2018年02月一覧

GameGaz Daily 2018.2.12

●GitHubで、Al-Azif氏がPS4 4.05 exploitを自分の環境で用意するためのPS4 Exploit Host v0.3.20をリリースしていました。メニューからASCIIキャラクターを減らしたり無くしたりしたしたことなどが変更点です。

●GitHubで、theheroGAC氏がPS Vitaのファイル転送でFTPとUSBを同時に使用できるようにするユーティリティCross-Connection 1.4をリリースしていました。adhoc接続も可能になったことなどが変更点です。

●PSXHAXで、stooge氏が同一ローカルネットワーク上のPS4に4.05 exploitを使ってペイロードをインストールするためのAndroidアプリPs4_Serveをリリースしていました。ペイロードは以下が用意されています。
・ps4-dumper v1.6
・ps4-ftp-vtx v1.1
・ps4-hen-vtx v1.2
Ps4_Serve

●WiiDatabaseで、ニンテンドーWiiでHomebrew Channelを起動するTwilight Hackが10周年を迎えたと伝えていました。ニンテンドーWii向けTwilight Hackは”The Legend of Zelda: Twilight Princess(ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス)”のセーブデータで引き起こされるバッファーオーバーフローを利用したexploitで、今も続くHomebrew Launcherを起動させる方式が初めて生み出されました。


GameGaz Daily 2018.2.11

●Yifan Lu氏がHENkaku Ensōのブートローダーハックまでの経緯などを記事にして公開していました。HENkaku Ensōはリリース前にベータテスターを募集してテストを行ってきましたが、160人が応募してきたそうです。時間があれば別記事にしますが(多分無理)、HENkaku自体3.60までのファームウェアでしか動作しませんが、Yifan Lu氏曰く3.61から3.65はカーネルexploitがあればHENkaku対応できる可能性があるようです。HENkaku EnsōのソースコードはGitHubで公開されています。なお、Yifan Lu氏の記事自体2017年7月31日の日付になっていますが、記事を書いてから今日まで未公開状態にしていたようで、公開されたのは本日です。

●GitHubで、ONEluaチームがPS VitaのeCFW向けオリジナルメニューONEMenuをVitaのLiveareaの代わりとして利用できるようVitaへ移植したONEMenu for PSVita v2.04をリリースしていました。QRダウンローダーの追加やタッチスクリーンサポートなどが変更点です。


GameGaz Daily 2018.2.10

●NextGenUpdateで、BISOON氏がPS4のメモリ読み書き要求のコントロールを行うためのアプリケーションプログラミングインタフェースPS4API Server 1.0をリリースしていました。ソースコードはGitHubで公開されています。

●PSXHAXで、g991氏がPS4のプロセスメモリビューワーMemory View Toolと、4.05向けのカーネルパッチjkpatchをリリースしていました。jkpatchの結果をMemory View Toolで確認するという使い方をして欲しいそうです。
Memory View Tool

●Yifan Lu氏が、PS VItaにHDMI出力端子を設けるアダプターを製作するプロジェクトの成果報告を発表していました。ひっそりと取り組んでいたようですが、結果としてはうまくいかず、ngptvとしてGitHubでこれまでの成果が公表されています。

●PSXHAXで、Stooged氏がPS4のデータベースをUSBドライブにバックアップすることができるペイロードDbBackupをリリースしていました。

●PSX-Placeで、PS3オープンソースエミュレータRPCS3の開発進捗状況調査結果を公表していました。『悪魔城ドラキュラ ロード オブ シャドウ2』のRPCS3でのプレイ動画です。十分すぎるほどの再現度に見えますが、完全にプレイ可能なゲームは全体の1/4強です。

●GitHubで、ShinyMK(initPRAGMA)氏がワイヤレスでnew3DSの画面をPCへストリーミングしたりファイルを送信したりすることができるユーティリティkit-kat v1.6.6をリリースしていました。どのCFWにもメモリーパッチ機能はすでに搭載されているので、kit-katからはメモリーパッチボタンを削除したことなどが変更点です。

●GitHubで、Joel16氏がVitaのセーブデータやトロフィなどのデータをバックアップ/リストアすることができるユーティリティVitaBackup v1.10をリリースしていました。バックアッププロセスの再構築やバックアップ/リストアプロセス中はHOMEボタンと自動サスペンド機能が働かないようにしたことなどが変更点です。