セガが2011年冬(海外では11月らしい)に発売を予定している『ソニック ジェネレーションズ 』について、セガのマーケティング担当副社長Alan Pritchard氏がWii U版も来年の春/夏に発売すると語ったことを伝えていました。発売が来年2012年とだけ発表されているWii Uですが、Alan Pritchard氏が思わず口を滑らせたのか、Wii Uは少なくとも2012年の夏には発売されていることになります。更にはより具体的に何月なのかというのが分かってしまう発言もしていたようです。
「Wii U」一覧
ゲーム最新情報 2011年6月13日のニュース
●PSGrooveで、昨日REBUG teamのCyberskunk氏が近くアップデートすると予告をしていたREBUG(ニュース最新情報 2011年6月12日のニュース参照)について最新公式ファームウェアに偽装するための3.65 Spoofer 2.0とRebugをアップデートするためのパッケージファイルRebug Update Package 0.1をリリースしたことを伝えていました。アップデートはREBUG 3.55.1が対象で、Rebug 3.41.2は後日対応するそうです。
●PS3haxで、samson氏がPS3にWindows 3.1をインストールするWinDos3.1 Beta 2をリリースしたことを伝えていました。各種改良の他にPS3の3.41に対応したことと、起動音とシャットダウン音やシャットダウン画面をオフにしたことが変更点です。
●Joystiqで、任天堂のプロデューサー紺野秀樹氏がニンテンドー3DSのタッチパネルが7年前のDSにも採用されていた抵抗式の古い技術を採用した理由についてDSのゲームをプレイできるという互換性を重視したためだと語ったことを伝えていました。
●INTERNATIONAL BUSINESS TIMESで、マイクロソフトがCPU,やGPU、メモリー、 I/Oロジックをプロセッサーに統合した45nmプロセスのデスクトップクラス向けとなるSoC(System-on-a-chip:システムの動作に必要な機能のすべてを一つの半導体チップに実装する方式)プロセッサーをXbox 360向けとして発表したことを伝えていました。次世代プロセッサーとなるAMDのFusionやIntelのSandy Bridgeのコンペティターとなり、構成品が少ないことによる省電力や製造コストの安さが特徴だそうです。CPUとGPUが別になっていてバンド幅も狭い古いシステムであるかのように動作することも可能なため、マイクロソフトはXbox 360システムとしての適合性に問題はないとしています。より小型で省電力なXbox 360がそのうち登場するかもしれません。
●GamesIndustryで、ニンテンドーオブアメリカ社長Reggie Fils-Aime氏がWii Uの発売後も併売することにしているWiiについて今年の夏から年末商戦までビジネスの柱としての役割をきちんと果たし、Wii U発売後も順調に売れ続けるだろうと考えていると語ったことを伝えていました。Wii発売直後に購入したユーザー層と現在Wiiを高遠敷しているユーザー層は全く異なり、現在ではあらゆるジャンルのタイトルが揃っているからまだ売れると考えているようです。更には3DS発売後もDSiが実際に売れ続けたことを例に挙げ、Wii Uの発売が併売するWiiの販売に悪影響を与えることはないとの自信を示しています。
●CVGで、ニンテンドーオブアメリカ社長Reggie Fils-Aime氏がWii Uについて形状の話に限って言えばほぼ最終形に近いとしてWii UのデザインはE3で公開したデザインのまま発売する可能性を示唆したことを伝えていました。タブレット端末が一般的になる前から開発を始めており、他社競合機の影響は受けていないし、大きさも小さいとした上で、本体と通信することで動作することからタブレットとは違うと主張しています。ライバルゲーム機と言えば普通はPS3やXbox 360のことになるはずですが、残念ながら競合他社のゲーム機にタブレットは存在していないので、任天堂がライバルと目しているのはWii Uより大きなタブレット機であるAppleのiPad(2)ということになります。
ゲーム最新情報 2011年6月10日のニュース
●Eurogamerで、SCEの代表取締役社長兼グループCEOの平井一夫氏がPSNから個人情報が流出した問題についてデータベースにアクセスされたことは把握できるが、どの部分のデータなのかについては把握することは不可能だと語っていたことを伝えていました。そのためクレジットカード情報が盗まれたのかどうかは分からなかったため、ユーザーの安全を最優先するため可能性があるとして公表せざるを得なかったようです。その理由として、データベースに侵入した形跡を全く残さなかった巧妙な手口を挙げ、把握するには相当時間がかかるか、あるいは全く分からない可能性があるからだとしています。情報を管理する側の体制としてかなり甘いです。
●JailbreakSceneで、andoma氏がPS3をホームシアターにすることができるユーティリティShowtime 2.99-401をリリースしたことを伝えていました。各種バグ修正が行われたようです。
