3月24日12:00
ハッシュ値がb69fa1357に変わりました。中身が差し替わっています。
リリースノートによると、11:20に更新されたようでシステムモジュールが更新されました。
fatal system moduleエラー画面での電源ボタンの検出(および自動再起動)の不具合が修正されました。