Wii Uの発売は早ければ2012年5月より前、遅くとも2012年7月か

セガが2011年冬(海外では11月らしい)に発売を予定している『ソニック ジェネレーションズ 』について、セガのマーケティング担当副社長Alan Pritchard氏がWii U版も来年の春/夏に発売すると語ったことを伝えていました。発売が来年2012年とだけ発表されているWii Uですが、Alan Pritchard氏が思わず口を滑らせたのか、Wii Uは少なくとも2012年の夏には発売されていることになります。更にはより具体的に何月なのかというのが分かってしまう発言もしていたようです。

『ソニック ジェネレーションズ』は、公式サイトにPS3、Xbox 360、3DS向けに発売と記載されています。Wii Uを発売するとは書かれていません。

Alan Pritchard氏がWii U向けタイトルとして『ソニック ジェネレーションズ』を春/夏に発売と語った後に
“… To bring out Generations on a platform six or eight months after we release PS3, 360, and 3DS probably won’t be the best strategy,”
PS3とXbox 360向けにリリースして6〜8ヶ月後にそのプラットフォーム(Wii U)向けに発売するよ。3DS向けはたぶん戦略としてベストではないしね。
と語っています。

『ソニック ジェネレーションズ』が11月発売で、その6〜8ヶ月後となると当然Wii U向けの発売は2012年の5月〜7月(春/夏という表現とも合致)となります。となると、少なくともWii Uは2012年の5月には発売されていることになりますね。

もちろんWii U発売時のタイトルラインナップに『ソニック ジェネレーションズ』が入っていない(Wii U発売後しばらくしてから発売など)可能性もありますのでWii Uの発売日が2012年5月よりももっと早いということも考えられます。一番問題なのはPS3とXbox 360向けにリリースしてから6〜8ヶ月後という発言に含まれている3ヶ月の変動幅が何なのかという部分です。

この3ヶ月の変動幅が存在する可能性は以下の3つです。

    1. Wii Uの仕様が固まっていないことに起因する開発予備期間
    2. 任天堂自体がWii U発売日に幅を持たせている
    3. 既に本体発売済で、ある程度販売数が見込めるPS3、Xbox 360、3DS版へ開発リソース振り分けを優先したため、それらの完成見込みができるまでWii U向けリソースが計算できない

営業的戦略の他にチップセットの納期などあらゆる事項が影響を与えて決定される任天堂の新型ゲーム機ですが、Wii U向け『ソニック ジェネレーションズ』の発売がセガの幹部から出てきている以上、どんなに遅くともWiiの後継機Wii Uは2012年7月には発売されている可能性は高いでしょう。

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