●PS3Crunchで、Jordandyckes氏がPSNからコンテンツをプロキシを利用して高速にダウンロードすることができるユーティリティーPSN Download Manager v3.90をリリースしたことを伝えていました。プレミアムメンバー向けの問題を修正したことなどが変更点です。
●PSPCustomFirmwareで、DJGodman 氏がPSPのファームウェアやMACアドレスを偽装することができるプラグインPSP Ver/Mac Syspoofer 1.0 Beta 2をリリースしたことを伝えていました。CFW 5.00以上(6.39まで)での動作を確認しているそうです。
●GBAtempで、Yellow Wood Goblin氏がニンテンドーDS用Flashcart R4とクローンのR4iDSN、Acekard R.P.GのオープンソースファームウェアWood Firmwares v1.31(Wood R4 v1.31/Wood R4iDSN v1.31/Wood R.P.G. v1.31)をリリースしたことを伝えていました。start->tools->updateでWi-Fiアップデート機能追加、ユーザーインターフェースの最適化などが変更点です。
●Developで、スペイン警察がソニーのPSNを攻撃した疑いのあるAnonymousの関係者の男性3名を逮捕したことを伝えていました。ただし、スペイン警察は逮捕されたメンバー3名がPSNを攻撃した主要メンバーかどうかについては明らかにしていないそうです。
●PS3Centerで、イギリスリバプールのソニーがPlaytationフォーマットのファームウェアアップデートでの互換性をチェックするテスターの人材を募集していることを伝えていました。新ファームウェアのテストと現在開発中のデバイスのテストという内容から、PS3とPlayStation Vitaの連携に関するチェックのためのスタッフを増員することで開発を急ぎたいようです。
●PS3Crunchで、ある人物がPS3のカスタムファームウェアREBUG v3.55.1にアドバンスモードを追加するパッチPS3 Advanced Mode Patchをリリースしたことを伝えていました。PS3 Advanced Mode Patchでアドバンスモードが利用可能なCFWのPUPファイルを生成するようです。アドバンスモードはMathieulh氏が存在を公表したQAフラグによる隠しオプション(ゲーム最新情報 2011年5月14日のニュース参照)に似ているそうです。
●PS3NEWSで、Slynk氏がPS3開発者向けのIDA(逆アセンブラ)のチュートリアルとNPDRMについての情報を公開したことを伝えていました。PS3 QA Flagについての開発をしている中で分かってきたことがあったようです。
●PS3Crunchで、ある匿名開発者がPS3のCFWを作るユーティリティPS3MFW Builder向けでPS3のCFWファームウェアバージョンを偽装するためのユーティリティEasy Spoof TCL Modをリリースしたことを伝えていました。v6.60やv9.90に偽装(そのかわり二度とアップデートできなくなるので注意)や、使用用途が謎ですが古いファームウェアへの偽装も可能なようです。バージョン偽装によりPSNへ接続できるようなものではなく、単にアップデート要求されないようにするための機能だそうです。
●ロイターで、Wii U発表後任天堂の株価が下落した(ゲーム最新情報 2011年6月9日のニュース参照)ことについて、任天堂の岩田聡社長が「驚いている」と語り、自身が感じた手応えと正反対の反響が市場から帰ってきた理由が理解できないとしていたことを伝えていました。実際にE3の会場で岩田社長が直接話を聞いたりして得た感触ではそんなムードではなかったとしており、E3会場でプレゼンテーションを聞いて実際に触ってみた人には分かるが、そうでない人にはタブレット端末が付いたゲーム機だという間違った印象を持たれてしまうためだと考えているようです。3DSの時も同じようなことを言っていましたよね。そこをクリアしないと任天堂は全滅ですよ。大きなタブレット端末付いたゲーム機だと思ってる顧客予備軍が相手ですから。一方、Evening Standardでは岩田社長がE3ではコントローラーを強調し過ぎたために誤った認識を持たれてしまったようだとした上で、今後きちんとWii Uがどのように動作するのかについて説明する機会を設けないといけないと語ったことを伝えていました。
●Developで、Wii Uのコントローラーに搭載されているタッチパネルスクリーンの解像度はワイドVGA 854×480ピクセルのなんちゃってHDであると伝えていました。まあ、6.2インチですからねぇ。
●Spongで、任天堂の宮本茂氏がWii Uのコントローラーについて1台のWii Uに繋がるコントローラーは1台だけだと語ったことを伝えていました。複数コントローラーを使えるようにするくらいなら3DSを繋げられるようにした方が便利ということになってしまうと説明しています。ただし、友人宅へWii Uコントローラーを持っていってプレイしたいかなどの調査はしているとしており、調査の結果次第では複数のWii Uコントローラー接続に対応という話もあり得ない訳ではないようです。また、Wii Uコントローラーの仕組みとしてすべて本体から情報を送信するため、スクリーンがついているが故に単独で動作しそうに感じますが、実際にはプロセッサーはリモコン側には存在しないそうです。