PSクラシックのゲームをUSBから起動 BleemSync by pathartl

GitHubで、pathartl氏がプレイステーション クラシックでUSBストレージからゲームを起動することができるユーティリティBleemSyncをリリースしていました。

一週間前の記事でプレイステーション クラシックでゲームの入れ替えができるgpghaxを紹介したときに、代わりにこちらを使った方がいいと書いたのがBleemSyncです。ちょっと忙しくて記事を書きかけたもののしばらく放置していたので今更感ありありですが、せっかくなので公開しておきます。

BleemSyncは「プレイステーション クラシックにゲームを相対的に安全な方法で追加することができる」というのが特徴ですが、オリジナルUIをモディファイしており2枚組等のマルチディスクをサポートしているのも特徴です。

インストール方法は以下です。

1) GitHubのreleasesから最新版をダウンロードする。
現在の最新バージョンはBleemSync 0.4.0です。Windows版だけでなくmacOSX版とLinux版(ターミナルで起動)も用意されています。

2) ダウンロードしたアーカイブをFAT32またはext4でフォーマットしたUSBストレージのルートにコピーする

3) USBストレージのドライブの名称はSONYにする

設定は以下のように行います。

手動設定方法
USBフラッシュドライブのルートにGamesというフォルダを作成し、その中に追加したいゲームごとにフォルダを作成します。フォルダ名は数字で必ず連番になるようにします。そのフォルダ内にはGame.iniとカバー画像、pcsx.cfg、ゲームのbinとcueデータの入ったGameDataフォルダを用意します。GamesフォルダのテンプレートはreleaseのZIPにありますので参考にして下さい。

フォルダ構造は以下のようになります。

Games/
1/
    GameData
        Game.ini
        pcsx.cfg
        SLUS-01066.bin
        SLUS-01066.cue
        SLUS-01066.png
2/
    ...
3/
    ...

必ずしも必須ではありませんが、ゲームのファイル名はディスクIDにしておくことを推奨します。

pcsx.cfgファイルは元々のシステムにある同じconfigファイルをそのまま使えます。

Game.iniファイルはメニューで正しく表示するためにはゲームごとに編集する必要があります。Discsの値はcueファイルの拡張子を除いた値にします。サンプルは以下です。

[Game]
Discs=SLUS-01066
Title=Tony Hawk's Pro Skater 2
Publisher=Activision
Players=2
Year=2000

マルチディスクゲームについては、ディスク2枚組なら2つ分、つまりディスクの枚数分だけbinファイルとcueファイルを用意して同じ番号のフォルダに入れ、configファイルを以下のようにします。

[Game]
Discs=SLUS-00665,SLUS-00667
Title=Command & Conquer - Red Alert
Publisher=Westwood Studios
Players=1
Year=1998

すべてのゲームの設定が完了したら、BleemSyncディレクトリにあるBleemSync.exeを実行します。実行することで新たに生成されたデータベースをやスクリプトを含むシステムフォルダを生成し、ゲームをマウントします。ここでUSBストレージをプレイステーション クラシックに差して電源を入れます。これで自分で追加したゲームがメニューに表示されます。

自動設定方法
BleemSyncはBleemSync 0.4.0から導入された機能で、BleemSync Centralというゲームのメタ情報やカバー画像などのデータベースから自動でデータをダウンロードできるようになりました。

USBフラッシュドライブのルートにGamesというフォルダを作成し、その中に追加したいゲームごとにフォルダを作成します。フォルダ名は数字で必ず連番になるようにします。

自動設定の場合のフォルダ構造は以下になります。

Games/
    1/
        GameData/
            Cool Boarders.bin
            Cool Boarders.cue
    2/
        GameData/
            Cool Boarders 2.bin
            Cool Boarders 2.cue
    3/
        ...

bin/cueのファイル名に関しては特段制約はありませんが、bin/cueの拡張子を除くファイル名は同一である必要があります。BleemSyncはディスクイメージに含まれるシリアル番号を参照してデータベースからメタデータをダウンロードします。
自動設定の場合、マルチディスクはサポートしていません。このへん(英語です)を参考にして1つのディスクイメージにまとめてやる必要があります。

また、Morphisor氏がBleemSyncをベースにしたPSClassicEditをリリースしています。BleemSyncと何が違うのか書かれていませんが、BleemSyncはリリース後かなり頻繁にアップデートをしていますが、PSClassicEditはBleemSyncの初期バージョンベースからアップデートされていないので今のところはBleemSyncの使用で良いと思います。

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